ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「雲の上ではなく、自分の頭の中にピッチングの理想像があります。それに少しでも近づきたい」
By 桑田真澄
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
故障したVICSをディーラーに持ち込んで、交換作業待ちの間、備え付けのTVを見る。若手の書道家の対談番組で、初めて聞く名前だけど、忘れてしまったのでググりようがない(笑)その書道家のトークがコレまた面白かったのである。記憶が曖昧だったのであるが、確かアナウンサーとこんな遣り取りだったと思う:
ア「それで、美しい字を書くにはどうすればいいのでしょうか?」
書「その前に"美しい"についてから説明を始めましょうか。貴方には男性の"好みのタイプ"がありますよね」
ア「ええ、はい」
書「そして、その好みはお友達とも違うし、各人違いますよね」
ア「はい、確かに」
書「それと一緒で"美しい"は人それぞれだから、自分達が出来る事は"自分のベストを出す"事だけです」
何ちゅーか、一瞬"師匠"の「いいかロン、クルマは靴みたいなものだ」という教えを思い出してしまったのである。で、更に話は続いて、一緒に居た解説者を含めて「では、一筆書いてみましょう」って感じで、言葉だけじゃなく具体的に来るワケである。
書「出来ましたか?」
ア「出来ました」
解「出来ました」
書「お互い見比べてみて、どんな感じですか?」
ア「そうですねぇ、解説者さんのそれと比べると、何となく線の力強さが足りないって感じですね」
解「私は反対に、自分の字はちょっと荒過ぎたかなと思います」
書「こうして同じような他人の作品を見ていると、具体的に自分に足りない部分が見えてきますよね」
ア「あ、確かにそうですね」
書「こうやって色んな作品を見て、学ぶべき所は学んで絶えず自らのレベルアップしていくのですよ」
こりゃ面白いのである。何ちゅーか「芸術」っちゅー非凡なテーマを難しい単語を一切使わずに、簡潔かつ具体的に手本を示している。更には「自分のベストを尽くす」とか言うと、素人が陥りがちな「周りをシャットアウトして独り善がりになる」という傾向を見抜いていて、ソレに対する自己を客観的に見る方法の具体案まで示している。最後には「自分が持っている一番良い物を出すといっても、それを受け取るのは他人なんですよね。僕達も他人から関心を受けると嬉しいでしょ。だから、作品を描く時には"他人のために心を込めて"っていう気持ちが大事なんですよ。その他人に対する気持ちが、作品を見た他人を感動させるんですよ」と番組の終わり近くに一言。
何ちゅーか、もうこの段階で目からウロコが推定49枚落ちた気分である(笑)んでもって、最後にファックス経由で小学生から「字が上手くなるためには習字の教室に通った方が良いのでしょうか」という質問に対しても「もし"行きたい"という気持ちがあるんだったら、行ってみれば良いんじゃないですか。それで上手く行ったらOKって事で。とりあえず、思いついたら何でも経験してみる事ですよ」である。本来の目的とはずれてしまったが、久々に良いモン見せてもらったのである(^-^)こりゃ、受信料は拒否できないな、ウン(爆)つーか、こーゆー肝心なトコで民放がアテにならないから、こっちの方が相対的に良く見えるだけかも知れんのだが(核爆)ワタクシが思うに、マジでCNNとかディスカバリーチャンネルとか辺りがどっかの民放丸ごと買収して、日本版のソレの放送キボンヌである・・・マジで見るかどうかは別として(原爆)
そうそう、ワタクシん家におけるテレビの立場は日々下がっていくばかりである(笑)ちょっと前までは「テレビが面白くないのである。精々ニュースかスポーツを見る程度で、あとはゲームのモニターとしてしか使わないのである」と言ったが、今じゃニュースも見ないし、F1終わったからスポーツも見ないし、WRCはテレビじゃやっていない→遂にゲーム用のモニターと化してしまったワケである(爆)そーでなくても、余計なコメントとか演出とかCMとかが無い分ネットで見た方が断然早い。ネット速報で試合結果を知っちゃった後じゃ、いくら上手く演出しても感動も興奮もへったくれも無いっちゅう話である。ワタクシは常々思うのであるが、どっかの民放局で「ウチはスポーツ生中継中心でやります」ってトコは無いのであろうか。何ちゅーか、そっちの方が余計な添加物が無い→より自然に近い形だから、もっと視聴率が稼げると思うのであるが(^_^;)
で、何をやっているかといったら、相変わらず脱出ゲームにハマりっぱなしである(笑)だって、面白いモンは面白いんだからしゃーないのである(爆)ググってみたら、出るは出るはゲームの数々、一応こっちに【脱出ゲーム大百科】なるまとめサイトがあって、ココだけでもう丼3杯どころか非常食半年分レベルである(核爆)にしても「絶えず客観的観点に立ち自己批判及び自己改善を続け、他人のために自らのベストを尽くして作り上げるのが芸術」って言葉をこのサイトを見ても思い出しちゃうのである。何ちゅーか「このゲーム作った人達、野心のため(絶対そうじゃないとは断言出来ないが^_^;)じゃなくて、純粋に他人を楽しませたくて無料でゲーム作ってるんだなぁ」って思わず考えてしまう今日この頃であった。