SHEIK YERBOUTI

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「リベラルなアメリカがあるのではない。保守的なアメリカがあるのではない。あるのはただアメリカ合衆国なのだ。黒人のアメリカや白人のアメリカ、ヒスパニックのアメリカやアジア人のアメリカがあるのではない。あるのはただアメリカ合衆国なのだ」

Ｂｙ　バラック・オバマ

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

　ワタクシがオンラインゲームの存在を知ったのは、確か大坊時代の「ウルティマ・オンライン」だったと思う。その頃、ワタクシの友人にハマっているヤツがいたのである。んで、ソイツから聞いた話だと、確か「ヘタに初心者が足を踏み入れると、プレイヤーキラーに襲われる」という内容で、ソレ聞いてワタクシは「何というヨハネスブルグ(￣Д￣;)」ってガクブルしてしまった（笑）→結局、そのまんま研修医になり、ゲームする時間も大幅に減り、現在に至ってるワケである。が、今となってはソイツは実は大天使ミカエルの仮の姿だったんじゃないかと思うのである（爆）もう何ちゅーか「ネトゲやらないで良かった〜･ﾟ･(ノД`)･ﾟ･やってたら今頃"ワタクシのリアル人生＼(^o^)／オワタ"だっただろうなぁ〜(^_^;)」だからである（核爆）

　いや、何ちゅーかネトゲの中毒性については同期、先輩、後輩と色んな人から聞いていたが、予想以上でビックリこいたのである(^_^;)ニュースで【ＦＦ１１で強制退会】って話を聞いて「ネトゲにハマってる人達（通称ネトゲ廃人）ってどーゆー人達かなぁ〜(￣▽￣)」って思って色々調べてみたら・・・何てこたぁない、ワタクシも紙一重だからである（笑）てゆーか、数年前のワタクシだったら余裕で廃人化していただろうし、今やっても高い確率で廃人化する事必至である（爆）・・・いや、ワタクシの事だから何をどーやっても結局パーティーに馴染めず、どちらにしろネトゲの世界でもリアル世界と同じ状況になってた希ガス（核爆）

　まぁ、よーするに「人生をリセットして、オマケに知識や経験を持ち越した状態で、自分の望むようなキャラクターを作って、幼少時代からやり直せる」といった類の、オッサン化した人間なら確実に夢見るだろうシチュエーションにドップリ浸かっているのだからしゃーない（笑）よーするにネトゲ等の怖いトコというのは「国籍、人種、両親、肉体的特長、性格といった、生まれながらに定められたモンに対するコンプレックスを払拭できる」「リアル社会の理不尽さから解放されて、皆が同じ方向性を持った平等な世界に居られる」って点にあるんじゃないかと思うのである。その点、ワタクシのコンプレックスは広辞苑クラスなので、プレーする前から廃人化確定フラグが立つっちゅー話である（爆）

　リアル世界の不条理さについての話は、既に５０年前からカミュとサルトルがネタを枯渇させている＆書いているとこっちが憂鬱になるんで省略（笑）よーするに、である。リアル世界じゃ死ぬほど努力しても結果が出ない＆自分の半分以下の努力しかしてないヤツが余裕で結果出すなんてザラなのに対して、ネトゲの世界じゃやり込んだ量と結果がほぼ比例するっちゅー話である。ゲームの中とは言えど、やればやるほどカネも名声も転がり込んできて、脳内から"優越感""達成感""物欲""支配欲"といった精神的ドラッグが溢れるように体内を駆け巡る。もしもの話であるが、ネトゲ規制が本格化したら、ソコに今度はマフィアが入り込んでくるんじゃないかとワタクシは思っている（爆）

　とは言え、リアルだろうがネットだろうが、基本は「人」である。リアル世界で最後に笑うのはどんなヤツか、ネット世界で最後に泣くのはどんなヤツか。ソレを突き詰めると、結局は双方は切り離された別の世界なんかじゃなく、ただ単にコインの表裏に過ぎない・・・・
・・・はい？( ・◇・)

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　　　　　　|お前が|　　　　 |お前が|　　　　 |お前が|
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・・・・まぁ、そりゃそーだ(^_^;)ネトゲ廃人ならぬ「ブログ廃人」が言っても五十歩百歩なのはしゃーない（笑）が、一つだけガチなのは「ネット世界で積み重ねてきたモンは消えてしまえば何も残らないけど、リアル世界でムダになるモンは何一つ無い」って事である。この下らんブログで得た自己満足的なノウハウを仕事に役立てているワタクシが言うのだから、間違いない（爆）

