アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NO STRANGER TO DANGER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「次回作」

By チャーリー・チャップリン 〜 「今までの作品の中で最高傑作は?」と聞かれて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 未だに昨年29日のツインリンクもてぎでの走りを思い起こす事10日間(笑)2008年度の走りのテーマとして「如何に速く走るか」ではなく「如何にムダを無くすか」を追求していたのであるが、いかんぜんムダが多過ぎるのである(-_-;)分かりやすく言うと、ゴミ屋敷に住んでいて「コレからは"如何に高級なインテリアで演出するか"じゃなくて"高級じゃなくても良いから、とりあえず整理整頓して清潔に"を主題にしよう!」って意気込むようなモンである(爆)んで、今日仕事に行く時クルマに乗っていてふと感じたことが「ん"〜σ( ̄、 ̄=)何か喉まで出てるんだけど、思い出せないんだよねぇ」っていうのがピンと来たワケである。何てこたぁない、シフトチェンジが「遅い」のである(核爆)


 ココで大事なのが以前話した「エリック・クラプトン宜しく"スローハンド"だから相対的に遅く見える」ではなく「絶対的に遅くて、高回転時で繋ぐ時に回転数をロスしている」という事である(笑)貼り付けるまでも無いと思うが、一応シフトチェンジの方法は:

  1. α速でアクセル全開
  2. パワーバンド上限±でアクセルを全閉
  3. クラッチを切る
  4. シフトをα速からα+1速へ
  5. アクセルを再び入れ、丁度良い回転数でクラッチを繋ぐ

思いっきり当たり前過ぎてアレであるが(^_^;)ココで普段上まで回さないクセがついているため(ガソリン節約&街中じゃ上まで回すと五月蝿いから)低回転時のタイミングで繋ぐクセがついてしまったというオチである。高回転になればなるほどストールも速くて、合わせる回転数も当然違うのは、もう常考以外の何でもないのであるが、やっぱ"スポーツ"の文字が付いている→何をどーやっても、普段の練習以上のモンは出せないのであるから、こりゃ高回転で繋ぐ練習をした方が良さそうである(;^_^A)


 んで、課題であった「連続ヒール&トゥ」は思ったより難しくない事が判明。落ち着いて爪先の中心部でシッカリとブレーキングして、最初は【VSD−X】を使って目視でも良いから、タイミング良くシフトダウンしてアクセル煽れば良いだけの話である。もっとも、問題は「絶対的なシフトダウンが遅い→脳ミソで分かっていても身体が動かない→結局タイミングが合わない」ことであるが(笑)コレじゃワタクシがジジイになった時に「若い頃、周りをブイブイ言わせた神速のマシンガンシフト」を自慢出来ないワケである(爆)蛇足であるが、マシンガンシフトのやり方:

  1. α速でパワーバンド上限±までアクセル全開。この時シフトを既にα+1速の方に押している
  2. アクセルをちょっとだけ抜く。すると、クラッチを切っていないのにシフトがニュートラルに移行する
  3. 次の瞬間、クラッチを蹴る感覚で一瞬だけ切る。シフトはニュートラルからα+1速へ
  4. α+1速でアクセル全開

・・・試すのはよした方が懸命だな、ウン(笑)ただでさえ絶対的に遅いのに、スケベ心出してコレやったら確実にシンクロどころかミッション逝く(-_-;)やっぱ騒音が問題にならない場所で、地道にフツーの高回転域でのシフトチェンジをスムーズに出来るようにした方が無難&正道そうである、ウン(爆)


 で、最近流行の【VWのDSG】とか【BMWのSMG】とか、国産車で言えば【ツインクラッチSST】とか【GR6型デュアルクラッチトランスミッション】といったシロモノは、よーするに「自動的にマシンガンシフトをやってくれる機構」って解釈も出来るワケである。マシンガンシフトも並列2重クラッチも、要は「シフトチェンジにおける一番のキモである"アクセルOFF→チェンジ→回転数を合わせて繋ぐ"の一連の動作を可能な限り短時間で済ませる」って点では一緒だからである。たった0.1秒のアドバンテージでも、10回変速したら1秒。モータースポーツやっているロンマニアの方ならば、1秒がどれだけ大きいかは説明するだけ無粋かと思われる。やはりこの機能が「素晴らしい」と「つまらない」の両極端に分かれてしまう所以なのであろうとワタクシは思うのである。


 因みに言うまでも無いがワタクシは「肯定派」だったりする(笑)だって、ワタクシもスポーツ始めるには年取り過ぎている(くどいようだが、花も恥らう33歳/爆)上に、自慢じゃないがガキの頃から机に齧りつく時間が長かったせいか、ある意味"超"を付けても良いほどの運動オンチだし、何よりソレ以上に30歳までペーパードライバーだったんだも〜〜〜ん(核爆)無論「練習」と「経験」が一番のキモなのは分かっちゃいるのであるが、量を求めるには時間があまりにも少なく、質を求めるにはサイフがあまりにも薄かったりする(原爆)何ちゅーか、18歳で未成年をタップリ2年残しておいて(水爆)その時に「頭文字ナントカ」や「なんちゃらMIDNIGHT」宜しくガキ全開でバカやっていれば、多分同じ年齢でも違った結果になっていたかも知れないが(中性子爆)そうは問屋が卸さないのが人生ってシロモノである。問題は「肉体的ピークをとっくに過ぎた上でどう対処するか」であるが、コレについてだけは昨年同様「何にも考えていない」としか答えられない今日この頃であった。