アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AD MAJOREM SATHANAS GLORIAM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「選択が誤りであっても、選んだのは自分。結局のところ、女房とは自分を映す鏡のようなもの」

By ジェームス三木


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*小を積み重ね大を成す

 理想ってシロモノは、現実問題を1つずつ解決していった先にあるモンである。他のヤツはどう考えているのかは知らんが、少なくともワタクシはそう考えている次第である。そういう意味で言えば、ワタクシは理想主義者なのであろう。まぁその点はイチロー松井秀の著書を読む方が、ワタクシの支離滅裂な当ブログを読むよっかはより説得力がある上に分かり易いであろう(笑)何かを成そうと思ったら先ず目の前に課題があって、ソレを解決したらまた次の課題が出てきて(以後繰り返し)で、ある日ふとバックミラーを見てみたら、その”課題”ってヤツが後方に写っていた。ワタクシが何かを成す時ってのは、大概このパターンである。だからマンガみたいに涙流して感動した瞬間って経験した事が無いのである(^_^;)


 だからそういう積み重ねを全くやらないで最後の目標だけを狙ってるヤツってのは、ワタクシが最も嫌う類の人種である。こういうのを巷では「人生の逆転ホームラン」って言うらしいのであるが、だが考えて見て欲しいのである。肝心な場所でホームラン打つためには、先ずは打席に立たなきゃならんのである。もしもモニター前の貴方がやきうチームの監督だったとして、何処ぞの馬の骨が「俺はデカいホームランを打てるから、四の五の言わずに俺を打席に立たせろ」などと言ってきたら、その言葉を信じるのかって話である。当然ノーである。先ずは練習でアピールして、代打や代走で実績を積み重ねて、スタメンに名を連ねるようになって、そうやって初めて肝心な場所で打席が回ってくるのである。


*Xデーin東京

 さて何だかんだ言って、明日は東京都知事選の投票日である。生憎ワタクシは茨城県民なので投票はしないが、東京在住のロンマニアの皆様はシッカリと権利を行使して欲しい次第である。でもって前にも言ったと思うが、ソレが自分の信念の元で投票したのであれば、誰に投票したとしてもワタクシはその意思を尊重する次第である。たとえ意見を違えようが、お互いを邪魔しない限りは尊重する。コレは民主主義云々ってよりも、大人のルールであり、マナーなのである。だから【鳥越氏を応援しなかった宇都宮氏が誹謗中傷された】だとか【宇都宮氏を敵の回しモン扱いした】だとかするヤツは、大人としてのマナーとルールを弁えてないヤツ、つまりガキなのである┐( ̄ヘ ̄)┌



 例えばこういうのがである。たとえコレが合法であろうとも、他人を尊重できんヤツは未熟でガキなのである。そんなガキ共が担ぎ上げるヤツがマトモな筈ないって、フツーの人はそう思う筈である。鳥越陣営&支持者は口を揃えて「安倍政権を倒す事が一番重要なのだから、この際”細かい事”には目を瞑って鳥越を応援すべき」とか言うが、ソコで上記の前置きである。先ず都政をちゃんと出来ないヤツが、国政でマトモにやれるなんて考えらんのである。そういう連中をノリと勢いで担ぎ上げた結果が、あの民主党政権である。今でもハッキリ覚えてるが、あの時代はホントに色々大変だったのである(^_^;)産業医に行ってるトコが軒並み経営悪化するわ、スポーツカーが次々と開発中止になるわ、もう散々な時代だったのである(笑)


 じゃあ何故サヨクがココまで過激になるかって、ワタクシが思うに連中は意識的か無意識的か、或いは双方共かは知らないけど、何ちゅーか「自分等は弱い」って自覚があるのである。弱いって考えてるから「分断されてたら更に弱くなるッ!」って分裂を恐れるし、相手から攻撃されると「やられるかもッ!」って考え過剰に反応するし、テメェの卑劣なやり方を「弱いんだから仕方が無いッ!」って正当化する。今回のサヨク界隈のゴタゴタってのは、こう考えれば全てに辻褄が合うのである。ホントに強い人間ってのは、そういうのを恐れないモンなのである。意見を違えても尊重し合えるし、攻撃されても「その程度じゃ揺らがない」って確信があるから堂々と構えてられるのである。


*野党復活プラン

 とまぁ、ワタクシの今回の都知事選に対する感想はこんな感じである。繰り返し言うが、小事を積み重ねられないヤツに、大事をこなせられる筈が無いのである。そしてコレが、野党再生のカギだとワタクシは思うのである。もしワタクシが野党の党首だったら、ココ当分は政権を狙わない路線で行くつもりである。市議選や知事選とかで徐々に実績を稼いで、具体的かつ現実的な対案を時間をかけても良いからシッカリ組み立てて、その間に人材を育てておいて、10年はかかる覚悟で土台を組み立ててから勝負にである。当然、サヨク的な要素は全て排除する。ソレぐらいしないと、政権交代した後に長期政権を作るだなんて不可能だからである。


 そう、コレまた繰り返し言ってる事であるが、ワタクシは自民党信者でも無けりゃ、ネトウヨでもないのである。ワタクシは基本的にリバタリアンであり、健全な二大政党制を望んでるだけななのである。だからこそ、今の野党の不甲斐なさには腹が立ってしょうがないのであるヽ(`Д´)ノ7年前は「二大政党制の時代キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って少しは期待してたのであるが、その後のあの為体にワタクシがどれほど失望したかは最早説明不要であろう('A`)ワタクシはサヨクは大嫌いだが、左翼は歓迎なのである:

左翼 サヨク
オリジナルの社会主義共産主義からは既に脱却、現在は社会民主主義が主流 公言しないが、オリジナルの社会主義共産主義に未だ傾倒している
時代の変化に対応して、新自由主義や軍隊や核の存在意義を(積極的ではないが)肯定している 時代錯誤と呼ばれようとも、新自由主義や軍や核を頑なに否定する
基本的にリア充&勝ち組の反主流派がなる。故に世の中や世界に対し肯定的。政治社会活動はポジティブな動機からやってる 基本的にいじめられっ子や負け組がなる。故に世の中や世界に対し否定的。政治社会活動はネガティブな動機でやってる
正義は議論により深めるべきだと考えていて、持論が受け入れられるかどうかは分からないと考える。持論が受け入れられなかった場合、ソレを自分達の説得力不足だと考え、今後の対策を講じる 正義は常に我にあると考えていて、議論さえすれば必ず自分達の意見が勝つと考えている。持論が受け入れられなかった場合、ソレは世間がバカだからと考え、反省はしない
自分達はあくまで市民国民の一員であり、基本的にフツーの人たちと同等の立場に置く。基本オープンで寛容な立場をとり、異論反論は自分達が成長する糧だと考え受け入れる 自分達は”正義”を理解した前衛的な人間と考えていて基本的に上から目線。基本閉鎖的で排他的。自分達の考えは絶対正しいから異論反論は自分達への攻撃とみなし、拒絶する
右翼とは立場が違えど、同じように愛国心がある。批判するのはより良い祖国にするため 愛国心は忌々しきもの、唾棄すべきものだと考える。否定するのは国というシステムは破壊するため
批判屋 否定屋

そう、右翼と左翼が真っ当に議論し合う状態こそ、ワタクシは健全な状態だと考えているのである。だが残念な事に、ニッポンが二大政党制に目覚めるためには、まだ相当な時間が必要そうなのである(´・ω・`)さて明日は休日だけど早いので、さっさと寝ようと思う今日この頃であった。