アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SEWN MOUTH SECRETS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「経済危機は政治家の責任だ。俺たちはパンがなくて飢えている人を助けられないけれど、喜びを与えることだけはできる」

By ガブリエル・バティストゥータ(元アルゼンチン代表サッカー選手)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*責任とは死ぬことと見つけたり

 今のニッポン、責任取らないヤツ大杉であるo(`ω´*)oコレはただ単にテレビとかでの不祥事云々だけでなく、ワタクシの日常生活まで及んでいるのである。モノ(特に電化製品)を買うとムダに分厚い説明書と過剰な安全装備と要らない機能が多数ついてくる。映像も本も何もかにもが自主規制で雁字搦め。大事な事は何一つ即決できず、ムダな議論を長時間捏ね繰り回した挙句に先送り等々。よーするに”自己責任”の一言でパッパッと片付く小事ですら誰も責任取らないから、何もかにもがチンタラ遅いのであるヽ(`Д´)ノが、だからといって「今の日本人は無責任なのか?」と問われたら、ワタクシは「ノー。むしろ世界中のどこの誰よりも、日本人は責任問題にうるさい」と答える。じゃあ、何故日本人は責任を取りたがらないのか?答えは簡単、責任取って”死にたく”ないからである・・・

一昔前のニッポンじゃ「責任≒切腹」という概念があるぐらい責任問題には厳しい

流石に全員腹を切るワケではないが、ソレでも失敗には色んな意味での”死”を伴う

”死”を伴うってことは、基本的に復活はナシ

本来は「ソレぐらいの気概を持って物事に打ち込め」って意味だけど、そんな気概を持つ人は少ない

気概に無いヤツにとっては「失敗=色んな意味で人生終了」って事になる

だから責任問題そのものを避けようとする

ガチ切腹のあった時代とは違い、今は議会制民主主義の時代

議会制民主主義の時代じゃ「数=力」であり、気概の無いヤツはある人よりも断然多い

気概無しどもによる無責任政権の誕生

/(^o^)\ナンテコッタイ

・・・というワケである(笑)チャーチルヒットラーがそれぞれ「民主主義はベストではない」「デモクラシーは梅毒である」と言い、現代においても一部の先進国以外で民主主義がマトモに機能しない理由が良く分かるってモンである。でもこーゆー事を言うと「国民と民主主義をバカにするのか!」っていって、コンプレックスや嫉妬を上手く煽ってしゃしゃり出てくる香具師が必ず出てくるから困ったモンである┐( ̄ヘ ̄)┌ ワタクシも気概のある人と無いヤツの一票が全く同じだなんて納得できな・・・・・ん?こんな時間に宅配便なんて珍しいnうわっ何をするやめろくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」(爆)


*ニッポン発のイノベーション

 結局「失敗したら全て終わり」という概念(ホントはそうじゃないんだけど、勝手にそう思い込んでいるだけ)があるから、ニッポンからイノベーションが生まれてこないのである。役所も許可しない、役員はゴーサインを出さない、下からの提案は汲み上げられない。マンネリで飽和点に辿り着いていても同じトコをグルグル回って、責任を曖昧にしながら重力で徐々に堕ちていくだけである。でも中には「これぞニッポン!」っていうイノベーションもあったりするから、ソレもまた面白いのである:

その一つがハイブリッドカーである。おそらく国産車どころか世界のクルマ史上最大級のイノベーションと言って良いであろうと思うのである。プリウスが出る前と出た後じゃ、明らかにクルマのトレンドが一変したからである。でもワタクシはハイブリッドカーは買わないだろうと思うのである。燃費が良いのは認めるが、魅力的なクルマが皆無だからである。ワタクシが次期NSXに期待してるのも、ひょっとしたら初めての魅力的なハイブリッドになるかも知れないからである。

もう一つがR35、スーパーカー&スポーツカー界におけるイノベーションを成し遂げた一台である。進行状況であるが、ココまで来てよーやくリアの足回り一式が完成したのである。ある程度組みあがったらその都度写真をアップしていこうと思うので、期待しないで待っていただきたい(笑)でもココまで来ると、流石に待つのも面倒くさくなってくるのである(^_^;)ワタクシは常々思うのである。もしも前払いすればフラゲできるシステムを設けたら、間違いなく半数以上の購入者が100巻分全額払うであろう、と(爆)


*嫉妬と羨望のアンビバレント

 話は戻って、他が責任取らないだけならまだ良いのである。ソレなら自分がオウンリスクでやればいいだけの話なのだから。ただ何ちゅーか、やった人間を必要以上に叩いたり、やってる人の挙げ足を取ろうとする。コレだけはマジで勘弁である。昔読んだ新聞の投書に、52歳の会社員が「自分は一生懸命働いているのに大した稼ぎも無い。だけどITの連中は自分より若いの物凄い大金を稼いでいる。許せない」ってのがあったが、こーゆー連中が六本木ヒルズ族の不祥事を必要以上に叩いてるんだと思うのである。何の才能も無く、行動を起こす勇気も持っておらず、常に安全地帯からモノを言っていて、取柄は「真面目にやってる」の一点だけ。そんな連中と飲み屋でクダ巻くよっかは、家で一人でギャルゲーやってた方がマシってモンである(笑)


 六本木ヒルズ族と言えばホリエモンを思い出したが、ライブドア事件の時も酷かったモンである。ワタクシはホリエモンをミジンコたりとも評価していないが、叩いていた連中はホリエモン以下だったって話である。捕まった後は事件そのもの以外にもホリエモンの人格攻撃まで徹底してやっていたが、事件前はどうだったのか。全く同じ番組のリポーターがホリエモン宅にやってきて、所有のフェラーリブラックカードを目のあたりにしてキャーキャー喚き立てていたのである┐(´д`)┌こんなクソ下らない嫉妬丸出しのワイドショーやニュース番組は野放しにされるのに、名作と呼ばれる映画とかは「ふさわしくない言葉遣いがある」とか「性器が露出してる」とかで易々と規制する。もしも民放に受信料が設定されていたら、間違いなくボイコットするであろうと思う今日この頃であった。