THE COLOUR AND THE SHAPE

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「荒々しき言葉語らず、道理と真実の言葉を語り、言葉により何人をも怒らしめない者。我は係る人を聖者と呼ぶ」

Ｂｙ　仏陀

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

　何ちゅーかε-(￣ヘ￣)何時の間にかワタクシの周りには、ワタクシを含め「見える」人が多いようである。あ、因みに「見える」と言っても「ヒュ〜ドロドロ〜〜」っていうアレとは関係無いのでご安心あれ（笑）学校出て、社会に入る。そーすると、今までは同じような各論的にはバラバラでも総論的には同じような連中の中でしか生きていなかったのが、今度は総論から違う連中とも遣り取りせにゃいかんワケである。まぁ、余りにも当たり前過ぎて今更言うのもアレなのであるが、１００馬力／Ｌ級の脳ミソのスペックがあって、尚且つ「自分」っていうシロモノを持っていると、遅かれ早かれ「見えなければ良かったモン」ってヤツが見えてしまうのである(ー ー;)んで、一度「見えた」が最後、Ｊ・Ｐ・サルトルの「嘔吐」宜しくシャレにならないぐらいの不快感を味わってしまうのである。

　んで、最初は「人間だから話せば分かる」と思って話をするのであるが、コレが実は落とし穴だったりするのである・・・

自信満々で「コレが見えないんですか！」と力説する
↓
自分は見えている＝イメージできるから「具体的に説明すれば、相手もイメージできるはず」と思い込む
↓
ところが、話し相手は見えていない＝イメージできない
↓
人間、見た事無いモンをイメージするのは至難の業
↓
返事は当然「言っている意味が分からない」「何へンな事言ってるの？」でお終い
↓
世知辛い事に、世の中「見えない」方が大多数で「見える」方はマイノリティー
↓
民主主義の法則でアウト、力説した本人涙目
↓
その後、色んな意味で( ﾟДﾟ)マズー

・・・というワケである┐( -"-)┌何でワタクシが「世の中"見えない"ヤツが大多数」と言い切れるかといえば、ココで説明するよりかはＮＨＫの国会中継見るなり新聞の政治面を読んだ方が早いと思う。ソクラテスとかプラトンとかアリストテレスとかは、こーなる事を２３００年前から予測していたからこそ、その名前が２３００年経っても忘れ去られないのではとワタクシは思うのである。

　まぁ、クルマ好きの某テレビプロデューサー曰く「ソレが"見える"という事は実は終わりじゃなく始まりで、問題は"見えた"あとどうするか」だそうであるからして、まぁワタクシもやれるだけの事はやってみるつもりである。とりあえず今分かっている事は「相手を怒らせない」と「相手の面子を潰さない」という事である。特に儒教圏において後者は非常に重要で、コレやっちゃうと相手の感情のヒューズは確実にすっ飛ぶ。そーなると、もう話し合いもへったくれも無くなる。もう何回かすっ飛ばして痛い目見ているワタクシが言うのだから間違いない（笑）ライヴでの会話にせよ、ブログのカキコにせよ、ネガティヴな表現をして良い事は無いに等しいとワタクシは思うのである。

　そろそろ、重苦しい話はヽ(･_･ヽ)･･･(ﾉ-"-)ﾉ ポイッ⌒【重苦しい話】・・・とスッキリさせといて（笑）ワタクシが常々疑問に思っていたのが「クルマ会社がＦ１参戦して何のメリットがあるの(￣、￣？)フェラーリとかメルセデスとかＢＭＷとかなら分からんでもないけど、ルノーとかトヨタとかはどっちかと言うとスポーツのイメージ薄くね？」と思ったら、意外なトコに答えがあったりする：

BAMBOO BLADE 4 (ヤングガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE 5 (ヤングガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE 6 (ヤングガンガンコミックス)

・・・あ、こっちは言うまでも無くＦ１とは関係無いですよぉ〜、ハイ（笑）ただ・・・

「萌え」の前後に理由は要らない

・・・モンでして、ハイ（爆）

　正しくはこっち：

F1テクノロジーの最前線 自動車技術の最先端を行くF1マシンの秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)

F1の秘密―マシンの超技術から、レースの裏側まで (PHP文庫)

コレ読んで、数十年前のＦ１に用いられていた技術と、現在の一般乗用車に使われている技術を見比べると、コレがビックリするぐらい共通点が多いのである。現在こそ１個ン百万円→ごく一部の超高級車を除けば転用不可と思われている最先端テクノロジーも、時が流れて生産技術が追いつけば、何時の間にか１個ン万円で手に入る値段まで下がっている→一般車にも転用可能になっているというワケである。よーするに、宣伝効果も勿論重要であるが、参戦メーカーはある意味「未来」に投資しているワケである。

　確かにそー考えてみると、実は色んなモノがそーいった最先端のトコから民間に流用されているモンも結構多いのに気付く：

1. コンピューター：元々は核兵器製造におけるデータ計算のための機械
2. インターネット：コレまた元々は米軍が世界中の部隊とデータの遣り取りをするために作った
3. ＧＰＳ：本来は兵士や兵器の位置を探すための技術
4. ジャンボジェット：軍用輸送機選定に負けたボーイング社が、本来戦車とかを積む場所に客席入れたモノ
5. ゴアテックス：ＮＢＣ（核、科学、生物）兵器に対して安定している→外科手術で体内に埋め込んでも害が出にくい

って、ミリタリー関係ばっかりなのがアレであるが（笑）実は身の回りのモノっていうのは、意外とこーした最先端技術の"お下がり"みたいな感じで転用され、んでもって上記にもあるように非常に有用なモンが少なくない。よく色んな分野でも「早過ぎる」「時代を追い越してしまっている」とか言われる事でも、時代が追いつけば何とかなるんじゃないかな〜〜って思ってしまう今日この頃であった。