THE GARDEN OF UNEARTHLY DELIGHTS

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「お前たちは、俺には絶対に勝てない。なぜなら、俺は２４時間映画のことを考えているからだ」

Ｂｙ　松田優作

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

　１２ヶ月点検にクルマ出してきた＆代車がやってきたのである。残念ながら、また前回と同じく【日産・キューブキュービック】であったが(^_^;)流石にクルマがクルマだけに、街乗りでの使い勝手は抜群ではある。最小回転半径は小さいし、５ナンバーだから狭い道もスイスイだし、視界もどえらく良い。が、流石にコレで長距離走ろうとは思えんのである(;^_^A)ドラポジは定まらないし、シートも何だかホールド性に乏しくて長時間乗ると疲れる。何ちゅーか「人と荷物積めれば良いんでしょっ！」ってクルマが訴えている希ガスのである（笑）まぁ、元々がそのためのクルマと言っちゃソレまでだが。

　ワタクシの最近の持論では「クルマはエンジンと駆動系と足回りがキモ」となっているが（笑）まぁ年数が経っている事を大目に見ても、このエンジンと駆動系と足回りはやっぱ頂けないのである(-_-;)まずはエンジン、五月蝿く上まで回る割にパワーが出ていない。駆動系、４ＡＴだから上まで回さないと切り替わらず、上まで回すと前に書いたようにエンジン音が五月蝿い。足回り、カックンブレーキと柔らかいサスのせいで、ちょっとブレーキを強く踏むだけで不快なつんのめり方をする。お陰でワタクシの最大の疑問であった「( ・ω・)何でハッチバックやコンパクトカーにスポーティーグレードが必要なの？」って疑問の答えが出たから良しとしよう（爆）

　まぁ、今週中には点検も終わる＆ソレまでは仕事入ってるから→代車は雨天時の移動手段って割り切っちゃえば無問題としておこう。では、毎月この時期のお約束と行こう：

AUTO CAR JAPAN (オートカージャパン) 2009年 09月号 vol.76[雑誌]

car MAGAZINE (カーマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]

まぁ、この２冊は双方ともイギリスの雑誌という性格もあって、どーしても欧州車寄りのネタになってしまうのはいざ仕方がないが(^_^;)ハッキリ言ってクルマの実用書としては全くアテにならないが（笑）ソレでもワタクシ的には用途は大きい。ワタクシが両誌に何を求めているかというと「目の肥えたエンスージアストの視点」である。ワタクシのアスペ克服方の一つとして「考え方は共有できなくても、考え方は知っておく」ってのがある。

　よーするに、ワタクシ自身が「カタログスペックには現れないクルマの価値」ってのを知ろうと思ったら、先人のクルマ好きがどの様な点に注目してクルマを評価しているのかの基準を知ればいいのである。同じ価値観は共有できないかも知れないが、何に価値を見出しているのかを知れば少なくとも話は通じるからである。で、既に価値観が同じな場合はこっち（笑）

[rakuten:book:13236691:detail]

今月号読んで、前回の走行会時のワタクシとオーナーの動画を見直して、よーやくコーナリングに関する疑問が解けたのである。ぶっちゃけた話、ブレーキ踏むのが早過ぎだっちゅー話である：

ブレーキかけるのが早い
↓
何しろ【ブレーキがブレーキなだけに】止めるブレーキで必要以上に止まってしまう
↓
曲げるブレーキで更にスピードが必要以上に落ちる
↓
クリッッピングポイントに着く前に減速が済んでしまう
↓
クリップ手前でアクセル踏んでしまう
↓
クルマの【パワーがパワー】だけに、いとも簡単にプッシュアンダーが出る
↓
( ﾟДﾟ)マズー

という事である。無論、同じぐらいオーバースピードによるアンダーステアも多いのであるが、ソレは割愛（笑）何ちゅーか、ようやく車載動画が役に立ったワケである。蛇足であるが、パーツ紹介やチューニングのノウハウは今月号のソレも全く役に立っていない事を付け加えておこう（爆）

　あと面白かったのが、上記二誌で同様に【アルファロメオ・８Ｃコンペティツォーネ】の特集をやっていたのである。３〜４年前のスペック厨だったワタクシだったら見向きもしなかったであろうが（笑）最近じゃこーゆークルマの何が良いかが何となく分かりつつあるから不思議である。確かに速さもパワーもテクノロジーもＲ３５に劣っているのであるが、でも「遅くて非力でアナログでも良いから、一度は乗ってみたいっ☆Ｏ(＞ ＜)Ｏ☆」ってオーラが何となく見えてくるのである。よしっ( ノﾟДﾟ)やっぱ本書いてその印税で・・・買えるワケないので（爆）大人しく明日からの地道な仕事に精を出そうと思う今日この頃であった。