アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LEVIATHAN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「もし全てがうまくコントロールされているように見えるなら、まだスピードが足りない」

By マリオ・アンドレッティ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*軽量化大作戦・第2章

 インターネットは便利である。ワタクシのようなデカブツ用のスイムパンツがワンクリックで手に入るのであるから(笑)マトモに店を回れば何軒も回る羽目になる&遠征になる事必至なラージサイズのモノですら、ネットだと一歩も家から出ることなく入手可能なのである。スイムパンツという言葉から容易に想像付くと思うが、ワタクシ自身の軽量化のために水泳を再開しようと思うのである。この”再開”という言葉が示すように、意外かも知れないがワタクシは泳げるのである(爆)今まで色んな軽量化方法を試したワタクシであるが、改めて攻守最強は水泳だと悟ったのである(核爆)


 何ちゅーか、陸上でソレやろうと思うと結構きついのである(^_^;)楽な分効率が悪いから、時間ばっかかかって効果は水泳やってた頃よりも少ないのである。ただ単にワタクシがオッサン化して燃焼効率が激減しただけのような希ガスが、ソレはスルーって事で(笑)モータースポーツやっていて、メタボで良い事なんか何一つ無いのである(-_-;)車重が増えてタイムが落ちる、シートはきつくなる、レーシングスーツやヘルメットやグローブの選択肢が無くなる、インプ/エボ/タイプRヲタと同一視されるなど(爆)正に「百害あって一利なし」を地で行ってる状態なのである。


*カート大作戦・第2章

 ソレより何より、折角カートを再開する目処が立ちそうなのだから、タイムアップのためにも軽量化は必須なのである。ようやく時間が出来て、昨年新しく開設されたばかりの千葉は八千代市にある【ネオスピードパーク(以後NSP)】へ走りに行ってきたのである。数多くあるカート場の中で何故ココを選んだのかというと、システムが以前のワタクシの行き付けであった【F.ドリーム平塚(以後平塚)】と殆ど同じだからである。好きな時間に行けて、好きなだけ走れて、料金も走行時間も良心的。そりゃ平塚の元常連としては行ってみない理由は無いって話である:

コレがNSPで使用されるカートである。平塚と同じ【スバルKX21エンジン】を積んだ【ビレルN35-X】である。開設が昨年だから、当然平塚よりも新しいモデルである。ケツのデカさ故に乗るカートを選ぶワタクシとしては、確実に乗れる平塚のカートと同じであるという事は非常に重要なのである(笑)

コレがコース図である。図面にしてしまうと一見簡単そうに見えるが、実はそうではないのである。

第1コーナーでヘアピンである。ココが最初のブレーキングポイントである。ご覧のようにコーナー侵入が上り坂であり、コーナー脱出が下り坂になってるのである。脱出ラインのとり方が難しい上に、角度が付いてるから余計にややこしい(^_^;)ココが最初の攻略のキモである。

ストレート裏のS字区間である。写真でも分かるようにアップダウンが結構あるのであるが、実際走ってみると見た目以上に激しいのである(^_^;)アクセル全開でいけるが、いかんぜんアップダウンが激しいからスピード感がハンパない。S字ラストは軽くアクセルを抜いてターンインすべし。

第二ヘアピンである。ココが第2のブレーキングポイントである。進入も脱出も下りになってるためアンダーも出やすいし、ターンインでスピンもしやすい。早めのブレーキングがキモである。

シケイン&ホームストレートである。タイムを稼ぐためにアウト一杯までコースを使って脱出速度を稼ぎたいトコである。速度と距離を稼ぐためにピット前の壁に何処までギリギリ寄せられるかが腕と度胸の見せ所である(笑)もっと分かりやすいのが動画である。てゆーか、コレ出したほうが早かったし(爆)

 入会時特典として体験走行の5周。ソレ以外にもワタクシの自前で10周×2セットで、合計25周アタックしてきたのである。ベストタイムは33.944秒、初めてのコースにしては上々である。でも同日に来ていた常連さんは余裕で30秒前半を連発していたし、コースレコードは29秒5だというから、まだまだ先は長いのである(^_^;)雨が降ってきた&久しぶり過ぎるカートで両腕がパンパンなので、残念ながら25周で撤退。でも雰囲気もコースもアクセスも良かったし、何よりも平塚と同じ感覚で走れるというのが最も大きい。コレからもちょくちょく通ってタイムを縮めたいのである、目指せ33秒切りである(* ̄0 ̄*)ノ


*速い人とは

 実車が速い人はカートも速いとは限らないが、カートが速い人は実車も確実に速い。4年前、とあるロンマニアの方が残した名言である。実際問題、カートが速いロンマニアの方はワタクシも若干名存じているが、皆例外なく実車でも速かったのである。実車はチューニングしてセッティングさえ何とかすれば、弱点は簡単にカバーできてしまうのである。クルマ側の弱点もそうであるが、ドライバーの弱点もである。が、カートはそうはいかない。技術と感覚がなければカートを速く走らせることは出来ないのである。ンでもって、技術と感覚ってシロモノは実車においても最重要要素→当然の帰結として実車も速いのである。駆動系や車両形態は変わっても、タイヤを限界まで使う点は同じだからである。


 というワケで平塚ランナー(”元”含む)のロンマニアの皆様、NSPでワタクシと握手である(笑)流石に昔みたいに週3回とかのペースでは通えないが、ソレでも行ける限りは行きたいと思うのである。今回走って分かった事であるが、やっぱ感覚は使わないと鈍るモンである(^_^;)知識ばかりが先行して、肝心の感覚が全く追いつかないから形として表れない。Sオーナーにも散々指摘されたワタクシの悪癖である(;^_^A)水泳も再開する予定→軽量化によるタイムアップも見込めるから、コレで満塁ホームラン・・・の前に執筆依頼を受けた原稿がまだ出来上がっていないのを思い出したので(爆)さっさと締めるに限る今日この頃であった。