アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SIREN SONG OF THE COUNTER CULTURE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人は変化は大嫌いだが、試してみることは大好きだ。変化は冒険だ。しかし試みならやり直しが利くし、ちょっと無謀なことだってできる」

By デイル・ドーテン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*正義と真実って何ですか?

 正義とはムダを無くすこと。真実はその先にあるモノ。ロマンも美学もへったくれもないが、コレがワタクシの見解である(笑)人間に限らず、ナマモノが持つ最も原始的かつ最も基本的な本能は「進化し続け、種の存続と繁栄を図る」である。でもって人間というナマモノが進化するにあたって最も重要なのが「知識」である。人間は知識を積み重ねる事により科学や技術を生み出し、更に良い道具を作る事で進化を続けるのである・・・

移動時間を短縮できれば、短縮した分を仕事や勉強などに使う事が出来る

医学が発展すれば健康でいられる時間が長くなり、長くなった分仕事や勉強に使う事が出来る

良い機械を作れば効率が上昇し、同じ時間でも仕事や勉強の成果がアップする

男尊女卑を止めれば、女性の持つポテンシャルを有効利用できるようになる

環境汚染を防げれば、健康問題への出費を軽減でき、汚染による収穫の低下を免れる

平和と安定を保てれば、軍事費や防犯などに余分な出費を回さないで済む

文化や芸術を発展させれば、モノの考えが豊かになり、イノベーションが生まれやすくなる

つまり正義を守るということは、ムダを無くすことである

真実は、人間というナマモノが進化を続けてゆけば、やがて辿り着くモンである

(゚д゚)ウマー

・・・ワケ分からん事になっているが、つまりそーゆー事である。だからワタクシは「正義の味方とは何か?」と問われたら「倒すべき”悪”を持たない人」と答える事にしている。理由は簡単、悪を倒しちゃったら勿体無いからである(笑)所謂”敵”を潰す事は簡単だけど、潰しちゃったら相手の持つポテンシャルが使えない上に、相手からの報復に備えなきゃならないという、言わば二重のムダが出来てしまうワケである。


 昔恩師から「戦争とは究極の偏見を以って行うモノ。一度戦争を始めたら、相手をDNAレベルで根絶やしにしなきゃいけない」言われたが、つまりこーゆー事なのである。だったら”悪”は倒さないのが理想的なのである。相手の言い分を認めて、お互い不便を来たさない限りは妥協して、互いに互いのポテンシャルを利用できるようにした方がムダがなくて便利だからである。でもって、違和感や先入観を乗り越えて、理性的かつ客観的に相手を理解できるだけの能力を身に付けるためには、相当量の勉強と経験が必要になる。だから移動だとか健康だとか医療だとかで生じる各種時間のムダを最小限にし、かつ時間当たりの効率を最大限にするために、技術や科学や文化の進歩が必要なのである。だからワタクシが他者の正義の良し悪しを検討する基準は「その正義を受け入れる事により、より便利になるのか否か」という事なのである。


*走り初め2013

 おっと、何時もの悪いクセで、要らん長話を延々としてしまった(笑)では、本題である。先月末の走行会は運悪く雨に見舞われた→走り収め&新兵器である【ノルド赤足】の実戦テストにはならなかったのである(´・ω・`)が、このまま大人しく引き下がるワタクシではない(`・ω・´)走り収めがダメだったら、走り初めである。というワケで・・・



今年最初のFSWである。まぁ慣れないツインリンクもてぎで試すよりかは、FSWみたいに勝手の知れたコースで試すのが、ある意味やり易いっちゃやり易いのである。今回の目的は主にこんな感じである:

  1. 赤足を実戦投入して感覚(ブレーキング時の姿勢、ターンイン時のリリース、トラクションのかかり具合)を試し、足の特性を掴む
  2. 100Rの新しいライン取りとアプローチを試す
  3. 第3区間の13コーナー〜ネッツ〜パナソニックでの”曲がりながらブレーキング&ターンイン”のラインを作る

主にこの3つである。真冬日で空気がキンキンに冷えてる→1年の内で最もターボエンジンが元気なタイムアタック向けの季節なのだが、余計な事考えるとロクな事にならないので、今回は考えない事にした(笑)ココで「100R」とか「第3区間の13コーナー〜ネッツ〜パナソニック」って言っても、慣れてない人には分かり難いと思うので、コース図も付けておいた:

100Rはもっとアクセル踏めるようにするため、従来のインベタからV字的なラインを試してみたのである。でもって13コーナー〜ネッツ〜パナソニックはご覧の通り出口が厳しくて直線的なブレーキングじゃ踏んでいけないので、クリップで確実に鼻を向けられるように曲がりながらのブレーキングが必要になってきたのである。

蛇足ではあるが、この天気故に今年の初富士はお預けである(´・ω・`)コンディションはドライ、気温は約3℃。平日だったせいもあり、走行台数はやや少なめ。では、コレが一本目の動画である:

 最初の一本目という事もあり、余計な事は考えないでアプローチを色々試してみたのである。ブレーキ踏み始めのタイミングを色々試したり、ターンイン時にスパッと切れるタイミングを見極めたり、ラインのアプローチを各種試したり云々である。んで、最後の2周を撮ったのがこの動画である。何ちゅーか、ワタクシの悪いトコが全部出てしまった感じである(^_^;)引っ張り過ぎてブレーキが遅れて、減速が足らずアンダーになり、故にコーナー途中でステアリングを切り足してしまう。あとアクセル踏むのも遅いから、荷重が前に乗ったままアンダーでズルズル行っちゃう&後ろの荷重が足らないからアクセル踏んでもトラクションが掛って曲がらないのである(´・ω・`)ちゅーワケで、2本目の課題は

  1. ブレーキの踏み始めは心持ち早めに
  2. ターンインをもうちと大胆に
  3. アクセルを早めに開けて、前輪に頼らず後輪のトラクションで曲げに行く

とりあえずこの3点である。あと赤足の感想であるが、一言で表すと「最高過ぎる」である(^-^)車体剛性、タイヤのグリップ、そしてスプリングとダンパー。この4つのバランスが絶妙過ぎて、すんごく走り易くて安心できるのである。サスペンションの硬さが車体剛性とシッカリ整合が取れていて、且つタイヤの限界を超える事が無い。グリップの掴み始めはしなやかで、掴んだらガッチリと喰らいついてくれるから、安心して振り回せる&踏んでいけるのである。市販の車高調で一番難しいのが、他ならぬこの「車体剛性・スプリング・ダンパー・タイヤの相性合わせ」なんじゃないであろうか。その点赤足はクルマとタイヤを作った本人がサスのセッティングをしてるのだから、相性は最高なのである。さて2本目の動画を・・・と言いたいトコであるが(笑)お約束の法則に従って持ち越すに限る今日この頃であった。