アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

APATHY AND EXHAUSTION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「民主主義の基本は、いかなることがあっても、他人が主張する価値観を奪ってはならない」
By 川村晃司

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*民主主義が合わない人々
 何だか野党系の候補の応援に「弁護士が50人も駆け付けたッ!」的な事で盛り上がってたのであるが、ワタクシからしてみれば「 だから何?」である。弁護士は単なる法律運用のエキスパートであり、ソコに善も悪もへったくれも無いのである。一応「社会正義を云々」って項目はあるけど、じゃあ社会正義とは何ぞやって話である。正義ってシロモノは出身や民族や宗教や教育や家庭によって各々違うモンであり、全人類統一のソレなんて存在しないからである。でも弁護士の応援云々で盛り上がってるヤツ等ってのは「弁護士=社会正義の守護者」みたいなイメージを抱いているのである( ̄~ ̄)

 ワタクシも昔「医者なのに云々」って言われた事があるが、何ちゅーか世間には「医者や弁護士や学者=社会正義を担う偉い人」ってイメージがあって、そういう人等が人民のお手本として”正しく”行動すべき&人民達を”正しく”導くべしって考えが少なからずあるのである。よーするに「正義に基づいた賢者達のコンセンサス」こそが良い社会であるという考え方で、民主集中制を望んでいるのである。
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言っちゃ悪いが、そういうのを望んでるヤツってのは、ぶっちゃけ民主主義向いてないのである。特定の正義を絶対視してソレを基に国を治めると悉く失敗するってのは、ワタクシが言うまでもなく歴史が証明してる事である。だから何かを絶対視せず、選挙で決めた「相対的正義」を期間限定で運用し、定期的にデバッグを重ねバージョンアップしてくっきゃないのである。チャーチルも同じ事言ってたが、間接性民主主義がベストでないにしろ、他よりも断然マシなのである。

*ご冥福をお祈り申し上げます
 サブタイであるが、もはや説明の必要は無いであろう(ー人ー)暴力は許されないだとか、民主主義は守られなければいけないだとか、そういった事は基本中の基本なので、敢えてこの場では宣言しない次第である。この件について思う事は数多くあるが今は情報が錯綜してる&自分で実際に確かめた情報以外ワタクシは基本信用しないので、細かい話はしない次第である。が、一つだけ確実に言える事は「こんな事したってムダ」って事である。犯人にどんな意図があったのかは全く分からんが、どんな意図があったにせよこの方法では目的は達成できないからである。

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 ロシアや中国みたいな国民の信任をロクに受けてない独裁者がトップダウンで民意無視の政策を行う国とは違って、ニッポンは真っ当な民主主義国家である。真っ当な万種主義国家ならば為政者はボトムアップで君臨するモンであり、為政者の意志や方針ってのはソレ即ち支持者国民の意志や方針でもあるのである。だから為政者を打倒したトコでその意志や方針が無くなる事はなく、ソレどころか寧ろ支持者国民間の結束や意志を更に高めることになり、ソコから第二第三の後継者が生まれてくるのである。だから暗殺等をしでかすヤツってのは、民主主義を全く理解していないヤツなのである。

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 そう、ウクライナなんかが正にソレであるが、ちゃんとした民主主義国家においては、たとえリーダーの首を取ってもムダなのである。アンチ民主主義には理解できんだろうが「政権の否定=国民の自決権の否定」であり、自由を否定された国民は結束し敵に立ち向かうモンなのである。確かに命は大事であるが、自由は同等かソレ以上に重要なのである。自由があるからこそ人間は進歩進化できるのであり、進歩進化するからこそ人間が人間である所以なのである。だからこそ古今東西、独立や自由を勝ち取るために人々は血を流すのである。もしも命が一番大事なら、今頃世界はたった1つの国になってた事であろう。

*水と安全はタダに非ず
 更に思う事は何かって「もうニッポンにおいても水や安全はタダじゃなくなった」って事である。水はもう昔からカネ出さないと美味いモンが飲めなくなってたが、今後は安全もソレなりにコストを掛けなきゃならないのである( ̄~ ̄)やっぱ何ちゅーか「ニッポンは特別」「ニッポンだけは他国と違う」って事はなく、ニッポンも他の国と同じなのである。隙を見せれば悪人はソコを突いてくるし、人間性善説は信用してはならないのである。取り敢えず政治家の演説云々に関しては、プレートキャリアの装着を推奨すべしだとワタクシは思うのである。

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 この様にプレートキャリアを装着してれば、胸部の最大弱点である心臓&大血管をガードする事が出来るのである。流石にケガはするが、即死は免れられるのである。余程の手練れでない限りヘッドショットなんて狙えないし、ヘッドショットできる程の手練れを差し向けるレベルの政治家なんてニッポンにゃ居ないんで、プレートキャリア装着しとけば命が助かる確率はグンと上がるのである。確かに公の場に出ないのが一番であるが、でもソレやると国民と政治の距離が離れてしまって、ソレ即ち民主主義の後退なのである。大事なのは逃げる事ではなく、策を立てて戦う事、今回の件で改めてそう感じた今日この頃であった。