ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ごく普通の人間から人生の嘘を取り上げてごらんなさい。それは同時に幸福を取り上げてしまうことですよ」
By ヘンリック・イプセン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*カタギの細やかな抵抗
件の【エキサイティングカーショーダウン2012】でのドリフト事件であるが、みんカラや某巨大掲示板じゃ結構な話題になってるようである。が、肝心の渦中の人はブログ閉鎖してドロンしてしまったし、所属チームはトカゲのシッポ切りで済ますつもりだし、主催者はダンマリ決め込んだまま。コレは単なる一選手のヤンチャではなく、ドリフトやチューニング業界の品性と信頼を揺るがす大問題なのに、当事者たちは全然理解していないみたいである┐( -"-)┌まぁ何ちゅーか、参加者もギャラリーも主催者もこのレベルなんだからしゃーない:
コレをカッコいいと考えているDQNが主催&参加&ギャラリーやってるのであるから、業界の品性や信頼などというシロモノを考えろっちゅーのがムリな話である(笑)よくよく考えてみると、この動画に対して怒りを示してる人ってのは、大概がカタギの人たちである。失うモンがある&世の中には法律以上に重要なモンがある事を知ってるカタギの人とは違い、ハナっから何も失うモンが無いDQNは「何かやらかしてもパクられなければいい」ぐらいにしか考えていないのであるからスルーするのである。DQN人脈の中で人間関係が全て完結していて、且つ「食えなくなったらナマポもらえばいい」ぐらいにしか考えてない連中に、品性だの信頼だの誇りだの言ってもムダなのである。
かと言って「我々カタギに関係ない世界の話なら放っといていいのか?」と問われたら、答えは「ノー」である。DQN連中は自分たちの世界の中だけで完結させたつもりでも、我々カタギに「モータースポーツやチューニングに対する悪評」という形でとばっちりが来るからである。では、我々に何が出来るのか?コイツ等がデカい顔できるのはドリフトのためにコースを貸すサーキットがあり、スポンサー企業がカネを出し、出版社が賞賛するからである。でもって、サーキットやチューニングパーツや雑誌の顧客はDQN共よりも我々カタギの方がずっと多い。察しの良いロンマニアの方なら、この兵糧攻m・・・・ん?ワタクシは宅配ピザなんぞ頼んでいnうわっ何をするやめろくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」(笑)
*道化の英雄願望
でも良く考えてみたら、ワタクシ自身ココ数年は社外カスタムパーツを買った記憶がない&ドリフト関係の書物なんぞ買った記憶も無いんで、ボイコットと言ってもワタクシ自身出来る事は何もなかったりする(笑)でもソレは大概のクルマ乗りがそうなんだろうなと思うのである:
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コレを毎月買うってことは、間接的にDQNなチューニング業界を支えてしまう事になるのであろうか(笑)昔は「スポーツカー=ステータスシンボル=色んな意味でモテる」って理由でクルマ買う若者が多かった&ソコからチューニング業界が進歩したのであるが、今や「スポーツカー=異性や交流に使うカネが無いオタクが買うシロモノ=色んな意味でモテない」である(爆)ワタクシは最近この手の雑誌がプッシュしてる86/BRZに願う事は「オタク以外の顧客を大幅に開拓してほしい」なのである。そうでなければ、チューニング文化がアニメ鑑賞と同じレベルで語られてしまう日が来るであろ・・・もう来てるな、ウン(核爆)
- 作者: 藤島康介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/23
- メディア: コミック
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まぁワタクシも人の事は言えんのだが(笑)オタクは道化師にはなれるが、主役には決してなれないのである。何故なら主役ってのは万遍なく愛されるキャラクターでなければ勤まらないからである。でもってどんな文化でもそうであるが、万遍なく愛されるヒーロー/ヒロインを以って、初めて大いに栄えるのである。プロ野球と長嶋茂雄然り、F1とアイルトン・セナ然りである。自分とその周囲にしか興味が無いオタクにゃ到底ムリな話である。
*閉鎖世界の解放
ワタクシは今まで色んな趣味を経験してきたが、確実に言えることが1つだけある。どんな分野のどんな趣味であれ、フツーの人が入らなきゃ発展しないって事である。何故ならフツーの人ってのは外を意識して、中と外の整合性を図って、新陳代謝を繰り返すからである。オタクやDQNが主役になる趣味ってのは、コレが殆ど出来ないのである。ドイツもコイツも自分の殻に閉じこもって外を顧みないから、何時まで経っても同じトコをグルグル回ってるだけなのである。ただ同じトコ回ってるだけならまだしも、実際はドンドン腐敗していっている。今の日本の産業が閉塞感に満ち溢れてるのは、内需だけで全て完結しようとした結果である。
ワタクシがドリフトだとかチューニング業界とかを危惧する理由は、つまりこーゆー事なのである。ホントなら「ドリフトがメジャーになった→ドリフト出身のスターも生まれ、フツーの人も興味を持つようになった→フツーの人が入りだしてドリフト&チューニング文化\(^o^)/ハジマタ」になるはずが、たったアレだけで「ドリフトやチューニングがDQN御用達の見世物に逆戻り→DQNばかりで閉塞感と腐敗が始まる→ドリフト&チューニング文化\(^o^)/オワタ」になっちゃうからである。前にも言ったが、ソレで困るのはワタクシではない。困るのはドリフトやチューニングを嗜んでる貴方なのであるm9(`・ω・´)オタクやDQNが主役の世界に未来は無い。自分もオタクだけどつくづくそう思う今日この頃であった。