ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「あの規定記録（２０００本安打）に到達していなくても、名選手は多くいる。年数をこなしたら到達できる記録だけのこと 」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
ゼネラルモーターズ（以後ＧＭ）にとって良い事は、アメリカにとっても良い事である。コレは５０年前のアメ車全盛期の時代、当時のＧＭ社長が言ってたとされる言葉である。つまり、この理論でいくと、来週始めには「アメリカ＼(^o^)／オワタ」って事になるワケである（笑）ＧＭが１００年かかって築き上げてきた世界一の地位が、ココ数年の不況であっという間に【株価が１ドル切り、ＧＭ＼(^o^)／オワタ】である(^_^;)同じ時代の日本のＣＭに「大きい事は良い事だ」ってフレーズがあるが、どうやらソレは２０世紀限定だったみたいである。ワタクシが思うにＧＭがダメになったのは「ＧＭがデカ過ぎたから」だと思っている。
単純な事である。昔はクルマも社会も単純だったから、１社で全てを賄う事が容易に出来た。が、時代が進めば進むほど、クルマも社会も必然と複雑化してゆく。デパート行けば全てのモノが揃っていたのは昔の話で、今じゃ電化製品だったらヨドバシカメラ、服ならユニクロ、おもちゃならトイざラス、本なら紀伊国屋書店、食い物ならコストコってな具合に、所謂「餅は餅屋」の時代である。１つのデパートでこれら専門店の質を凌駕する総合店舗を作れるかといったら、言うまでもなくムリである。全ての商品を揃えた地上３０階建てのデパートなんて、まず買い物に行く前から疲れるし（笑）仮に作れたとしても、建物の維持や従業員の配置などで異常な混雑を抱えること必至である。
多分、ＧＭもこんな感じだったのではないであろうかとワタクシは思うのである。映画「タワーリング・インフェルノ」宜しく、余りにも大き過ぎて複雑化したシステムが、とある計算外の綻びによりあっけなくブレイクダウンしてしまったっちゅーアレである。まぁ、そりゃそーだ、このエコ全盛期時代前夜において、ロクなエコ技術もなけりゃ小型車ラインナップも貧弱で、ハイブリッドカーもラインナップに無い。ＧＭだけならず他のビッグ３も同じだが、ただひたすら北米市場向けに燃費の悪いＶ８エンジン積んだフルサイズＳＵＶやピックアップトラックしか作っていなかったイメージしかワタクシには無い。その絶対不滅だと首脳陣が信じていた北米市場とアメリカ経済のどてっ腹にどデカい穴が開いてしまったのであるから、流石の不沈鑑だってひとたまりも無いはずである。
とは言え、ワタクシ実はＧＭ破綻に関してもクライスラー破綻に関しても、正直どーでもよかったりする（笑）ぶっちゃけた話、コルベットと【フォードＧＴ】以外に萌えを感じるアメ車を未だ見た事が無い（爆）昨日のデザイン論ではないが、何ちゅーかアメ車のデザインからは「皆デカいクルマが好きだからそうしましたっ。中身？聞かないで下さいっ！」的なファーストインプレッションしか見受けられないのである（核爆）まぁコレは個人の好みにも寄るから何とも言えんのだが、やっぱワタクシは機能的にもデザイン的にもムダが極力ないクルマが好きなのである。何ちゅーか、何故だか知らないがそーゆームダなモンがあったりすると、何となくソコで損した気分になってしまうのである(^_^;)
こう書くと勘違いされやすいのであるが、ワタクシは別にアメ車が嫌いなワケではない。ワタクシは"萌え"さえ感じられるクルマであれば世界中何処のブランドから出てても全然ＯＫである（笑）てゆーか、特定のブランドからのクルマだけに固執する理由が全く分からんのである。ワタクシに言わせれば、そのブランドだけに固執してしまい他のブランドが持つ長所に気付かない、あるいは見て見ぬ振りをして過ごすのって、実はえらく損しているんじゃないかと逆に思うのである。人生は短い上に一回限りなんだから、折角の良いモノに触れる機会を自ら捨てるっちゅーのは余りにも勿体無いというのがワタクシの意見であるが、ソレ故に節操ナシとなってしまった事実は否定不可能であるため（爆）大人しく節操を身に着けるに限る今日この頃であった。
