ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「何よりもすばらしいのは、音楽が伝えることのできる感情の種類は無限だということである。言葉で表現できない深い感情までも、音楽は明確に示してくれる」
By レナード・バーンスタイン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*否定屋とカルト
先日の批判屋と否定屋についての話であるが、ちょっとした事に気付いてしまったのである。否定屋ってのは先日も述べたように世の中を基本ネガティブに捉え、ソレを否定する事によってテメェのアイデンティティーを築いてるヤツの事である。その根底には過去に受けた多かれ少なかれのトラウマや思い上がりがあり、ソレに対し自省せず自分の殻に閉じこもる事で身を守り、でもって「自分は悪くない!悪いのは他人であり世の中の方だ!たとえ全てを敵に回しても、自分のポリシーは決して曲げない。何時の日か絶対、自分が正しい事を証明してやる!!」ってイタい考えに居たり、酷くなると行動に出ちゃうのである。まぁある意味厨二病の一種であるが、フツーの人は「ひょっとしたら自分が悪いかも( ̄0 ̄)」って感じに卒業するんだけど、内向的過ぎるヤツは閉じこもったまま出てこれない場合も間々あるのである。
ソコでふと思ったのである。カルトって否定屋の否定屋による否定屋のための組織なんじゃないか、と。別に新興宗教だけに限らず、カルト的なモンって結構あるのである。社会運動然り、自己啓発セミナー然り、チューニングショップ然り(笑)まず”教祖”が否定屋、コレはガチである。世の中は狂っている。社会も人間も全てダメ。正しいのは自分と、自分の考えに賛同する人たちだけ。だから自分が”ネ申”になって、行動を以ってこの世を正してやる。正に典型的な否定屋の思考パターンである。こーゆー教祖連中は否定屋をこじらせた挙句に、実際に行動に出ちゃったワケである。カルトがことごとく閉鎖的で排他的で選民意識が強いのは偶然でも何でもなく、否定屋としての必然なのである。
ソコで気付いたことがもう一つあるのである。カルトは”教祖”が否定屋なのもそうであるが、実は”信者”も多かれ少なかれ否定屋なのである。ちょっと考えてみりゃ分かる事であるが、マトモな人が否定屋教祖のトンデモ話を真に受けるはずがないのである。何故真に受けるのかといったら、信者が教祖の否定屋イズムに共鳴しているから→つまり信者も否定屋だからである。今まで社会的に蚊帳の外だった信者が、カルトの中で自分を全てを受け止めてくれる教祖に出会い、同じ否定屋マインドを持つ仲間に巡り合えるのである。元々自分が正しい&世の中はカスと考えている連中なんだから、外の人間の言葉なんか届くはずもないって話である。でもって、カルトの外へ出てしまえば再度孤独で無力な存在に戻ってしまうんだから、結束力や帰属心がハンパない。カルトから信者を抜けさせたいんだったら、この事を念頭に置かなきゃダメだと思うのである。
*久々に音楽ネタ
さて世間では【DVDリッピング違法化&私的違法ダウンロード刑罰化法案が衆議院で可決されてしまった】そうである。だがぶっちゃけた話、ワタクシにはどーでもいい事だったりする(笑)だってワタクシはこの法案で処罰の対象になるようなCDやDVDは全く買わないし、更には【iTunesは全然OK】なので、ワタクシにとっちゃ痛くも痒くもない。今まで通りにCDかダウンロードで音楽買って、iPod/iPhone/iPad2で聴くだけの話である:
- アーティスト: リンキン・パーク
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リンキン・パークの新アルバム&シングル曲の"Burn It Down"である。最初は買うつもりはなかったのであるが、ネットで音源聞いたら結構良かったんで、ダウンロードで買っちゃった次第である。4作目は急激な方向転換したせいか散らかった印象がある音楽を上手く整理して、更には1〜3作目までのヘヴィーミュージック路線も取り込んで、いい感じにまとまってるのである。ネットに放流したらアルバムが売れないなんてことは無いのである。良い楽曲があったら良質な音源を聴きたい→アルバムが売れるのである。
- アーティスト: スマッシング・パンプキンズ
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スマッシング・パンプキンズ(以後スマパン)の新アルバムと、タイトルトラックの"Oceania"である。大坊時代に聴いた3作目の【メロンコリーそして終わりのない悲しみ】に衝撃を受けて以来、今までずっとスマパンのファンやってきたんで、新アルバムも当然買ったワケである。まだ聴きこんでいないので、ちょっとインプレは後日って事で。好きなアーティストの音源なので、当然CDで買った次第である。お偉方はCD売上、CD売上って五月蠅いけど、ホントのファンはアルバムをCDで買うのである。なぜCDが売れないのか?迷わずアルバムをCDで買いたくなるようなファンがいるモノホンのアーティストを育てず&プッシュしてないからである。
fripSide PC game compilation vol.1
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fripSideのPCゲームタイアップソングの収録アルバムと、収録曲の"Alice in Rosso"である。ホントはダウンロードで買いたかったんだけど、無かったんでCDで。メタルだろうがパンクだろうがオルタナだろうが、ポップスだろうがアニソンだろうがゲーム音楽だろうが、ワタクシは基本的に気に入ったら何だって聴くのである。ワタクシに言わせれば「○×一筋」ってヤツは信用ならないのである。数々の経験や実績を経た達人が「自分は○×一筋」って言うのなら話は別である。が、ただの素人が「自分は○×一筋」とか言ったって説得力ゼロなのである。説得力がないどころか、ソイツの視野の狭さを露見してしまってるのである。
だから偏見のフィルターを取り除くのである。自分で試す、自分で考える、自分の意見を持つ、自分の言葉で話す。後にも先にも、たったソレだけの話である。こう言っちゃアレだけど、ロクな経験もないのに「○×一筋」とか言って他のを試そうともしないヤツってのは、ホントにソレが好きなのではないのである。そうする事で「自分は良いモノを見抜いて愛用する見識のある人間であり、好きな事には一途な純粋で筋の通った人間です(ドヤッ」とアピールしたいだけの薄っぺらいヤツなのである。ソレが悪いとは言わんが、何ちゅーか良くも悪くも一度きり&世の中の全てを試すにはあまりにも短い人生を、更にムダ使いしてるように感じるのである(^_^;)まぁ、こうやってブログ書いてる時間も何らかんら言ってムダなんで(笑)さっさと締めるに限る今日この頃であった。