HAVE I OFFENDED SOMEONE?

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「各々の物は、それが創られた目的に向かって惹かれる。惹かれるものの中に、各々の目的がある。目的のある所に、各々の利益と善がある」

Ｂｙ　マルクス・アウレリウス・アントニヌス（第１６代目ローマ皇帝）

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

　さて、昨日も予告したように、今日はミリタリー属性及びサバゲー属性の無い方には思いっきりどーでもいい【ＥＯＴｅｃｈ・ホロサイト５１２Ａ６５】の話がメインになるので、興味の無い方々は明日以降に乞うご期待あれ（笑）そもそもコレに興味を持ったのは、本職の方々御用達って事実＆サバゲーでも非常に有用である事が確認されているからでもあるが、最後の一押しがコレだったりする：

最強軍用銃M4カービン

【ＳＯＰＭＯＤ・Ｍ４Ａ１カービン】のカスタマイズについて考えた時、真っ先に参考にしたのがこの本だったからである。単なるカタログ的なニュアンスが強いこのテの本の中＆そもそも鉄砲狩りから始まり日常において銃とは無縁である日本社会において、恐らくハードコアなミリタリーマニアかサバゲーマー以外必要としないであろう（笑）Ｍ４Ａ１カービンを用いたコンバットシューティングのテクニックについて延々とレクチャーしているのである。

　この本の何が優れているかといえば「徹底的に実用本位である」ってトコである。ホロサイトももっと小さな５１１を使わず、敢えて５１２を用いたのは「単３電池は世界中の何処でも手に入るから（５１１は単５電池）」であり、精鋭部隊が好んで用いるコルト４５オート系の拳銃を使わず、サイドアームに敢えてベレッタＭ９２Ｆを使っているのも「９ｍｍパラベラム弾は世界中の軍隊で使われていて、調達が簡単だから（因みに４５口径を好んで使ってるのは世界でも米軍ぐらい→いざという時融通が利かない）」という事である。本書の中に出てくるＭ４Ａ１カービンも、ミリタリー系雑誌にありがちな色々なモンがゴチャゴチャ付いてるヤツじゃなくて、ホントに必要最低限なアクセサリーしか用いておらず、むしろ「如何に銃本体の使い勝手を良くするか。如何に銃を有用に使いこなすか。如何に実戦において銃を応用するか」って視点で書かれた、稀有ながらも良く出来た実用書である・・・もっとも、ハードコアなミリタリーマニアかサバゲーマー以外は必要としないであろうが（笑）

　とは言え、コレ書いた当の飯柴大尉は【他ならぬ大絶賛していたホロサイトが原因でタイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホされてしまった】という、何とも皮肉な運命を辿ってしまったワケである(^_^;)詳しくは【本人の声明文】にある通りであるが、そりゃ特殊作戦群≒陸上自衛隊の最重要機密事項の１つなんだから、公式コメントなんぞ出せんはずである(;^_^A)無論、ワタクシのソレは米国政府より「民間人使用おｋ」お墨付きを貰ってるヤツなのでご安心あれ（笑）

思いっきり「軍事及び法務執行機関用」と書いてあるが、アメリカ国内じゃライフルのスコープと並んで、ディスカウントストアなんかでフツーに買えるシロモンだったりする。ただ、その使い勝手のあまりの良さ故に、上記【ホロサイト５５３】含む上級モデルは民間ＮＧ＆その他モデルでも米国政府管理下にて友好国のみＯＫというモノであるから、その使い勝手は推して知るべしである：

射手視点からすると、こんな感じである（実際のレティクルはもっと大きく見えるが、撮影者の技術がアレなため^_^;）ホログラフ＝間接的な光を見ているワケであるから、メチャクチャ見やすいのである。分かりやすく言えば、間接的な光を見ているワケであるから、直接的な光を覗いているダットサイトとは違って、視野に入りさえすればレティクルが自然に浮かんでくる→咄嗟にスイッチング（利き手じゃない手に持ち替える）を行って、利き目じゃない方の目で見たとしても、視野にさえ入っていれば浮かんでくる→恰もホロサイト外にレティクルが浮かんでくるという摩訶不思議な現象が起こるっちゅー話である。

　こう言うのも不謹慎でアレだが、そりゃ陸上自衛隊の人達が欲しがる気持ちも理解できるのである(-_-)何せシロウトのワタクシですら違いが全然分かるのであるから、最前線で任務についている方々にとっては僅か数秒でも生死に関わるのであるゆえ、欲しがらない方がどうかしている。サーキットでタイムを削るために少しでも軽いホイールを探したり、ボンネットやトランクをカーボン製に変えているロンマニアの方なら、ワタクシが言わんとしている事がお分かりかと思うが、そーゆー事である（笑）で、ミリタリー属性もクルマ属性も無いロンマニアの方に上手く説明する術が今のトコ無いため（爆）早々にトンズラかますに限る今日この頃であった。