アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DEATHRACE KING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「大抵の人は既に死んでしまったような思考法で考え、表現しています。過去の死者が、この世の人々の心を支配しているかのようです」

By ジョセフ・マーフィー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*真の愛国者とは

 サブタイの答えはといえば「SNSで毎日のようにニッポンに対する悪口を言ってるヤツ」である。Facebookのニュース記事コメント欄だとかサヨク的なグループとか、あるいはTwitterなんかでソレっぽいキーワードで検索すると、毎日のようにニッポンの政治や社会をボロクソ扱き下ろしてるヤツが少なくないのであるが、ワタクシは彼等/彼女等こそ真の愛国者だと思っているのである(笑)だって考えてみて欲しいのである。あんだけ1日に何回も何十回もニッポンに対する恨み辛みを吐き出しているのにも関わらず、誰一人としてニッポンを離れようとしないのだから、コレが愛国心でなきゃ何だって話である(爆)ワタクシだったらそんなエネルギーを消費する事すら勿体無いから、黙って外国に移住する次第である。


 そう、マジのガチで住んでる国が気に入らないのであれば、海外へ移住しちゃえば良いのである。コレは別に「イヤなら出てけッ!」って意味ではなく、ソレが最も有効な抗議行動だからである。何故なら海外に移住してしまえば、ニッポンに税金を払わなくて済むからである。ニッポン人の納税額は平均で一人当たり年間約100諭吉ほど。つまり海外移住してしまえばニッポンに一人につき100諭吉の損害を与えられるんだから、極めて有効だとも言えるのである:


そう、サヨクでありながらもニッポンにそのまま住み続けるって事は、たったソレだけでニッポンに負けているのである(笑)どんなにデモしても世の中が変わらないどころか、諸々の税金を払う事により逆に憎き相手を利してしまってるのであるから、本末転倒とはこの事である。だからSNSでどんなにニッポンの悪口を言ってもムダなんだって事が何故分から・・・ないからサヨクなんだよな、ウン(爆)


*悪者になる自由

 そんなサヨク連中が、どうやら【RADWIMPSのライブ会場の前で抗議集会を呼び掛けてる】模様である。まぁどうせ大した事は無いし何も変わらんとは思うのであるが、ネタとしては美味しいので遠慮無く頂こうと思うのである(笑)まぁワタクシの意見は、200年以上も前にヴォルテールが言ってる事と同じである。即ち「私はあなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」である。気に入らない曲に対し「気に入らないッ!」っていうのは自由だし、内心の自由までとやかく言うつもりはない。が、流石に「歌うな」や「廃盤にしろ」は受け入れられないのである。そりゃ「気に入らないッ!」って理由だけで黙らせることが出来てしまったら、誰も何も言えなくなってしまうからである。



 一応【抗議集会主催者のソレらしきブログ】も見つけたのだが、まぁ典型的なサヨクのソレである( ̄〜 ̄)よーするに連中には「普遍的正義」ってシロモノが存在していて、その普遍的正義という概念は法律や表現の自由よりも上位にあって、普遍的正義にそぐわない言動に対しては超法的な手段を取る事も自由を制限する事も厭わないというモンである┐('〜`;)┌まぁコレについても依然述べたと思うのであるが、正義という概念は国や民族や宗教や思想ごとに違うモンであり、極端な事を言えば一人一人違うモンなのである。だから正義を最上位の判断基準にしてしまったら、ソレこそ争いが絶えなくなってしまうのである。絶対的な正義なんて存在し得ない事、ちょっと考えれば分か・・・らないからサヨクなんだろうな、ウン(笑)


 そう、なぜ表現の自由とか、内心の自由とかいう概念が存在するかといえば、普遍的な正義なんか存在しないからである。無いからこそありとあらゆる表現に「ひょっとしたらコレが正しいのかも」って可能性が生じるのであり、ソレを逃さないようにする為に自由や権利は”正義”よりも上位にあるのである。そう、つまり(他人の主権さえ侵害しなければ)悪者になるのも自由なのである(笑)

