アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PLEASURES OF THE FLESH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「文明人は鉄道客車をつくったが、自己の足を使うことを失った」

By ラルフ・ワルド・エマーソン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ビッグ3が落ち目にあっている今日この頃において「ナントカでも鯛」というか何ちゅーか。やはり「クルマ大国」の名は伊達じゃないな、ウン(^_^;)実はワタクシ、日本のソレもそうだが【アメリカのGT−Rファンクラブ】にまでドサクサに紛れて登録していたりする(笑)言っちゃ何だが、発売は日本よりも半年以上遅かったにも関わらず、情報量が圧倒的過ぎるのである(;^_^A)もう既にミッションやらエンジンやらをブローさせたり、日本でも発売されたてホヤホヤのパーツを速攻輸入&装着インプレする猛者がウジャウジャ居たりするのであるから、内容の濃さは推して知るべしである(爆)


 ンでもって、何時の間にか【R35の純正パーツを販売しているサイト】まであったりするのであるから、色んな意味で「自由のためにメーカー保証すら捨て去るとは・・・( ̄Д ̄;)アメリカ人恐るべし!」である(笑)ソコのパーツ毎の分解図が異様なぐらいに良く出来ていて、言っちゃあ何だがそんじょそこらのNHPCに質問するよりも、このサイトで型番調べて「アレとコレとソレ(無論全部型番で言う)が怪しいと思うんですけど、どうでしょうか?(・∀・ )」ってやった方が早いような希ガスのである(爆)てゆーか、ワタクシはこーゆーマニアックなイタズラは大好きなので、むしろワタクシから仕掛けたいぐらいだったりする(核爆)


 あと何が凄いかといったら「パーツ其々の型番でググったら、どれが専用品で、どれが流用品で、どれが汎用品なのかまで分かってしまう」ってトコなのである。例えば店内用のマニュアルに「日産GT−Rは軽量フライホイールを使用しています」って書いてあって、ふと「専用って・・・何kgなの?(´ロ`)」って疑問が浮かぶ方も多・・・ワタクシだけだな、ウン(笑)何はともあれ、フライホイール1つ取ってみても、実はNISMO製強化パーツの流用(ど〜でもいいけど6.9kg/爆)だったって事まで分かってしまったりする。流石にR35最大のキモであるトランスミッションの主要部分については、トップシークレットだけあってガードが固いが、何ちゅーか「21世紀で容易に隠せる情報なんか無いと思った方が良いな、ウン(゚д゚)21世紀になろうとも、基本的な人間としてのキモは数千年前と変わらず"やっぱ人間、正直が一番"なんだな、ウン(゚д゚)(。_。)」って思ってしまったほどである(核爆)


 で、趣向を変えて久々にプラモネタ(笑)何ちゅーか、一度ハマるとラッキョウを手にしたサルの如く延々と打ち込んでしまう性格だけあって、とにかくココ半年は矢鱈滅多に作っていたのであるが(爆)流石に最近はターゲットを絞るようになってきたのである:

  1. 今後はフルディスプレイモデルだけ→既出だが、ワタクシはクルマの外側よりも、エンジンルームや駆動系や足回りが見たいのであるからして、ガワのみのディスプレイモデルは今んトコはスルー(笑)
  2. 逆に言えば、フルディスプレイなら古今東西問わず組み立てる(爆)→コレが歴史を感じさせるがゆえ、結構面白いのである
  3. 作った後、更に「グランツーリスモ4」で乗ってみる(核爆)

といったトコである(笑)最近組み立てたヤツとしては:

[rakuten:atmart:10039514:detail]

ご存知(?)ハコスカごとPCG10系スカイラインGT−R。かつて日産が「何が何でもレースに勝ちた〜〜〜い!!(>_<)」という構想の下、ノーズ伸ばしてデチューンしたレース用のエンジンをムリヤリ押し込んだ事で有名なモデルであるが、組み立ててみるとホントに「うっわ( ̄□ ̄;)もう見るからにフロントヘビー過ぎじゃん。曲がるのコレ!?」ってぐらいに重いモンが前に乗っかっているのである。


 ハコスカに関するウンチクは時間がかかるので省略(笑)もう一つ思ったのが、R35の同スケールを横に並べると「うっわ( ̄□ ̄;)ハコスカ小さっ!それに中身がスッカスカ」ってトコであるが、コレもやっぱ21世紀である(爆)R35はよく「ムダにデカい」と言われる。確かに「デカい」のは間違いないが、ソレは「ムダに」ではないのである。R35に乗った事があるロンマニアの方ぐらいしか分からんだろうと思われるが、アレでも可能な限りダウンサイジングしてある故に、ワタクシは「21世紀だ」というワケである(核爆&実話)ついでに旧車つながりでもう一つ:

こっちはホントにご存知の「カブトムシ」ごと旧VWビートルである。コレまたエンジンから組んでみると、実に良く出来ているのである。ワタクシの「ガチで偉い人」を区別する基準は「遥か先の未来まで見越せる人」であるのだが、100年前にこんな事考えていたVW創始者フェルディナンド・ポルシェ博士はガチの天才である(^_^;)何が凄いかって「ムダが無い」という事である。


 隣にハコスカ置いて比べると良く分かるのであるが、サイズがハコスカよりも小さいにも関わらず、居住スペースがハコスカよりも大きいのである。まぁ、ハコスカと比べる事自身がアレなのであるが(笑)フェルディナンド・ポルシェ博士が「RRレイアウト+水平対向エンジン」にこだわった理由が「街乗りする上で(当時の技術では)この上なく理に叶っているから」である。フロアと同じぐらいの低さの水平対向エンジンにすれば居住スペースが稼げる上に、細いタイヤでも重心を低くしてバランスが取れる。街乗りはストップ&ゴーが中心→加速能力ならRRレイアウトが最も理想的だから、少ない排気量でも良いアクセルレスポンスが得られるからである。


 因みにフェルディナンド・ポルシェ博士の「理想のスポーツカー像」は「MRレイアウト&水平対向エンジン」なのだが、博士自身が実践する事はなかったのは良く知る通りである。ンで、博士の倅であるフェリー・ポルシェがポルシェ社を立ち上げて、図らずとも親父の理論が正しかった事を証明しちゃったのはご存知の通りである。言っちゃアレだが、創始者親子がコレだけの独創性を持っていたのだから、次の998型ポルシェ911からはポルシェ1世の言う通りにエンジンを真ん中に置いちゃった方が、ピーキーなRRターボ&純正でセミスリック履いたクルマで無茶したり、某社のタイムにイチャモンつけるよりかは(笑)遥かに健全だと思うのはワタクシだけでない事をちょっとばかり願いたい今日この頃であった。