アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「神が病を癒し、医者が料金を取る」

By ベンジャミン・フランクリン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*クレームと自主規制のないセカイ

 今日はネタが無いので(笑)ネタ探しに色々やってたトコ、講談社の【とあるマンガがクレーム回避のために発売中止&連載終了になった】んだそうである。ワタクシも一応マイノリティなんで気持ちは分かるが、もういい加減こんなバカバカしい遣り取りは終わりにして欲しいモンである┐( ̄ヘ ̄)┌ワタクシに言わせりゃ「自分達は奇異な目で見られる可哀想な少数派だから、オメーら多数派は黙って要望を飲みやがれ(#゚Д゚)ゴルァ!!」って言ってくる少数派団体も、ソレに対し「アイツ等と是非に関して討論するの面倒くせーから、要望通り引っ込めてやんよ( ´△`)」っていう出版社側も、どっちも逆差別を促してるようなモンである。こうやって何も言え無くすれば差別は無くなるかも知れんが、その代わりデカい隔たりが双方の間に出来るだけだからである。


 大概少数派を前に押し出すヤツは「少数派故の生き辛さガー」って言うのであるが、ソレに対しワタクシは「じゃあアンタは多数派の生き辛さを知ってるの?」と問い返す次第である。断言しても良いが、連中は知らないし、知ろうともしない。そうやって互いの生き辛さを議論してこそ、ホントの意味での多数派と少数派の共生が可能になるのである。でもこういう風にクレームで黙らせる&黙らされる前に勝手に引っ込むような、互いに「相手には悪意があるに違いない」って決めつけて、ありのままを言い合えない関係の中にゃ、とてもじゃないが共生なんて芽生える筈が無いのである┐(´д`)┌握手しなきゃならない時に互いに拳骨を作ってるんだから、そりゃ問題解決なんてしない筈である。


*否定屋は今日もやりたい放題

 話は変わって、ちょっと話題にしてみたいネタがあるのである。淡路島の洲本市で起きた某事件という、本来ココで扱うには相応しくないマジメな話題についてである(笑)事件そのものについてはマジメなブロガーさん達がマジメに特集してるんで、不マジメなワタクシからは言う事は敢えてないが(爆)気になったのが【犯人が反精神医療主義の精神科忌避本の影響下にあった】ってトコである。実はその内海聡医師(以後内海氏)って以前ワタクシん家の近くで診療所やっていて(因みにワタクシは氏とは面識が全く無い)その当時から精神医療反対の信念の元「発達障害とかいう概念は存在しない」と言ってきてた人物なので、念のため時折FBなりツイッターなりで言動はチェックしてたりするのである。まぁ何ちゅーか「怖いモン見たさ」ってヤツである(核爆)


 まぁ内海氏については本人のFBやらツイッターやらでこの上ないぐらいアクティブに自説をアピールしてるので、細かい説明は省くとしよう。最初は反精神医学だけだったけど、その内「医学そのもの→科学全体→人間社会全体→人類の歴史文化そのもの」とドンドン否定範囲が広くなって、言動も日に日に過激化していって、信者もソレに合わせて増えていって、所謂「カルトが誕生し肥大化する瞬間」ってヤツをリアルタイムで見てしまってる次第である(笑)まぁ何ちゅーか、内海氏ってのは以前ワタクシがネタにした「批判屋と否定屋」ネタの、典型的な否定屋だと思うのである:

批判屋 否定屋
批判対象に対して基本的に悪意はない 基本的に悪意を以って対象を否定する
対象が欠点を認め、改善する事を期待してるからこそ批判する 否定対象に改善は期待しておらず、対象を憎んでるから否定する
世の中は基本的に善だという前提の元、ボタンの掛け違えが問題と考える 世の中は基本的に悪だという前提の元、人間や社会はバカばかりだと考える
異論の存在を基本認め、共存を否定しない 異論の存在を認めない。共存は不可能
反論が有益なものであるならば、ソレを認めて受け入れようとする 反論は自分に対する攻撃と受け取って、悪意と憎悪を以って拒絶する
基本的に人間不信は無いから、意見の違う他人と友達になる事は可能 基本的に人間不信で、自分に同調する人間以外とは友達になれない
批判と共に対案も用意してあるし、改善のための行動も行う準備がある 否定はするが対案は示さず、ただ単純に世の中をブチ壊したいだけ
基本的に自分自身に肯定的 他人や世の中もそうだけど、自分自身も大嫌い


まぁ今んトコ発達障害の界隈には特に悪影響も実害も無いので、ワタクシ含め皆スルーを継続する次第である。まぁ何だかんだ言って内海氏にも言論の自由はあるし、明らかな実害が無いのであればソレは尊重されるべきだとワタクシも思うからである。てゆーか、ワタクシにとっては新車の慣らしを終える事の方が、コレよりも遥かに重要なんだってのが正直な感想だったりする(笑)


 まぁ古今東西どんな社会においても、社会が合わなくて社会を恨んだり憎んだりするヤツは必ず一定数居るモンである。でもって、人間ってナマモノは正義と真理を信じるのではなく、自分の信じたいモンを信じるモンである。更に言うと、言いたい事は沢山あっても、ソレを上手に表現できるヤツは極めて少ないモンである。内海氏が上手いなと思ったのは、そういった信者等のニーズを上手く汲み取って、本来信者連中が浴びる筈だった批判諸々を一身に受ける”過激な代弁者”になった事である。体育会系の部活なんかで、身体を張ったギャグやメチャクチャな言動で先輩後輩から一様に好かれるヤツが居たりするが、ソレと似たようなモンである(笑)


ルサンチマンはスルーで

 この様な悪意と憎悪を以って一般社会をディスる否定屋集団を相手にするにはどうすれば良いのか。ワタクシの答えは「徹底スルーが基本。万が一実害が出た(あるいは出そう)な場合、黙って速やかに”適切な対処”をする」である。この手の連中に反論したり、あるいはバッシングしてもムダである。そうすれば連中は「叩かれるという事は、我々は正しかったんだッ!」って確信するし、その行為がルサンチマン抱えた連中を一層呼び込む事になるし、更には結束をより固める事にもなり、ムダどころか逆効果になるだけだからである。下らない事だけど連中にとってこういう活動は生き甲斐そのものであり、生き甲斐を奪われそうになったら死ぬ気で抵抗するに決まってるからである。


 だから何も言わずにスルーする&実害出る(あるいは出そう)なら早急に片付けるのである。そうする事で「そんな事してもムダ。お前は何も成す事ができないまま、貴重な時間と労力を浪費するだけなんだぞ」って間接的にメッセージを送るのである。よーするに、テロリストに対する処置と同じである。こうやって構成員に無力感を与える事によって、離脱や分裂を促すって手法である。まぁただ上記でも述べたように、内海氏は現在のトコ信者間とサヨク界隈だけでしか活動してないっぽい&ソコでグルグル回る事で満足してるっぽいので、コレ以上ワタクシが言及する事はなさそうである。ソレより何よりワタクシは新車の事でアタマが一杯なので(笑)この事も直ぐに忘れるんだろうなと思う今日この頃であった。