因みに今回の騒動だけど、コレに比べりゃ屁みたいなモンである(笑)蛇足だけど、マンソンが2:00前後で破りまくってる分厚い本、アレ聖書なのである。そう、マンソンは良識的な連中全般にケンカ売ってるのである(^_^;)だから今回の件も変に謝罪しないで「純粋に生まれ育った国を愛する方が、アイツ等みたいに国を憎んで歪んだ人間になっちまうよりも遥かにマシだ┐(´∀`)┌」ぐらい言ってやれば、凄くロックしてて良かったと思うのである(爆)


*正しさは正解に非ず

 ワタクシにはサヨクやってる知り合いが何人かいるから、サヨクやるヤツの心境ってのが何となく分かるのである。ソレは「正しさに固執する」という事である。社会経験がソレなりにあるロンマニアの方ならば分かると思うが、世の中って思った以上に正しさで動いてないのである。ウソついて誤魔化したり、陰でズルして切り抜けたり、正しくなくても同調圧力で押し通したり等々。古今東西、正しくない事が罷り通る事って珍しい事でも何でもないのである。社会性のある人ならばソコんトコを必要に応じて妥協したり、不正の場から距離を置いたり、聡い人は「世の中は諸行無常」って悟ったりするのであるが。マジメ過ぎるヤツだとか不器用なヤツだとかはソレが出来ないのである。


 そしてソレが出来ないヤツが「やっぱり世の中が間違ってるッ!俺は間違ってないッ!」って意固地になって、普遍的正義と思われるモン(憲法、人権、宗教、自然保護、動物愛護)などに固執する事で「汚れた邪悪な世界の中で正しさを貫き通す俺」を誇示し、その気高さと矜持を認めてもらおうと考えるのである:

左翼 サヨク
オリジナルの社会主義共産主義からは既に脱却、現在は社会民主主義が主流 公言しないが、オリジナルの社会主義共産主義に未だ傾倒している
時代の変化に対応して、新自由主義や軍隊や核の存在意義を(積極的ではないが)肯定している 時代錯誤と呼ばれようとも、新自由主義や軍や核を頑なに否定する
基本的にリア充&勝ち組の反主流派がなる。故に世の中や世界に対し肯定的。政治社会活動はポジティブな動機からやってる 基本的にいじめられっ子や負け組がなる。故に世の中や世界に対し否定的。政治社会活動はネガティブな動機でやってる
正義は議論により深めるべきだと考えていて、持論が受け入れられるかどうかは分からないと考える。持論が受け入れられなかった場合、ソレを自分達の説得力不足だと考え、今後の対策を講じる 正義は常に我にあると考えていて、議論さえすれば必ず自分達の意見が勝つと考えている。持論が受け入れられなかった場合、ソレは世間がバカだからと考え、反省はしない
自分達はあくまで市民国民の一員であり、基本的にフツーの人たちと同等の立場に置く。基本オープンで寛容な立場をとり、異論反論は自分達が成長する糧だと考え受け入れる 自分達は”正義”を理解した前衛的な人間と考えていて基本的に上から目線。基本閉鎖的で排他的。自分達の考えは絶対正しいから異論反論は自分達への攻撃とみなし、拒絶する
右翼とは立場が違えど、同じように愛国心がある。批判するのはより良い祖国にするため 愛国心は忌々しきもの、唾棄すべきものだと考える。否定するのは国というシステムは破壊するため
批判屋 否定屋

こうやってサヨクと左翼が分かれてしまう理由ってのは、つまりそういう事である。左翼ってのは純粋なリベラル思想から生まれてくるが、サヨクってのは劣等感やルサンチマンから生まれてくるからである。ネガティブな感情から生じたモンは、決してポジティブな結果を生まない。改めてそう思う今日この頃であった。