　で、ネトゲに限らずネット世界で皆が良く言うのが「リアル世界での外見や肩書きを取り払って、建前ナシで本音で語り合える」ちゅートコであるが、ワタクシ的には非常に「？」だったりする。既出ネタではあるが、ワタクシが思うに「友達」っていうのは：

ブラックホーク・ダウン スペシャル・エクステンデッド・カット(完全版) [DVD]

この映画"ブラックホーク・ダウン"で（因みにこの映画の元ネタは実話）撃墜されたヘリ操縦士マイク・デュラント准尉を救出するために、無謀上等で降下したデルタ・フォース隊員のゲイリー・ゴードン曹長とランディ・シュガート一等軍曹みたいなのを言うんじゃないかと思うのである：

何故、ゴードンとシュガートは降下したのか？理由は至極簡単で「仲間を見殺しに出来ないから」に他ならない。このまんまじゃデュラントは確実に暴徒によって殺害される。かと言って、味方の応援は間に合いそうに無い。で、現在動けるのが自分達二人しか居ない→選択肢は自ずと「デュラントを助けるためには、可能性は非常に低いが、自分達が味方の応援が来るまで時間を稼ぐしかない」のである。

　で、結果としては、デュラントはこの後捕虜になって、１１日後に赤十字を通し釈放。戦死したゴードンとシュガートには米国軍人に与えられる最高位の勲章である名誉勲章を授与されたのである。で、コレは決して特殊な例ではなくて、実はアフガンでもイラクでも、ゴードン＆シュガートと同じトコへ逝った米軍兵士が何人か居るのである。ホントの意味での「仲間」ってのはこーゆー風な関係の事を言うのだとワタクシは思うのである。見て見ぬ振りをする？知らなかった事にする？戦場で死にたいヤツなんぞいるワケないし、同じく死にたくないはずの仲間を見捨てて帰って、上官や国や神が許したとしても、自分で自分が許せなくなるであろう。

　つまり、自分が「仲間に助けられたい」と思うんだったら、まずは自分から先に仲間を助けに行けっちゅー話である。オバマ新大統領のスピーチの中で、こんな一説があるのであるが、正に上記のソレと見事なまでに内容がダブっているのである。何ちゅーか、コレ見ると「大雑把でアバウトに見えても、やっぱアメリカは粋だなぁ〜〜(・д・)・・・・・( -.-)ノ ・゜゜・。【定額給付金】」ってなってしまったりする（笑）

我が国の偉大さを再確認する時、我々は偉大さが決して与えられたものでないことを理解する。
自分で手に入れなければならないのだ。
我々のこれまでの旅は、近道では決してなかったし、安易に流れるものでもなかった。
それは心の弱い、仕事より遊びを好み、富と名声からの喜びのみを求める人々の道でもなかった。
むしろ、リスクを選ぶ人、実行の人、創造の人の道だ。
恵まれた人の場合もあるが、多くはその仕事については知られず、長く困難な道のりを歩み、我々を繁栄と自由へと運んでくれた人々だ。

我々のために、彼らは、ないに等しい荷物をまとめ、海を渡って新しい生活を探した人々だ。
我々のために、彼らは額に汗して働き、西部に住み着き、鞭打ちに耐え、硬い土地を耕してきた人々だ。
我々のために、彼らは（米独立戦争の戦場の）コンコードや（南北戦争の）ゲティズバーグ、（第二次世界大戦の）ノルマンディーや（ベトナムの）ケサンで戦い、死んだ人々だ。

歴史の中で繰り返しこうした男女がもがき、犠牲を払い、我々がよりよい生活を送れるように苦労してきた。
彼らは、米国が我々の個人的な希望の集大成よりも大きい存在だと思っていた。
生まれや富、党派の違いより偉大だと思っていたのだ。
この旅を今日、我々は続けている。我々は今でも地上で最も繁栄し強力な国だ。

まぁ何ちゅーか、ホントのホントにアメリカ人がピンチ時に上記映画の絆をもって"チーム・ＵＳＡ"を組んだら、そりゃ勝てるワケないに決まってる(^_^;)アメリカって国は底抜けのアホも多いが、ソレと同じぐらいケタ外れの天才も少なくない。ソレがガチンコのチーム作った日にゃあ"地上で最も繁栄し強力な国"になるべしくしてなったと言うか何ちゅーか(;^_^A)・・・っと、ネトゲの話からいきなりオバマ大統領のスピーチになっていた（笑）→ワケ分からなくなる前に締めるに限る今日この頃であった。