アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FOLLOW THE BLIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「理想主義者と現実主義者は、彼らが誠実で寛容でありさえすれば、その本質は同じく人類への愛であり、その対象は同じく人間であり、違っているのは対象を表示する形式だけである」

By フョードル・ミハイロビッチドストエフスキー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*リアルさ≠面白さ

 予想通りというか、当然の結果というか何ちゅーか、現在進行形でワタクシが激ハマり中の【グランツーリスモ5(以後GT5))が全世界で552万本&シリーズ全体の売り上げが6141万本を達成】したそうである。日本での売り上げが55万本ってトコが評価の難しいトコではある(^_^;)次週に発売された【モンハンP3が5日間で214万本】と比較すると”全然売れてない”って評価になるし(笑)今の若者のクルマ離れを考慮すると、この手のコアなクルマゲーが売れるのは善戦しているとも言えるからである。まぁ、ワタクシは周りが何て言おうが、ワタクシ自身が楽しけりゃ万事無問題なので、正直な話どーでもいい(爆)


 発売する1年以上前から神ゲー認定していたワタクシは言うに及ばず(笑)クルマ系のロンマニアの方々にも大好評のGT5であるが、中にはやっぱり「面白くない」って言う人もいるのである。で、そーゆー人にワタクシから逆に「じゃあ、どんなレースゲームが面白いのか?」と逆に聞いたみたら「マリオカート」「リッジレーサー」って答えが返ってきたのである。その理由を聞いてみると「自分達はレースゲームが好きなのであって、クルマ好きじゃないから。ブレーキを踏まずにドリフトでコーナーを曲がれるのは非現実的かも知れないけど、レースする爽快感はそっちの方がある。いくらクルマをリアルにシミュレートしていても、実際のクルマでスポーツ走行しない自分にはピンと来ない」だそうである。


*現実の違和感

 何ちゅーか、サバゲーマーであるワタクシがFPS(一人称視点シューティングゲーム)に感じる違和感と方向性は逆だけど同じなのである(^_^;)サバゲー属性のあるロンマニアの方ならお分かりかと思うが、エアガンとは言ってもライフルって重たいのである。銃本体だけでも重たいのに、その上予備弾倉を複数個持ち歩き、そのライフルがダメになった時のバックアップとしてハンドガン&ハンドガンの予備弾倉を複数持ってフィールドを走り回るのである。リアル軍人だと更に防弾チョッキだとか通信機だとか非常用アイテムだとか各種持ち歩くのである。以前、そーゆーのを可能な限り再現させていたコスプレイヤーさんのン十キロもある装備を身に付けたことがあるが、1分持たずに”もう二度と身に付けまい”と誓ったのを思い出す(笑)


 あと銃である。コレは標準さえ合えば当たるってシロモノではない。足腰のブレ、銃の構え方、トリガーを引く時の余計な力。コレらが加わるだけで弾道は容易に逸れる。ワタクシがFPSを好きになれない理由は生来の鈍さもそうであるが(笑)その不自然さなのである。カーソルを当ててボタンを押せば弾が当たる。エアガンですらメチャクチャ重たい&長過ぎて嵩張ってしょうがないライトマシンガンを、狭くて障害物の多い室内で易々と振り回せる。その違和感が受け入れられないのである。上記のGT5が好きになれない人にとっては「スポーツドライビング=従来のゲームでのソレ」なのであり、リアルに可能な限り近づけたGT5は逆の意味での違和感があるのであろう。


*音を楽しむ

 GT5売り上げ552万本のうち、絶賛クルマ離れ中の日本での売り上げが55万本で、モータースポーツの本場であるヨーロッパが356万本ってのは、つまりそーゆー事なのである。このゲームへの好感度はクルマへの造詣と正比例してるって話である。リアルにすればするほど日本じゃ逆に売れなくなる。何とも皮肉な話である(-_-;)まぁソレはさて置き、久しぶりに音楽買ったので紹介しておくとしよう:

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

infinite synthesis(初回限定盤)(DVD付)

とある科学の超電磁砲」シリーズで主題歌歌ってるfripSideのフルアルバムである。今までず〜〜〜っとGT5に夢中になっていたせいもあって、既に発売されていたのをスッカリ忘れていたって話である(笑)新曲ではないが、アルバム収録の"Future Gazer":

中坊〜高坊時代はバリバリのメタルヘッズだったワタクシであるが(笑&実話)大坊以降は色んな音楽を聴くようになったのであり、ソレはその広がった方向性の一部である・・・・まぁ、方向性は少しばかりアレであるが(笑)そうそう、あともう一枚買ってきたのである:

[rakuten:hmvjapan:10399312:detail]

中坊〜高坊時代はバリバリのメタルヘッズだったワタクシが当時ハマってたデスメタルバンドであるモービッド・エンジェルの1stアルバムである。モービッド・エンジェルのアルバムは幾つか聴いたが、やっぱ未だにこの1stアルバムが一番のお気に入りである。では、アルバムより"Immortal Rites"

画像は20年前と相当古いのであるが、音質&画質双方でコレが一番良かったので貼った。昨年のソレもあるのであるが、メンバー全員が潔いぐらいメタボってたので却下(笑)大坊になった&ヴォーカルが変わってから聴かなくなってしまったのであるが、つい最近ヴォーカルが出戻った事を知った&急に懐かしくなったので買っちゃったのである。早く新アルバムが聴きたいモンである。


*音の楽しみ方

 ワタクシが好きなのは主にメタルやパンクであるが、メタルやパンクでなくったって良いモンは良い。周りが何聴いていようが、オリコンビルボードで何位であろうが、ワタクシの知ったこっちゃない。ワタクシは自分が聴きたいと思った時に聴きたいモンを聴く。後にも先にもソレだけである。誰かに理解してもらおうとは微塵とも思っちゃいないし、カラオケで歌って盛り上がれなくったって一向に構わん。かと言って自分の趣味を隠す気は毛頭無く、聞かれたら正直に答えるだけである。気が合えば嬉しいし、合わなければソレまでの話である。


 以前にも書いたと思うが、ちゃんとした人は趣味の内容ではなく、趣味人そのものをキチンと見てるモンである。ソレを理解せずに世の中を妬んで斜めに見下し、同じ趣向のヤツ等だけで固まって周囲を拒絶し、自分本位で好き勝手に振舞う。スバヲタとか鉄ヲタとかアニヲタとかサバゲヲタとかのナード系オタクが嫌われる理由が正にコレである。とは言っても、好きなモンは好きなんだからしゃーない(笑)だったらオタクな自分を受け入れ、オタクに偏見を持つ世の中を受け入れ、その中でオタクな自分がすべき事をキチンとやるだけである。多少ヘーゲルのパクリが入ってアレなのであるが(爆)さっさとGT5に戻りたい今日この頃であった。