アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BUILT TO LAST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「知恵の90%は、時間について賢くなることである」

By セオドア・ルーズベルト(第26代アメリカ合衆国大統領


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 本屋に立ち寄った時、某チューニング雑誌が「創刊400回記念号」と銘打っていたので読んでみる事にしたのである。GDB時代からチューニングコンセプトが一致しなかったため同誌は立ち読みで済ます場合が殆どであったが、今のクルマになって弄らなくなってからは立ち読みすらしなくなっていたのであるが、上記の「創刊400回記念号」の見出しに釣られて読んでみたのである。まぁストリート系チューニングカーをメインにしている雑誌→今の時代、そのコンセプトに合う2ドアクーペや3ドアノッチバックが現行車種に皆無なだけに、どーしても旧車メインの特集になってしまうのはしゃーない(^_^;)


 一応、過去のメイン車種だったBNR32BNR34からの流れを汲んで、R35はその雑誌のコンセプトに一致するため一応特集は組んでいるのであるが、読者の年齢層及び購買力とは明らかに乖離しているのが悲しい限りである(-_-;)で、そんな中で「ハイブリッドカーのチューニング特集」なるモンがあったりするのである(^_^;)よーするに、プリウスだとかインサイトだとかにカーボンボンネットややら大口径マフラーやら、果てはスーパーチャージャーキットやらエアロやらを組んで走り屋仕様にしちゃおうって話である。この業界がリーマンショック以降の大不況の煽りをモロに食らってヤバいのは分かってた事であるが、本来チューニング業界から最も縁遠い存在であるエコカー層まで取り込まなきゃならないほどシャレになっていないのであろうか(´・ω・`)


 そうなのである、ココ最近のスポーツカー界で何が一番足りないかといったら、若者がいないのである。上記雑誌のメインターゲットにしている、稼いだカネの大半をクルマに注ぎ込んで夜な夜な峠や高速を走ってるような18歳〜28歳の若者である。サーキットにしろストリートにしろ、今走ってる連中は10年前〜20年前ぐらいの全盛期から引き続き走ってる人が殆どである。例えば某クルマ系SNSなんかで現行車のチューニングに夢中になってる人を見つけると、十中八九アラフォーのオッサンなのである(笑&実話)以前行った【BOASTドライビングレッスン】に至っては、参加者どころか講師やスタッフ全員の年齢調べてみたら、何と当時34だったワタクシが最年少だったのであるから、若者のクルマ離れはイヤと言うほど実感しているのである(´・ω・`)


 とはいえ、エコカーでスポーツというのは満更間違った方向性ではない。あの【フェラーリ599ハイブリッド】や【ポルシェ918スパイダー】が示してるように、コレから先の21世紀で当分続くエコ全盛期においてガソリンエンジンはコレ以上大きくならないであろうから、更なる高性能化のためにハイブリッドや電気自動車の技術は不可欠→ひょっとしたら時代を先駆けてるのかも知れないからである(笑)というワケで先日・・・

・・・遂に【ホンダ・CR−Z】の試乗(β・6MT)に成功したので、報告するとしよう。今はまだあっちこっちで「ショボい」と言われまくってるCR−Zであるが、ひょっとしたら10年後〜20年後には「近代スポーツカーの第一歩を築いた始祖」ってなってるかも知れないっちゅー話である(笑)


 まずはエクステリア&インテリアであるが、コレは何気にカッコ良くてワタクシ好みである。周囲の評判じゃ「厨臭い」との事であるが、ワタクシは厨なので無問題(笑)続いてコクピットとインパネ周り。ガチのスポーツカーじゃないからしゃーないとしても、今一つホールド感が足らずシックリ来ないのである(^_^;)以前乗った【シビック・タイプR】の吸い付くようなホールド感&クルマと一つになったような一体感を経験した&シートやインパネ周りの材質からして明らかに手を抜いてる事が分かったので残念。メーターがデジタル式になってるのであるが、コレが中々見やすくて使い易い。多分、あと10年したらデジタル式のメーターが主流になるんじゃないかとワタクシは思うのである。


 で、一番驚いたのが後方視野である。バックミラー越しの視野がメチャメチャ狭いのである(^_^;)どれ位狭いかというと、Z34のソレよりも狭いのである。スタイリング上仕方なかったとはいえ、このクルマはガチスポーツじゃない→日常の足として使われることを考慮すると、もう一工夫欲しかったトコである。ギアシフトは流石にタイプRほどの短さ&硬さはないものの、扱いやすくてスコスコ入るトコは流石ホンダ車である。さて、ようやく出発・・・・と言いたいトコだが、流石に面倒くさくなってきた(笑)CR−Zに乗ってみて色々思うトコはあるのであるが、ソレは明日書きたいと思う今日この頃であった。