ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「貴人はたとえ不幸に見舞われようとも、行いはことのほか高潔である。火はいくら下に向けても、炎は上に燃え上がる」
By サキャ・パンディタ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*理解を拒否する権利
ネタが無いんでネット漁ってたら、ふと【大人になってもアニメを観るのは悪い事か?】という問題提議が見つかったのである。ソレに対するワタクシの答えは「アニメ観る事は悪い事じゃない。が、アニメ観てる事を必要以上に誇示したり、アニメに理解を示さない人をディスるのは悪い事だ」である。何故かと言えば、アニメを理解したり嗜む権利があるのと同時に、アニメを嫌ったり批判したりする権利も存在するからである。アニオタの悪いトコは、アニメを観てるテメェに対し変なアイデンティティを持っていて、そのアイデンティティを理解しない相手を「多様性を理解しない野蛮人」ってな風に考えてる節があるからなのであり、そりゃ野蛮人扱いされたら誰だってカチンと来るに決まってるって話である。そりゃ嫌われたってしゃーないのである。
サバゲーが今みたいに一大ブームになれた原因は何か。ワタクシが思うに、その一つは「サバゲーに理解を示さない人に対し敬意を示したから」だと思うのである。サバゲーに関しては、今でも「いい年こいたオッサン共が迷彩服でコスプレなんてカッコ悪い(´゚ c_,゚`)」とか「銃を持って戦うだなんて軍国主義の先兵だヽ(`Д´)ノ」って偏見があるのだが、ワタクシ等サバゲーマーはその偏見に対しても敬意を示してるのである。シッカリと許可取った場所以外では決してサバゲーはやらないし、迷彩服はフィールド内でしか着用しないし、エアガンも持ち歩く時は必ずケースに収納する。そういう風に「サバゲーマーは紳士である」という事を根強く示してきたからこそ、今のブームがあるのである。
例えばの話、そういった敬意を示さずに、フル装備のオッサン共が横断幕やプラカード掲げて「サバゲーに理解を〜〜示せ〜〜〜(* ̄0 ̄)/サバゲーマーにも〜人権は〜〜あるぞ〜〜〜( ̄Д ̄)ノ」なんてシュプレヒコール揚げて街を練り歩こうモンなら、間違いなくサバゲーは終わっていたであろう(笑)人間というナマモノは、やっぱ敬意を示されればやっぱ悪い気はしないのである。そして相手に悪い気が無ければ、理解してもらえるチャンスはあるのである。紳士淑女的で且つ魅力的ならば、何もせずとも周りが勝手に理解しようとするモンなのである。だからサバゲーにしろアニメにしろ何にしろ、理解しないorしたくない人間に対して敬意を示す必要があるのである。
*ジ・炎上マーケティング
だから発達障害に関する理解を求める活動も然りであり、相手や社会が理解しないからって、ソレを非難しちゃいけないのである。たとえソレが【障害児を生んだ親は一生反省すべき】とか言ってくるヤツに対してもである。以前にも一度ネタにした事があるが、この内海氏ってのは「発達障害なるモンは存在しない。全ては精神医学と毒親が作りだしたモンである」というスタンスのヤツなのである。その内海氏的に「存在しないモン」とされているアスペルガー症候群当事者であるワタクシが、この「一生反省すべき」発言に対して思った事はといえば・・・・
はいはいわろすわろす 〃∩ ∧_∧ ⊂⌒( ・ω・) \_っ⌒/⌒c ⌒ ⌒ わろすって言ってんだろ! ∧_∧ ⊂(#・д・) / ノ∪ し―J|‖ 人ペシッ!! __ \ \  ̄ ̄
・・・後にも先にも、コレぐらいにしか感じてないのである(笑)まぁ内海氏一派は今んトコは内輪で盛り上がってるだけだし、ワタクシと周囲の人には実害はないし、何だかんだで内海氏にも言論の自由はあるので、流石にソコは尊重する次第である。ワタクシは「正しい事の為なら権利を侵しても良い」って考えるような狭量なヤツじゃないし、ソレより何より今のワタクシにゃ【GTアカデミー2015最終ラウンド】のタイムを縮める事の方が遥かに重要なのである(爆)
でも何ちゅーか、リンク先やFBの関連コラムにもあるように、当事者(とその関係者)が爆釣れ状態になってんだよなぁコレが(^_^;)そうやって釣られるから向こうさんは大喜びするのに、ホント愚かだとしか言い様が無いのである┐(´д`)┌多分釣られた当事者&関係者側は「不理解で不寛容な社会や世間と戦う崇高な自分達をバカにするとは、何という愚かな不届き者だo(`ω´*)o」っていう”正義”の下に内海氏を”断罪”してるつもりなんだろうけど、もうその時点で色々間違ってるのである。内海氏に正義が無い事は明らかだけど、当事者&関係者側にだって実は正義が無いのである。たとえどんな素晴らしい正義であっても、押し付けた時点で正義じゃなくなるのである。
*アウトサイダーの生き様
ワタクシが思うに、内海一派がやってる事ってのは、昔で言うとヤマンバ&ガングロのコギャルだとか、今で言うと痛車乗りだとかラブライバーみたいなモンなのである(笑)古今東西どんな国や社会や組織においても、上手くやってけないアウトサイダーってのは必ず一定数存在するのである。ンでもって、そのアウトサイダーの中には国や社会や組織を憎むヤツも少なからずいて、そういうヤツは同志との強い絆を求めており、過激な行動と言論を以って絆に対する忠誠心とし、フツーの人間関係では得られなかった強烈な一体感を求めるモンなのである。でもってソコに一際突き抜けて過激なヤツが表れると、アウトサイダー達はソイツの元に灯台めいて集まるのである。
そういう連中にとって世間から嫌われるという事は「世間が自分達への攻撃を強めるのは、自分達が真実を広める事を恐れてるからだ」とか「腐ったクズな世の中に抗う自分達カコイイ」とか「エネルギッシュに目的意識を持って一体化する自分達を、テキトーにしか生きてない平凡でバカなヤツ等が嫉妬してる」とか捉えるので、批判するだけムダなのである。相手が自分達に敬意を示さないのなら、こっちも示す必要は無いのである。前にも言ったと思うが、実害が無い限りは相手の言論の自由を尊重する意味でもスルーして、こっちの尊厳や権利を侵してくるんだったら火の粉を払う。後にも先にもソレだけである。さて、先程も言ったようにワタクシはゲームで忙しいので(笑)この話はこの回で終わりにしたい今日この頃であった。