アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GOTHIC

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分が生きた事で、たった1人でも人生が楽になった人がいること。成功したというのは、こういう事である」

By ラルフ・ワルド・エマーソン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 この人達の情熱が凄まじいのは昔から知っていたのであるが、まさかココまでとは予想もつかんかったのである(^_^;)ワタクシもエアガンのカスタム等でよく利用させて頂いているエアガン射撃のHPの話である。既存のモノを徹底的にデータ収集して、如何にカスタマイズするかなんてまだ序の口。必要とあらば旋盤等を用いて「無ければ自分達で作る」といったオリジナリティーと気概を持った方々なのであるが、流石に【流用どころか自分達で1から全て作って特許出願する】までに至るとは想像すらも付かんかったのである。メンバーの方々にお会いする機会があったら、是非とも爪のアカ煎じて飲ませて頂きたいぐらいである(笑)ンでもって「コレが果たして現在主流の6mmBB弾に変わり全国的に普及するのか?」と問われたら、ワタクシ的には「う〜ん( ̄ω ̄;)やっぱ厳しいかなぁ」である。


 長年(って言っても4年程度だけど^_^;)サバゲーやってきて「何で日本じゃサバゲーは中々受け入れられないんだろうか?」と考えた時に、ふと思いついた答えの1つが「日本文化そのものに"銃"が浸透していないから」だと思うのである。アメリカにおける「銃」と「スポーツシューティング」を、日本における「剣」と「剣道」に置き換えれば分かり易いと思うが、どちらも法務執行機関関係者を除いて一般人がソレを日常で使う機会など殆ど無いが、ある意味「人殺しの道具」以上の価値が込められているワケである。んで、日本においては1549年からあるにも関わらず、語呂とは対照的に文化としては良く伝わっていないため(笑)元は同じ"殺人術"から始まったにも関わらず、剣道は「戦いの中で己を磨き高めるための精神修行の一環」と認知されているのに対して、サバゲーは「一部マニアのごっこ遊び」で片付けられてお終いなワケだと思うのである(爆)


 とは言ったものの、ワタクシが思うトコとしては、サバゲーを「一部マニアのごっこ遊び」で片付けているのは外部ではなく、むしろ内部の方なのではと思うのである。剣道に限らず格闘技経験のあるロンマニアの方なら分かると思うが、やり始めは言うまでも無くフルボッコにされて「チクショ〜ヾ(`Д´)ノ彡☆覚えていろよ〜〜」という悔しさから「どうすればアイツみたいに強くなれるか」とか「自分の長所と短所は何処にあって、ソレを上手く活かすにはどうすれば良いか」といった「己を高める楽しさ」をサバゲーに求める人は、格闘技のソレと違って世知辛いことに圧倒的少数なのである(-_-;)よ〜するに、社会的な地位云々以前に、サバゲーマー自身がサバゲーごっこ遊び→自慰行為的な楽しさとしての認識しか無いワケである。


 そーすると自ずと「とにかく可能な限り長くフィールドにいて、可能な限り多くの敵を倒して、可能な限り多くの弾を撃ちたい」と考えるに決まっている。だからボックスマガジン&ハイサイクルカスタムを施してブ厚い弾幕を張れば容易に敵を倒せる上に、1回のゲームでン千発もの弾を撃てる。ンでもって「自分は楽しみに来たのだから、やられっぱなしなんて損だし嫌」だから「バレなきゃゾンビもOK。どうせ相手も同じ事考えているし」になってしまうワケである。主催者さん達も「こんな楽しいゲームを廃れさせたくない」という気持ちで、必死に努力をしている人が大勢いるのも知っているし、ワタクシも同感である。が、雑草のソレ宜しく「自慰行為的快楽の追及」という根っこを引き抜かない限り、何をやってもムダだと思ってしまうのである(-_-;)


 いや待てよ( ̄△ ̄;)逆に考えれば、サバゲーに「己を高める楽しさ」という新しい種を植え付ければ良いのでは・・・・ダメだ、いくら考えても、サバゲーガンダムとコスプレが脳ミソの8割以上を占めている連中に「自己鍛錬による相互的な面白さ」を啓蒙する方法が全然思い浮かばんのであるorz(笑)何ちゅーか、ソコは流石業界最大手の【東京マルイ】である。相変わらず先読みが上手いとしか言い様が無い。恐らく「サバゲーのツールとしてのエアガンはいずれ先細りする」っていう未来のヴィジョンがあったからこそ、最近ドラマ等の影響で人気が高まりつつある鉄道模型に目を付けたり、メインであるエアガンもリアル路線に転換して【AK74MN】みたいな「従来通りのサバゲーのツールとしてだけではなく、お座敷用のコレクションとしてサバゲーマー以外にも価値もあるエアガン」を作り始めたのであろう。まぁ、コレも所謂「歴史のターニングポイント」ってヤツであろう(´ー`)


 とは言え、ソコはオリコンビルボードもコミック売り上げランキング云々もアウト・オブ・眼中なワタクシである(笑)何時ものようにマイペースで見たいモンを見て、聴きたいモンを聴いて、やりたいゲームをやるだけである:

Pumpkin Scissors(9) (KCデラックス)

Pumpkin Scissors(9) (KCデラックス)

やっぱ何時読んでも、ありとあらゆる意味で「ブラック・ラグーン」の真逆を行く作品である。地味だけど一言一言が意味深なセリフといい、地味だけど恐怖感を盛り上げる画風といい、武器を使ってのドンパチ外での遣り取りの方に重点を置いたストーリー展開といい、人間の「強さ」よりも「弱さ」が視点となっているトコといい、ありとあらゆる意味で「ブラック・ラグーン」の真逆の作品である。ある意味「ブラック・ラグーン」が好きなロンマニアの方にはオススメである。

Motor Fan illustrated vol.18

Motor Fan illustrated vol.18

流石のワタクシも、今回ばっかりは難し過ぎて全然分かりませんでした、ハイ(笑)でもまぁ、コレ読んでいて思う事は「クルマを作る上で"クルマを知り尽くしている"なんて言うのは、グローバル時代の21世紀に"英語が喋れます"って自慢するぐらい、余りにも当たり前過ぎて話にならない」という点である。クルマ1台作るのに政治、経済、自然、科学、その他諸々の要素まで知り尽くして、ソレらを複雑に組み合わせ計算した上で作るワケである。古人曰く「一芸は身を助ける」そうである。確かに一芸あれば食うに困らんのは間違いないが、ソコに「+α」を求めるためには更にもう一芸どころか、十芸あっても全然足らないような気がせんでもない今日この頃であった。