アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AT DUSK AND FOREVER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「知識の限界で宗教が始まる」

By ベンジャミン・ディズレーリ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*バーチャルな限界点

 クルマにおいて、タイヤが一番グリップする状態はどういう状態か?答えは「限界を少しだけ超えて滑り始めた時」である。じゃあその「限界を少しだけ超えて滑り始めた時」を知るには如何すれば良いのか?答えは「前輪のソレはステアリングから両手に、後輪のソレはシートからケツに、其々伝わってくる感覚で察知する」である。実車やってる人がゲームで練習する事をに対し懐疑的になる理由が正にコレであり、ゲーム用のステアリングコントローラーからはその「限界ギリギリの感覚、及び限界を超えた時の感覚」が伝わって来ないから、コースを覚える為なら兎も角、練習のツールとしては使えないという論調である。が、コレを手に入れて以来、その考え方に疑問が出てきたのである:

Thrustmaster T-GT Force Feedback Racing Wheel for PlayStation4 ハンドルコントローラー 【日本正規代理店保証品】 4160680

Thrustmaster T-GT Force Feedback Racing Wheel for PlayStation4 ハンドルコントローラー 【日本正規代理店保証品】 4160680

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スラストマスター (AAQS)
  • 発売日: 2017/09/29
  • メディア: Video Game

コレが手に入って以来【グランツーリスモSPORT】がすんごい楽しくなってるのである(^-^)上記のその「限界ギリギリの感覚、及び限界を超えた時の感覚」がビックリするレベルで再現されてるから、運転してて気持ちいいのである(*´д`*)確かにこのコントローラーは決して安くないが、実車知ってるワタクシとしては全然惜しくないのである。もしこの倍の値段でシートにも振動フィードバック機能の付いたゲーム用シートが発売されたら、ワタクシは躊躇わず買うであろう。


 ワタクシは以前からグランツーリスモシリーズの信者だったが、コレで益々以って信仰心が厚くなった次第である(笑)ただ残念な事に、こういうのって実車知ってる人間以外には評価されないだろう事が想像できるし、そしてレースゲーム好きの中で実際に実車でもスポーツ走行してる人間は少数派だろうから、このゲームとこのコントローラーが値段の高さだとか収録車種の少なさだけで叩かれる事は容易に想像が付くし、実際そうなってしまってるのである:

コレがFPSとかだと、マウスやキーボードでプレイする性質上、誰もリアルさは求めないから楽なのである。でもレースゲームだと、そうはいかないのである(^_^;)ゲームだからって簡略化すると「実車っぽくない」って言われるし、逆にリアルにし過ぎると今度は実車経験のある人以外はついていけなくなる。実に難しいのである。


*スライドコントロールマスター:ザ・ニュー・コロッサス

 でもってワタクシの立場は前にも言ったように「リアルであればリアルであるほど良い」である。ワタクシのメインはあくまで実車であり、実車でのドラテク磨きの為にゲームを用いてるからである。ワタクシがマリオカートとかF-ZEROとかのの架空系レースゲームに全く興味が無い理由が正にコレであり、同じ理由でゲーセンとかのレースゲームにも興味が無いのである。さて話は変わって、と:

レブスピード 2018年1月号 No.325

レブスピード 2018年1月号 No.325

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: 雑誌

寒くなってきてサーキット走行のシーズンになった事もあり、この時期のこの雑誌は専らドラテク特集がメインである。でもスライドコントロールを練習するには、やっぱ機械式LSDが必要なんだなと実感した次第である。ただ今んトコLSD無しでも詰められるトコを詰め切ってないと感じてるんで、導入するにしてももう暫く先の話である。あとNDの場合、構造上デフの交換が厄介ってのもあるのである。


第二次世界大戦の最中にナチスが超科学の力を手にし、その力で連合国を一蹴して世界を征服してしまってから15年」という世界観を舞台にしたFPSの2作目である。洋ゲーな上に有名なシリーズじゃないから恐らくニッポンでのウケは悪いだろうと予測されるが、ソレでも上記の括弧内の世界観に興味が持てるのなら気に入ってしまう事請け合いナシである。今作は「レジスタンスとなって戦争に負けてナチスに占領されてしまったアメリカを開放する」って話なのであるが、このナチス化が進むアメリカって架空の設定が実に悪趣味で笑えるのである。まぁ何つーか、玄人向けの作品である(^_^;)


*バーチャル時代がやってきた!?

 話は変わって、このGTSからFIA公認のeスポーツ選手権が始まるんだそうである。ソレと関係してるかどうかは分からんのだが、あのフェルナンド・アロンソが【自分のバーチャルレースチームを設立した】んだそうである。今やガラパゴスなゲーム環境となってしまったニッポンに住んでると全然イメージが沸かんのだが、GTアカデミーから始まったバーチャルからリアルへの転身が、今じゃ確立した地位を得つつあるんだそうである。某ロンマニアの方から聞いた話、実はニッポンよりも欧州のが若者のクルマ離れ(正確に言うと”カネの若者離れ”だが)が酷いんだそうである。だからFIAやクルマメーカーがあの手この手を駆使して若者をクルマとモタスポに誘導しようとしていて、このeスポーツもその一環なんだそうである。



 つまり、コレはワタクシの時代の到来であるヽ(`д´)ノ・・・と言いたいトコであるが、多分逆立ちしてもムリだろうなって事は容易に想像できてしまうのである(笑)ちゅーのもこの手の上位ランクに居る連中って、マジでシャレになってないからである(^_^;)昔GTアカデミーの予選には(オンライン上で)何回か参戦してるのであるが、ワタクシはその予選でゴールドを取るのが精一杯だったりするのである。が、ランキングトップの連中のタイムを見ると、1分40秒台で1周できるコースのラップタイムが、その精一杯だったゴールドのタイムを何と5秒以上も上回ってたりするのである(;´Д`)やっぱどんな世界でも、頂点に立ちたいのなら廃人レベルでやり込むしかない。そう実感した今日この頃であった。