アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BAGHDAD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「僕のやっていることは、本来ロックアーティストのやるべきことなんですね。ロックっていうのは、世の中が変だと思ったら変だと発言する意志を"ロック"というんだと思うんです。今のロックは、そういう意味で本当のロックじゃないですね。だから商業音楽をやりながら、未だに反戦歌を歌ってるシンガーなんて、さだまさしぐらいしかいないんじゃないかな。ちょっと寂しいね。今こそフォークも反戦歌が必要なのにね。本当に悔しいですよ。」

By さだまさし


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何らかんら言って、平日だろうが休日だろうが、最近仕事がない時にやるのは「プラモデル作り」だったりする(笑)が、コレが以外や以外、結構楽しめちゃったりするのである。最近GT−Rばっか作っていたので(爆)ちょっと趣向を変えてガラリと方向性を変えてみたワケである:

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.295 フェラーリ F40 プラモデル 24295

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.295 フェラーリ F40 プラモデル 24295

流石に5台も作ると、いい加減慣れてくる&塗装のテクニックや組み立てのノウハウ、ソレに加え道具も結構揃ってくるので、今回は自慢ではないが「脱・汚いプラスチックの塊」達成である(爆)この【タミヤ1/24スポーツカーシリーズ】の何が良いかと問われたら「エンジンと足回りの描写が細かい」ってトコである。外観やインテリアだったら写真集や雑誌なんかでいくらでも見れるし、走行シーンは録画でいくらでも見れる。が、エンジンや足回りの構成は滅多に見れるモンではなく、ミニカーなんかでも同じ事が言えるが「他のメディア媒体では見る事が困難な部分のリアルな造形」こそがキモだとワタクシは思うのである。


 ンで、この【タミヤ1/24スポーツカーシリーズ】の中で、スーパーカーモデルに代表されるような高いヤツ(部品数の多いヤツ)の一番良いトコは「エンジン→駆動系→足回り→シャシーコクピット・・・最後にボディー」って感じに、まるでモノホンのクルマ組みたてる様な感じで組む→他のメディア媒体では、ガワの内側に潜んで見えない「クルマの基本構造、及び各種主要部品の配置位置」ってヤツが、文字通り「手に取るように分かる」のである。で、そーゆー観点から見ると、この【フェラーリ・F40】の美しさがよ〜く分かってくるのである( ̄ー ̄)そりゃ、歴代フェラーリの中でもバツグンの人気を誇るのも思いっきり頷ける話である。


 何ちゅーか「スゲェ( ̄Д ̄;)様式美と機能美が見事なまでにツボってるよ・・・」って感じなのである。特にエンジンレイアウトが素晴らし過ぎるのである。機能美を突き詰めて、要らんモンを徹底的に排除&必要なトコを徹底的に突き詰めているのは言うまでも無く、エンジンの形は勿論エキマニの取り回しやタービンの搭載位置、ソレに加えマフラーやウェストゲートの配置の仕方、インマニやインタークーラーやオイルクーラーやラジエターの配置の仕方までもムダが無いのである。F40の外観の特徴として、ボディーの至るトコにNACAダクト(トランペットみたいな形した空気取り込み口)が付いてる点であるが、コレまたムダに付いてるモンが1つも無い&ソレら機能的パーツが外観を損ねていないのを見ると、今すぐにでもエンツォ・フェラーリの墓に出向いて「今までお宅さんのクルマを"エンジンの音だけがウリの巨大なチョロQ"呼ばわりして大変スンマセンでしたm(o´・ω・`o)m」って言いたくなるほどである(笑)


 コレと隣にあるBNR32のソレを並べて、同様にエンジンルームを見比べると、何ちゅーかRB26DETTが野暮ったく見えてしまったりするのである(^_^;)機能美に偏り過ぎっちゅーか、余裕が無さ過ぎっちゅーか、単純にGDPでは計り得ないクルマ文化度の違いを見せ付けられたっちゅーか(;^_^A)そうそう、ココで「BNR32」って単語と、良く見りゃ上記で「5台目」って書いてあるのをご覧になってお分かりになるように・・・

4台目はコレ&もう作っちゃいました、ハイ(笑)やっぱ何ちゅーか、以前作った【NISMO-R34・Zチューン】とF40を並べてみると「本来セダンベースのソレに、ハイテクとバカでかいエンジンをムリヤリ載せて、速く走れるようにしたクルマ」と「生粋のレーシングエンジンに合わせて、F1テクノロジーを用いて作ったボディーを載せて、公道を走れるように安全対策とデチューンを施したクルマ」の決定的な違いを見た感じなのである(^_^;)


 BNR34・ZチューンとフェラーリF40。最高速を除けば、比べるまでも無く前者の方がコストパフォーマンス、整備性、サーキットでの速さ、日常での使い勝手など、ありとあらゆる面で優れている。が、ワタクシのクルマ選びにおいて「機能美」と同等かソレ以上である「萌え」が加われば話は別(笑)そんなモンは無いのは百どころか千も万も承知の上だが(爆)ワタクシにカネがあって、尚且つ両者が同じ値段だったら、ワタクシは躊躇う事無く後者を選ぶ。何ちゅーか、前者の「厚化粧して誤魔化した"妥協"」が引っかかったのと、後者の「敢えて帽子で隠した"純粋さ"」がツボったのである。ちゅーワケで・・・

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.296 フェラーリ F50 プラモデル 24296

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.296 フェラーリ F50 プラモデル 24296

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.302 エンツォ フェラーリ レッドバージョン プラモデル 24302

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.302 エンツォ フェラーリ レッドバージョン プラモデル 24302

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.275 ポルシェ カレラ GT プラモデル 24275

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.275 ポルシェ カレラ GT プラモデル 24275

攻めに転じてみるのも面白いんじゃないかと思ったワケである(笑)さて前置き・・・・・が長過ぎたな、ウン|||(-_-;)||||||決して本ネタを延ばしたいワケではないが(爆)皆様の疲労も考えて締めて行きたい今日この頃であった。