アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WISCONSIN DEATH TRIP

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「インターネットを利用すれば家で買い物もできるし、携帯電話で相手もすぐにつかまる。本当に便利になりました。でもその半面で、欠けてきたものがあるとしたら、愛だと思います。だって昔は彼女と連絡をとるのにも、親父に電話を切られたり、つかまらなかったりで大変だった。それが今は一発ですから、何の苦労も無いし答えも早い。でもそこには他の人との関わりや様々なプロセスがありません。毎日のようにイヤな事件が起きるのも、人との接触や経験によって生まれる愛が欠けているからじゃないかな。だから一番大切なのは、愛です」

By 藤井フミヤ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 つくづく、日本は平和だと思うのである。テレビをつけるとニュース番組がやっていて、ソコには嬉々として何かを作っているアラブ人青年が一人。某テロ組織HPに掲載された自爆テロ志願者募集PRだそうであり、ナード特有の独善と偏見と自己満足に満ちた表情で自爆用の爆弾を組んでいる映像である。見ているだけでゾッとする映像である。この青年はこの下らない自己陶酔から来る行為で敵(この場合おそらく米軍)以外にも悲しむ人が数え切れないほど出て来る事や、自分に"殉教"を勧めた組織のトップを含め幹部連中は自爆はおろか死ぬまで戦ったヤツが全くと言って良いほどいない事が想像することが・・・・・出来ないから自爆するのであるな(-_-;)コレだったら政党作って、ギャグのネタにされながらも街頭演説やビラ配りを続け、名札に「党本部」と書いてある安アパートの一室で自分トコの政党HPのアクセス数見ながら「アクセス数伸びない、応援メールも来ない、オイラもうだめぽ…orz」ってやる方が遥かにカッコ良いと思うのはワタクシだけであろうか。


 んで、その寒気を覚えるようなニュースの後に、その数倍の時間を掛けて某演歌歌手と某作詞家の某母親追悼曲を巡る騒動の特集を延々と放送していたりする。こーゆーのを嬉々として見ているマスコミ関係者以外の人達に「で、この騒動の結果が今後の貴方の人生にどう影響するんですか?」と是非とも聞いてみたいモンである。病院行ったら行ったで「あの弁護士が東京都知事選に出るんだってさ。あの人テレビとかで知名度あるから石原さんヤバいよね〜。宮崎の時だって・・・」・・・政治は「知名度とテレビの露出度」じゃなくて「政策の内容と決断力」で見るのがフツーだとワタクシは思うのであるが、ナードには何を言ってもエネルギーと時間のムダな消費にしかならないので、それらをムダにしたくないワタクシは黙っておくことにしよう。とにかく日本は平和である。


 その平和な日本の中で偉そうに政治・経済・社会を憂いつつも「地球温暖化ほっとけ、エネルギー危機知ったことか、プリウス(゚⊿゚)イラネ」と言わんばかりにハイオクガソリンをガブ飲みするスポーツカーでクルマ道楽に現をぬかす不良オタク医師が1人(笑)もう2日前の出来事なのに、未だに脳内反省会を続けていたりする(爆)何せ今まで課題だった部分が前回の走行会で解消されてきたと思ったら、また新しい課題が生まれてきたから困っているのである。以前授かった"師匠"の教えのお陰で、タイヤの偏磨耗問題やコーナリングに際しての諸問題に一応目処がついたかと思ったら、今度はソコ由来の課題が生まれてきたからである。こりゃ悩まないワケはない(核爆)


 まず偏磨耗についてだが、以前の様な前輪と前輪ショルダーの異様な磨耗はほぼ解決できたのである。やはりアライメント云々以前に、確実な荷重移動と丁寧なステアリング操作を心掛ければほぼ解決できた。走行後に4輪全てをチェックしてみたのだが、4輪ともほぼ均等に磨耗している。ショルダーの減りを一番気にしていたのだが、幸い前回は走行会。同じタイヤ履いた同じ系統の車種(インプ以外にランエボ、GT−Rなど)と比較するという手もあるし、何よりも馴染みのショップ主催だから、馴染みの店員さんに直接話を聞けるのである。まだタイヤも新品に近い状態で、これから何回か走り込んでいく内に徐々に見えてくる事もあるだろうが、コレばかりは走り込んでみないと何とも言えないのである。


 次にブレーキパッド。以前のパッドが寿命を迎えたので、今回新たに色々と評判が良いエンドレスのCC−Rgを入れてみたのである。何でコレにしたのかと言うと、ワタクシは街乗りメイン時々サーキットなので、今までは「高温でも使えるスポーツ用パッド」にしていたのである。確かに街乗りでは鳴きもダストも少なくて使いやすかったのだが、やっぱりサーキットで時速150km超からのブレーキングだと多少心細い感じがする。そこで同じコースで今度は「低温でも効くレース用パッド」にしてみたのである。街乗りが多少(てゆーか相当。真夜中に住宅地を走るのはNGかと思われる/笑)五月蝿いのがアレであるが、何はともかく実験である。


 コレが結構良い感じで、宣伝の謳い文句通りガッツリ効く上にコントロールしやすい。フルブレーキから荷重をコントロールしてクリップまでの過程のブレーキコントロールがこれまた面白いのである。フルブレーキで思いっきりノーズダイブした状態から、ブレーキの離し加減に対し、グラフで直線を描いたようにほぼ比例してノーズが起き上がる。五月蝿いのがアレであるが、この使い心地は何とも良い。かなりハードにブレーキ踏んでいたのであるがフェード現象もベーパーロックも今の所感じられず、走り初めから走り終わりまでシッカリ効いてくれる。あとはパッドの寿命やローター攻撃性などが今後の課題であるが、コレもまた走り込んでみないと何とも言えないのである。


 んで、バリバリの理系人間な上に医師などという生業をやっているせいか、どーも何事についてもデータをキッチリ取っていないと気が済まないのである。ワタクシの知る限り「感覚」だとか「経験」だとかを前面に押し出すドクターは大概ヤブだったりする。勿論、患者とのライヴな遣り取りが一番重要な情報なのであるが、優秀なドクターほど数値化したデータを多様的且つ経時的に観察していて、ソレにて「感覚」や「経験」では分かりにくい部分の情報をカバーしていたりする。そーゆー面でもDefi-Link VSD Xはリアルタイムなデータを取れそうな上萌える(コレ、非常に重要。ワタクシにとって、全ては"萌え"てナンボ/笑)からひじょーに興味深いのである。で、何時の間にかデフもクラッチもローターもどーでも良くなってきていて、メーターの発売日を今か今かと待ち焦がれていたりする(爆)


 んで、テレビを再びつけてみる。レストボックスでホームレスしているワーキングプアな方々についてのニュースであるが・・・


・30歳で住宅販売会社に正社員として勤め始め「居心地が悪くなった」と35歳で退職。
・離婚を機に、蓄えを持たずに単身上京した
・午前8時から午後5時で、日給は7700円、レストボックス利用料が1780円
・食費が約2000円、銭湯が430円、交通費やたばこ、缶ジュースに数百円
・だが、わずかな蓄えも先月はパチンコに費やした。
・彼らの存在が問題を投げかけている


・・・「コレが問題を投げかけるんだから、やっぱ日本は平和だな〜〜〜(´ー`)」としみじみ思う今日この頃であった。