アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WAKING THE FALLEN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく。目に映るのは過去の風景ばかり。明日の景色は誰も知らない」

By ポール・ヴァレリー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*百聞は一見にしかず

 先日ワタクシがアイスバーンでカマ掘られた事を書いたのであるが、言葉だけで状況を正確に伝えるって難しいのである(^_^;)写真が無ければものの見事に想像だけが行き交うハメになってしまったのである(笑)一言で「大した事無い」って言っても、人によって解釈は区々である。言葉を図面通りに受け取る人もいれば、大袈裟に言ってるだけだろうと受け取る人もいるし、中には「ホントはシャレになってないんだけど、ブログじゃ精一杯元気に振舞ってるんだろうなぁ〜(T_T)」と考える人だっているワケである(爆)だったら写真上げちゃった方が早いって話である:

ご覧のように、ホントに大した事ないのである(笑)傍目からパッと見じゃ何処がどうなったのかが全然分からないし、バンパーの取り付け部分もシッカリしてるから無問題である。だから「サーキット走行はOK」と結論付けたワケである。が、コレを拡大してみると・・・・

こんな風に穴が開いてしまってるのである。追突した際、相手のナンバープレートの固定用ボルトが食い込んで出来た穴だと思われるのである。

大した事無いと思っていたのであるが、こーやって見てみるとナンバープレートが曲がってる→実は結構強く当たってたんだと想像できるのである。封がしてある方のナンバープレートボルトが曲がってしまってる→バンパー内フレームも曲がっているだろうって考えられるのである。というワケで、修理が必要になった&サーキット走る分には大丈夫という結論に達したワケである。


*トルコンとカックンブレーキの功罪

 ワタクシは仕事の都合上、他人の運転するクルマに乗る事が多いのであるが、大概皆アクセルベタ踏み&ブレーキドカ踏みなのである(^_^;)トルコンのお陰で低速からガツンと踏んでも過剰なトルクは吸収してくれる→だから安心して停止状態からアクセルをガバッと開けられるし、ホイールが汚れることを嫌うからブレーキの初期制動は弱い→だからブレーキもドカッと踏んでくるワケである。マニュアル車乗ってる人だったら、こーゆー”急”の付く動作が危険だと分かるのであるが、今の日本の公道を走ってるクルマの98%はAT車→運転がヘタなのではなく、ハナっからATしか乗っていないのだから分かりようが無いって話である。


 あくまで想像であるが、ぶつかってきた相手も恐らくその”典型的なAT車の運転”をしていたのであろう。何時ものようにアクセルベタ踏み→加速し過ぎたからブレーキをドカ踏み→ブレーキがロックして止まらなくなったってオチであろう。何ちゅーか、トルコンAT&CVTは確かに便利なのは認めるが、その代償として運転技術は落ちたんじゃないかとも思うワケである。ソコでお勉強タイムである(笑)

Motor Fan illustrated vol.52 特集:MT/DCT完全理解 (モーターファン別冊)

Motor Fan illustrated vol.52 特集:MT/DCT完全理解 (モーターファン別冊)

今回は何ともタイムリーな特集である。意外とビックリしたのが国内じゃMTは絶滅危惧種なのにも関わらず、国内のMT生産&研究は未だ盛んだという話である。というのもATが9割超えてるのは日本とアメリカぐらいであり、ヨーロッパや発展途上国じゃ未だにMTが主流であり、世界トータルでいえば未だにMT>ATだからだそうである。にしても、主要車種全てにDCTを設定するVWの気合の入れようには圧倒されるばかりである(^_^;)だか今回ばかりは「ビバVW!」と言わせてもらおう(笑)


*過去と現在

 ついでにもう一つ:

ザ・ベスト・オブ・ポイズン:20イヤーズ・オブ・ロック

ザ・ベスト・オブ・ポイズン:20イヤーズ・オブ・ロック

ポイズンのベスト版である。といってもCD買ったワケではなく、以前買った別のベスト盤に収録されてなかった4枚目〜6枚目のアルバムからの選曲だけを部分的にダウンロードしたのみである。ダウンロードしたのはいいが、ソレでもやっぱ1枚目〜2枚目の頃の音源が一番好きなのは変わらなかったりする(笑)一番好きな曲も未だに1stアルバム収録の"Talk Dirty to Me"だったりする:

コード付きの据え置き電話が何とも時代を感じさせてアレである(笑)必要以上にケバケバしいルックスと「ドライブインで/親父のフォードの中で/芝生の裏側で/叫ぶまで愛し合う(中略)ベイビー、汚い言葉を投げ掛けておくれ」という頭の悪い歌詞から「一発屋乙」と思われがちなポイズンであるが、何と未だに活動を続けているのである(^_^;)因みにコレが上記の22年後、2008年のライヴのソレである。因みに曲も同じ&メンバーも同一人物である

大事なことなので2度言うが、中年太りと老化が進んでるとはいえ、メンバーは全員PV当時と同一人物である(笑)何故今まで続けてこられたのかを考えてみて、その後観客席をよく見てみると、観客の中にオッサン&オバサンが結構いて、そんでもって皆が一緒に楽しんでいることに気付くのである。どんな分野でもそうであるが、長く続けるコツは熱心なファンを大事にすること。つくづくそう思うの今日この頃であった。