アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CALL TO ARMS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「価値観とは、指紋に似ている。誰一人として同じ価値観を持った人はいないが、人は行動の隅々に自分の価値観の痕跡を残す」

By エルヴィス・プレスリー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ふと家に帰って、PC立ち上げて、前置きのネタを探していると(笑)コレまた面白いネタが転がっていたのである。どーやら【アネシスSTIに巨大リアウィングが復活するかも知れない】って事である。で、ソレがこの写真である・・・

今はディフューザーで下の空気を抜く&ボディー全体でダウンフォースを稼ぐのが主流であるため、最近のスポーツカーのリアウィングは押し並べて小さい。ンでもって、大型リアウィングは日本のみならず世界でも「厨臭い」って事で敬遠されているため、大きなリアウィングがどーしても必要なマシンは収納式にしてまでウィングを隠しているほどである。が、先日も述べたように、ワタクシは厨なのでソコんトコは至って無問題(笑)コレをちょっとばっかり弄ってみて・・・

アネシスの映像を重ねてみた。う〜む、何気にGDB的である(⌒^⌒)GDB(特にスタイリング)が気に入ってて、GRBハッチバックスタイルが好きになれず、2〜3回目の車検をどーするか悩んでいたモニター前の少なからぬロンマニアの方々m9( ・∀・)お望み通りの厨臭いセダンSTIが復活しそうなのである(笑)4月〜5月はワクテカして眠れずにヒツジを数える日々が続くと思うが、ワタクシの知ったこっちゃないので悪しからず(爆)


 さて、話を元に戻すとしよう。先日の続きで【ホンダ・CR−Z】の試乗記である。エクステリア&インテリアは先日述べたとおりであり、今回は走りについてである。今回乗ったのは6MTのβバージョンである。基本的に一般層向けに作られているためクラッチは軽く、シフトアップ・シフトダウンは共にやりやすい。このCR−Zってクルマのハイブリッドシステムは【フライホイールにモーターを仕込むタイプ】である→実はこのモーターがクラッチワークのアシストをしてくれるのである。半クラッチでストールしそうになってもモーターで支えてくれたり、シフトダウン&シフトアップ時に回転数を合わせたり、その際に起こる変速ショックを軽減してくれたりするのである。


 日産Z34の【シンクロレブコントロール】にも驚かされたが、コレにもビックリである。何ちゅーか、3ペダルMTの新たな可能性を見出した希ガスのである。エンジンの方は何やらレスポンスが渋い(^_^;)と、よく見たら【ドライブモード】が「NORMAL」になってたのである。ソコで試しに「ECON」モードに設定すると・・・タダでさえ渋いエンジンレスポンスが更に渋くなったのである(´・ω・`)よーするに、燃費に悪い操作が自動的に抑制されるため、アクセルを踏んでもマッタリとしか加速しないのである。日頃「CO2を撒き散らしてアスファルトにタイヤ痕を刻む。コレ即ちスポーツカー乗りの業也」をモットーにしてるワタクシは、余りのストレスで即座にモードを変えたというのは言うまでもあるまい(笑)渋滞時には使えるかも知れんのだが、ソレ以外じゃ使いたくないモードである。


 当然、次は「SPORTS」モードである。切り替えた途端、パワーエサを食べたパックマン宜しくエンジンが元気になったのである。モーターアシストのお陰で低回転からトルクフルに加速して、ホンダエンジンらしく上までシッカリ回る。流石にタイプRのエンジンほどではないが、コンパクトカーのエンジンとしては悪くない回転フィールである。バッテリーの後方移設とかで重量配分を適正化しているせいか、FF特有のアンダーステアはあまり感じずハンドリングは素直。ワタクシ的な走りのインプレとしては「コンパクトカー以上、スポーツカー未満」ってトコであろう。


 というワケで総括である。CR−Zについて「面白かったか?」と問われたら、答えは「イエス」である。ホンダ式ハイブリッドとスポーツカーの相性は悪くないと思ったからである。とは言え「欲しいか?」と問われたら、答えは「ノー」である。何ちゅーか、スポーツもエコも共に中途半端感が拭えないからである(-_- )スポーツカー的走りを見せながらも燃費は30km/L以上だとか。燃費は20km/LだけどタイプR同等の走りをするんであれば、ワタクシは大いに気に入ったと思うのである。今のまんまじゃ百歩譲ってCR−Zを買ったとしても、エコランにもスポーツ走行にも使えなくて速攻飽きてしまう事は目に見えているからである。


 が、ワタクシはCR−Zの基本的発想は嫌いではない、上記の【ホンダ式ハイブリッドシステム】にあるように、このシステムはスポーツカーとの相性が良いとワタクシは考えるからである。今はまだこんなんしか出来なくても、将来は【フェラーリ599ハイブリッド】や【ポルシェ918スパイダー】までは行かなくても、何時かはパワーとエコの両立を達成したスポーツカーが誕生する可能性があるっちゅー話である。そう考えると、冒頭の厨仕様スポーツセダンが退屈で将来性がないように見えてしまうから不思議なモンである(笑)クルマってのはただ単に速いだけじゃなく、ソコから夢やロマンを感じなきゃ萌えない。つくづくそう思ってしまう今日この頃であった。