BLOOD MOUNTAIN

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人が流行と称するものは、瞬間的な伝統である。そしてあらゆる伝統は、流行と同列になろうとする一種の必然性を備えている」

Ｂｙ　ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊韓流って何ですか？

　ワタクシは地上波を全然見ないから、正直巷で話題になってる”韓流のごり押し”とかやらは全然分からんし、知りたいとも思わない。でもまぁ、気持ちは分からんでもない。ワタクシも地上波のインテリジェンスのごり押しが嫌いで地上波を見なくなったからである。ワタクシ的に情報媒体はインフォメーション（例えるなら食材）とちょっとしたレシピだけを提供してくれれば十分なのである。あとはワタクシの方で勝手にインテリジェンス（例えるなら料理）に仕上げて味わう。美味かろうが不味かろうが、ソレは全部ワタクシの責任なので無問題である。

　ところが地上波ってのは、ソレを勝手に”調理”してしまって、その上「コレは美味い、コレは皆も大好きだ、コレを美味いと言わないヤツは遅れてる」って言わんばかりに押し付けてくるのである。付和雷同性の強さと自己責任に対するアレルギー。日本人的な短所であるソレに対し、儲けたいスポンサーと視聴率を稼ぎたい地上波局がタッグを組んで、肝心なトコに蓋をしたままスポンサーやディレクターに都合の良い情報を垂れ流してくる。多忙なワタクシにとって、見たくないモンに対して時間を割くのは正直苦痛ですらある。だからワタクシは地上波を見ないのである。だから「韓流についてどう思う？」と聞かれても「クソ喰らえ！」以外の返事は出来そうにない（笑）

＊韓流の魅力って何ですか？

　ブーム云々の有無に限らず、ワタクシの興味のあるソレには「韓国製」の３文字は存在しなかったりする(^_^;)ヒュンダイ車なんてトヨタ車以上に乗りたいのがないし、ゲームは専ら欧米の洋ゲーばかりだし、ケータイはiPhoneだし、マンファは萌えないからアウト・オブ・眼中（笑）でもって、音楽も然りである：

グレイテスト・ヒッツ + フィッシング・フォー・ウーズ

ボウリング・フォー・スープのニューアルバムと、シングル曲の”S-S-S-Saturday”である。何時の間にか彼等も結成１７年＆コレが１１枚目のアルバムだったりする。何ちゅーか、すっかりベテランになって”大人しく”なってしまったなと言うのがワタクシの素直な感想である。自分達のスタイルが既に完成されていて、後はソレを突き詰めていくといった感じである。大きな変化だとか新しい感動だとかは無いけど、曲自体は良く出来ていて全体的なまとまりがシッカリしている。ある意味典型的なベテランバンドの音なのである。若い人は退屈だというかも知れないが、ワタクシのようなオッサンはコレのほうが落ち着くのである（笑）

ア・サウザンド・サンズ

リンキン・パークの現時点での最新アルバムと、シングル曲の”The Catalyst”である。あともう少しでiPodの収録曲が６０００曲に達するので、ソレを埋めるために以前から気になっていたけどCD形態で買う気になれなかったこのアルバムをiTunesダウンロードで買ったのである（笑）メチャクチャ賛否両論でてるこのアルバムであるが、ワタクシも”否”に一票である。新しい試みは大変結構なのであるが、肝心の曲がアレなのである（￣〜￣;）メタリカのブラックアルバムみたいに「音楽性は変わったけど、アルバムはメチャクチャ(　・∀・)イイ！」だったら話は別だったのだろうが、残念ながらやや力不足だったというのがワタクシの感想である。

STRAIGHT JET

６０００曲まであとたった２曲だったんで、以前から気になってたコレをiTunesダウンロードで買ったのである（笑）世間ではエンディング曲の方が人気があるらしいのであるが、ワタクシはどちらかというとこのオープニング曲の方が好きである。詳細なインプレは・・・要らないよね（爆）

＊韓流とアンチテーゼ

　というワケで、ワタクシのiPodの収録曲はこの度めでたく（？）６０００曲に達したのである。HR/HM、パンク／ハードコア、エクストリームミュージック、インダストリアル、ポップス／ロック、更にはJ-POPやアニソンまで網羅してるワタクシのカオスなiPodであるが（笑）その中にK-POPは一曲たりとも入っていない。コレが答えである（爆）よーするに韓流について是なのか否なのかではなく、ワタクシは単純に無関心なのである。ワタクシ的に気に入ったモノ、良いモノがあれば取り入れるかも知れないが、今んトコ無いから取り入れていない。ソレだけの話である。皆が自分で考えて韓流を取り入れていたら、件の騒ぎにはならなかった希ガスのはワタクシだけであろうか。

　コレは別に韓流に限ったことではないが、無闇矢鱈に「外国、外国！」「コレだから日本はダメだ！」という人は「外国が好き」なのではなく「日本が嫌い」なだけではと思うのである、ただ単純に外国のソレが好きなだけだったら、日本のソレを嫌う必要なんて無いからである。よーするに、自分自身に基準が無く比較する事でしか物事の善悪を判断できなかったヤツが、外国（特に日本より立場の強い欧米）という比較対象を見つけたため、虎の威を借りるナントカのノリでアンチテーゼとルサンチマンを爆発させているのである。ワタクシが外車専門の雑誌を読まないのは、偏にこーゆーライターが実に多いからである┐(´-｀)┌自分で考え、自分で決断して、自分のケツは自分で拭く。たったソレだけの話なのに問屋が卸さない今日この頃であった。