アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FURY & FLAMES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「誰かが君に頼み事をしてくるとしよう。まず、絶対にノーとは言わないことだ。応えられないことが分かっていてもだ。何らかの利益をもたらしてやれば、それ以降、彼は君に協力的になるはずだ」

By バーニー・エクレストン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ジャーナリズムって何ですか?

 今更話す事ではないと思うが、ワタクシはもう長年テレビも新聞も見ていないのである。単純にネットの方が速くて量が多いというのもあるが、単純に面白くないのである。全く新鮮味のない使い古されたネタを、コレまた使い古されたレトリックを用いてしたたり顔で解説するだけ。分かりきった事を分かりきった言葉で聞くぐらいだったら、ギャルゲーやって萌えてた方が遥かにマシってモンである(笑)この前F1バーレーンGPで面白い話があったが、コレがホントのジャーナリズムってモンである:

バーレーンは昨年から政情が不安定で、正直な話F1やってる場合じゃない

でもF1運営団体とバーレーン政府はバーレーンGPを強行、当然だが非難轟々

バーレーン政府、F1関係以外のジャーナリストの入国をF1開催期間中禁止する

そのせいで皆が一番知りたいネタが入らなくなる

( ゚Д゚)マズー

ソコで立ち上がったのがイギリスのF1特派員

F1関係者だから、当然ビザも降りるし取材許可も出る

イギリスのF1特派員たちはF1取材のついで、皆が知りたがってるバーレーンの内情の取材を始めた

ゲットしたホットなネタは、TwitterFacebookでリアルタイムに全世界へ報道される

特派員をタイーホしたらバーレーンGP開催に支障が出るワケだから、運営団体もバーレーン政府も手が出せない

バーレーン報道作戦大成功

( ;∀;) イイハナシダナー

コレがホントのジャーナリズムなのである。今一番ホットなネタを可能な限り近くからゲットして、熱い内に出来るだけ速く世界に向けて報道する。誰にも得られないような特ダネをゲットして、ソレを可能な限り大勢の人に教える楽しさ。ブログやってるロンマニアの方々なら、この快感が分かるはずである(笑)よーするに、ジャーナリズムってそーゆー事なのである。報道が好きで、報道業に誇りを持っていて、報道のためなら身体を張れる。ソレを”粋”だと感じるからこそ、視聴者がついてくるのである。


 この「ジャーナリズムの楽しさ」が今のニッポンの報道に欠けているのである。安定した生活と良い老後を手にするためには大企業に勤めるのが一番。で、ソレがたまたま新聞社やテレビ局だった。連中は安定と出世と給料のために新聞社やテレビ局に入社したんだから、報道を追っかける事は別に好きじゃない→ジャーナリズムなんぞあるはずがないのである。でもって安全地帯からお零れで手に入ったネタなんてのは、最前線で身体を張ったモノホン達が不要と切り捨てた残骸なのである。そんなんが面白いワケがない、つまりそーゆー事である。報道に限った話ではないが、今のニッポン製品には”情熱”が感じられないのである。サラリーマンが理論や前例に沿って無難に組み上げた、そんな無味乾燥なシロモノしかない。だからワタクシは最近海外製品ばかりしか使わないのである。


*青春を取り戻せ!

 最近、老人を批判する声が大きいのである。未来が見えないいのであるから、過去を責めたくなるのであろう。曰く、老人達が先送りにしてきた諸問題のせいで若者が苦境に立たされている。曰く、老人達の既得権益に雁字搦めにされて何も新しい事が出来ない。曰く、今の老人達を見ていると未来に希望が持てない。でもワタクシに言わせれば、最低でも「結婚しない子供は作らない、クルマは買わない、家を買わない、遊ばない。全ては老後のために貯金する」と言ってる若いヤツらには、老人達を批判する権利は無いと思うのである。何故ならこの老人達は、数十年後の貯金してる若者らそのものだからである。


 今のニッポン社会の中心を担ってる”老害”と呼ばれる老人達だって、若い頃は同じ事を考えていただろうからである。飲まない打たない買わない。時には家庭を省みずに会社に尽くす。ソレも若い連中と同様に「全ては老後のため」なのであり、そして今がその”老後”ってヤツなのである。老人連中にしてみれば「今こそ長年の苦労が報われる時、犠牲にした青春を取り戻すぞ〜(* ̄0 ̄)/」という事なのである(笑)そりゃ既得権益を手放さないに決まってるし、自分達が天寿を全うするまで何も変えて欲しくないに決まってるのである。でもって今ブーブー言いながら我慢してる若いヤツらも、数十年後には同じように既得権益にしがみついて現状維持を貫き通す。その未来を想像するのに、ワタクシが預言者である必要はないのである(爆)


*今こそ青春を

 今度は「じゃあ、どうすればいいんだ?」って話である。批判するなら誰にもできる。大事なのは批判に対する対案である。ワタクシの対案はズバリ「老後の事なんか考えなくっていい」である(笑)無論、いざと言う時の貯金はある程度必要であるが、ある程度必要な分以上は持つ必要はないんじゃねって話である。今のニッポンじゃ(真っ当な人である限り)死ぬことの方が逆に難しいのだから、好き勝手にやればいいのである。遊びに使っても良し、欲しいモン買っても良し、自己投資に使っても良し、起業資金にしても良し、海外に移住しても良し。嫉妬から大バッシングキャンペーンを繰り出してくるであろう老人連中をスルーして、連中が若い頃やりたかった事を思いっきりやる。ソレが老人連中に対する最大の復讐だとワタクシは考えるのである。


 コレなら血生臭い事を起こすことなく復讐が果たせ、しかも経済も人も回転して活性化するんだから、正に良い事ずくめである。さぁロンマニアの皆様、ワタクシと一緒に遊んで経済を活性化させようジャマイカ(笑)安定ってのは「絶対に不安定にならないこと」ではなく「不安定になっても迅速かつ確実に立て直せる」ことだとワタクシは思うのである。だから安定したいんだったら世界中どこで何をやっても生きていけるようなスキルを身に付ければ良いだけの話である。ソレをしないで国や社会に依存してるから、今のような老害天国が出来上がっちゃうのである。ワタクシも海外留学&海外生活を”経験してる”からこそ、コレは確信を持って言えるのである。さて、ネタ切れであることがバレる前に(爆)さっさと撤収するに限る今日この頃であった。