ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「老人になって堪えがたいのは肉体や精神の衰えではなくて、記憶の重さに堪えかねることである」
Ｂｙ サマセット・モーム
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊羽の生えたカローラ
ウチの”師匠”曰く「女性がクルマを見る目は純粋なものだ。あいつらは根本的にクルマに興味ないから」との事である。男は基本的にオモチャが大好きである（笑）つまり男の場合、クルマを見るときに多かれ少なかれ諸々のバイアス（例：ブランド、レース実績、性能、メカニズムなど）がかかってしまうのであり、そのバイアスにより純粋なデザインや値段の評価は暈されてしまうのである。ところがどっこい、女性は基本的にオモチャ好きではない（爆）つまり女性はブランドやレースや性能などに興味を示さないから、クルマの評価は「純粋に美しいか否か」「単純に高いか安いか」って事になるのである。
その「男性のバイアス」によって評価が暈されてる代表的なクルマが、正にインプSTIやランエボなのである（笑）この２台を「ラリーでの輝かしい実績」「世界トップクラスのハイテク4WD」「日本最速のスポーツカー」というバイアスを外して評価したら、ソコには羽の生えたカローラしか残らないってのが女性陣の評価なのである（爆）ンでもってインプ＆ランエボの栄光も過去となった今、男にとっても女にとっても等しく羽の生えたカローラになってしまうんじゃないかって話である（核爆）というワケで、せめて新型インプにはカッコいいクルマであってほしい・・・
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・・・・というのがワタクシの偽らざる感想である（笑）必要以上にデカい＆如何にも重そうなのもそうであるが、デザインがこの上なくカローラしてるのである(￣_￣;)燃費やエコ性能はハイブリッドに負けていて、重く大きくなった分自慢の走りはスポイルされ、でもってカローラである（爆）コレのSTI出されても、何ちゅーか試乗しない希ガス。
＊感性の差異
こんな具合に、男性と女性じゃ興味の対象も違えば着眼点も違うモンである。もっと分かり易い例えを出すとしたら、マンガのソレである。男性マンガ家かと女性マンガ家かを絵だけで見抜く方法があるとしたら、ワタクシは「銃やクルマといった無機質なメカの描き方」「ファッションの描写のし方」と答えよう。口で言うのも面倒くさいので（笑）絵で説明するとしよう：
コレが男性マンガ家の描く銃である。ワタクシは原作持ってるから知ってるのであるが、デザインがオリジナルに忠実なだけでなく、銃本体に刻んである刻印や動作まで正確に表現してあるのである。男は意味も無く銃器が大好きだし、作者も男だからその銃好きの気持ちを汲める。だから銃描写は丁寧にやるのである。一方、女性マンガ家が描く銃はといえば・・・・
ツッコミ所が余りにも多いので、ソコんトコは省略。よーするに女の子は銃に興味が無いし、作者も女だからソレを汲んで銃はテキトーに描いてるのである。彼女たちにとって重要なのはキャラクター間の遣り取りなのである。ンでもって、女性にとってファッションは人生そのものなので（笑）キャラクターの服装は最重要要素であり、その描写の細かさは男性マンガ家の比ではない。
昔はそーゆー事もあって「男性マンガ家は男性誌、女性マンガ家は女性誌」って分けられていたのであるが、どーやら最近は少女マンガ描く男性マンガ家や少年マンガ描く女性マンガ家も結構いるらしいのである。ワタクシは少女マンガ読まんので知らんが、少年マンガ描く女性マンガ家って意外な人が多くてビクーリである：
初めて見たときにはビックラこいたモンであるが、今考えると「あぁ、確かに女性っぽかったかも(^_^;)」って思うトコが少なくないのである。メカやファッションの描写もそうであるが、男キャラに「汗臭さ」が無いのである。まぁソコは男にはお産の苦しみが分らない＆女性には股間を蹴り上げられたときの痛みが分からないのと同様（笑）仕方ない問題であろう。
＊ドアは２枚で
話は戻って、やっぱインプは小さくあるべきだとワタクシは思うのである。小さけりゃ自ずと軽くなるし、軽くなれば自ずと燃費は良くなる。親会社のクルマみたいに八方美人になろうとするから、結局何もかにもが中途半端になるのである(｀ヘ´)因みにワタクシの理想形のインプがコレ：
こんな感じでホイールベースを短くして、３ドアハッチバックか２ドアクーペのラインナップにするのである。小さくなるから軽くなるし、軽くなるから相対的な速さも上がる、ンでもってホイールベースも短縮されるからコーナリング性能も上がる。室内が狭い以外は良い事尽くめである。まぁスバルの台所事情じゃ１つのプラットフォームしか作れないからムリだとは分かっちゃいるが、外車はやはり高いので国産を期待してしまう今日この頃であった。
