アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DREAMWEAVER (REFLECTION OF OUR YESTERDAYS)

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「女性は男性に傑作を造ろうという意欲を起こさせる。が、それをなしとげる邪魔をするのも女性にほかならない」

By オスカー・ワイルド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ワタクシが惰眠を貪っている間(笑)何時の間にかオーテックから【フェアレディZ Version NISMO(以後Z34バーニス)】なるメーカーチューンドが出ていたりする。無論、色んな意味で買う余裕なんぞワタクシには無いのでご安心あれ(爆)ただ何ちゅーか、こーゆーご時勢にこの手の反エコ&反主流的なクルマを立て続けに出してくる日産の心意気だけは高く買うつもりである・・・・正直な話、スポーツカーに留まらず、今の日産のラインナップには「オーバー3500ccのデカいのorアンダー1500ccの小さいの」しか印象に残っていないので、出来れば2000cc〜2500ccクラスのイカしたクーペが欲しかったトコではあるが(^_^;)


 まぁ、たとえ2000cc〜2500ccでも買わんモンは買わんので話を続けよう(笑)正直な話、ワタクシは現行の国産スポーツカーで一番スタイリングが秀ているのがZ34だと思っている。人によっては「今のZはメタボ云々」って言う人も少なくないっぽいが、ワタクシにはどうやら"デブ専"属性が少なからずあるみたいなので、多少のメタボなら目を瞑れちゃったりする(爆)何ちゅーか、スポーツカーに求められる要素のうち、R35が「速さ」を一手に担ってるせいか、Z34は単純に「カッコ良さ」「楽しさ」を追求しており、その極みがZ34バーニスだとワタクシは思っている。


 ぶっちゃけた話、サーキットでの速さを求めるなら多少ムチャしてでもR35にした方が良いし、実際ワタクシはそーしたりする(笑)が、スポーツカーってのは別にサーキットや峠で目を三角にして乗るだけが全てじゃないのである。たとえ時速100kmしか出せなくても、ソレを余裕を持って走る。たとえサーキットで目ぼしいタイムが出なかったとしても、そのタイムの中で最大限楽しむ。Z34ってそーゆー類のクルマだと思うのである:

正直な話、ワタクシはエクステリアよりもこーいった小物類で仕掛けられたほうがガツンと来る(笑)こーゆー特定のモデルにしか付かない特殊な各種装備品が、何ちゅーか「フツーに見られる快感」とか「分かる人に分かったら逝ってしまいそうな高揚感」ってのをまざまざと演出してくれるから(・∀・)イイ!!のである(爆)ワタクシが思うに、メーカー系チューナーのエンブレムつけたクルマはこーあるべきだと思うのである。


 メルセデス・ベンツのAMGシリーズやBMWのMシリーズやアウディのRシリーズなんかが分かり易い例であるが、本来「コンプリートカー>>越えられない壁>>標準車」ってのがメーカーチューンドのあり方ではないかと思うのである。買えるヤツにはオーナーとしての特別感、買えないヤツには「いつか○シリーズ」っていう目標感を与え、メーカーに対する愛着を深めるって目的である。ホントのホントのホントにスバルにゃ恨みはないが(笑)STIエンブレムは安すぎるとワタクシは思う。メーカーチューンドってのは「ノーマルで既に徹底的に煮詰めてある」ってのが最大の売りであり「STIバージョン買った、コレから弄る」じゃダメだと思うのである。インプに例えるとワタクシ的には・・・・

・・・でいいと思うのである。STIバージョンが600諭吉前後になる代わりに、本来インプを世界中の誰よりも知り尽くしているSTIが情け容赦ないチューニングを加え、ホントの意味での最強最速の看板モデルに仕上げる。STIバージョンが値上がりした代わりにWRXバージョンには従来にはなかった6速MTとツインスクロールターボを与え、値段も300諭吉前後に押さえチューニングベースとして残す。んでもって、ノーマルのインプはそのまんまのファミリーカーって感じである。


 やり過ぎと思われるが、コレぐらいやっても余裕だとワタクシは逆に睨んでいる。Sシリーズなんかが良い例であるが、500諭吉オーバーでも飛ぶように売れている事からお分かりいただけるであろう。過小評価されがちだが、STIエンブレムってソレぐらいのブランド力があるのである。安くて良いクルマを欲しがるのは、所詮メーカーとエンブレムにおんぶに抱っこしているスバヲタ連中である。真にクルマ&クルマの運転が大好きなスバリストなら、高くたって最高のクルマを欲するとワタクシは思う・・・・・と元スバヲタがのたまわっても説得力無いので(笑)さっさと終えるに限る今日この頃であった。