ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である」
Ｂｙ マルク･ド･ヴォーヴナルグ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊軽さは正義
軽量化に勝るチューニング無し。チューニングに番付があるとしたら、軽量化は間違いなく横綱であろう。加速が良くなる、減速も良くなる、旋回速度も高くなる、操作に対するレスポンスが良くなる、燃費が良くなる、ブレーキやタイヤの負担が減る、油温水温の上昇を抑えられる、各種消耗品の寿命が延びる、ボディーへのダメージが軽減する等々。軽量化には山ほどメリットがあれど、デメリットは皆無に等しいからである。あるとしたら色んなモンを取り払った事による快適性の低下と見た目の悪さぐらいであるが、こと「速く走る」という事に絞って考えればデメリットは無い。だから「サーキット沢山走りたいけど、連続周回するとクルマが持たないっ(>_<)」だとか「本格的にタイムを縮めたいんだけど、良い方法ないですか(；´Д｀)」とか聞かれたら、ワタクシは「軽量化すればおｋ」と答える事にしている。
でもクルマ雑誌（特にチューニング雑誌）を読んでいても、軽量化特集なんて殆どやってないのが実情である(´・ω・｀)パワーアップ系や強化系や足回り駆動系の記事なら山ほどあるのであるが、軽量化ネタは非常に少ない。答えは簡単、ショップが儲からないからである。軽量化はパーツ取り付けしたらソレでお終い→ショップ的にはパーツ販売＆取り付け作業の一回分しか儲けがでない。が、ソレ以外は取り付けた後にも定期的なメンテナンスやオーバーホールが必要→売って取り付けて儲けて、メンテやO/Hで儲けて、何回か通う間に別のパーツを売り込んだりと、ショップ的には三回以上美味しいからである。チューニングをやる前に、まずは４輪をバランス良く使う正しいドラテクを身に付ける。モータースポーツやる上で非常に重要な事なのだけど、ソレを指導する媒体に乏しい。若者のクルマ離れ云々の前に、ワタクシはコレこそが重要な問題だと思うのである。
＊重さは悪
でもってカートをやる上においても、重量ってのは非常に重要である。レンタルカートの草レースには最低重量なんちゅー気の利いたレギュレーションなんぞ無い→ドライバーは軽けりゃ軽いほど有利ちゅー話である。そして今回のこの【サーキットスタジアム６３４】である。もう一度、コース図と動画をご参照あれ：
カート属性があって、尚且つ察しの良いロンマニアの方ならば、このコースでのウェイトハンデの大きさが分かるはずである。リノリウムの床だからグリップが低い→加速も減速も旋回も更に不利になるのに加え、万有引力の法則で第３コーナー〜第４コーナーでの登り区間で大幅に減速してしまうのである(^_^;)更には第５コーナーにおいては必要以上にアウトに膨らんでしまい、そのせいで第６コーナー侵入の姿勢が作り難くなっている。ンでもって、ワタクシは参加者中最も重量があると考えられる→戦う前からワタクシ＼(^o^)／オワタってワケである（笑）
練習走行やって、第３コーナーを抜けて上り坂に差し掛かった時、そのあまりの減速っぷりにワタクシも焦ったモンである（笑）踏んでも踏んでも抜かれていく。コレこそが述べた「もっと恐ろしいものの片鱗」である（爆）自画自賛でアレなのだが、ワタクシ的には綺麗なライン取りと巧みなマシンコントロールが出来たつもりである。でも加速が鈍すぎる＆上り坂で減速するんで、タイムが全然伸びないのである(；´Д｀)因みにタイムは練習走行では２８秒１０６、予選では２７秒５３６である。因みに全体のトップタイム（Ｓオーナー除く）は２５秒２。ワタクシ自身初めてでコースに慣れてないのもそうであるが、やっぱ体重によるハンデはデカ過ぎである(-_-;)第３コーナーでスピンした車両を避けて大幅に減速→そのまんま坂を上ろうとしたら途中でエンストしそうになったぐらいである（核爆＆実話）
＊天才カート少年の片鱗
まぁワタクシのソレは「参加する事に意義がある」といった類のソレなので、この際置いておくとしよう（笑）今回の目的の一つが「Ｓオーナーの走りを見る事」である。曰く「このコースは初めてで、カート自体長い事乗っていない」とは言っていたが、ソコはやっぱりジュニアカート選手権＆全ニッポン選手権２連覇の元天才カート少年。やっぱ持ってるモンが違うのである。練習走行でも余裕の２５秒１で一番時計。本番でも２４秒６とトップに０.５秒差をつけて圧勝。しかも余力を残して、である。上記の動画にあるようにリノリウムの床は滑りやすく、コーナリングではハデな音を鳴らして曲がるのがフツーなのである。が、そんな中ただ一人Ｓオーナーだけが音を鳴らさずにコーナリングしていた→リノリウムの床でグリップが無くなる直前をハッキリ見切って、タイヤグリップをシッカリ使ってコーナーを曲がっていたのである(；´Д｀)
でもって決勝、ワタクシはそんな”バケモノ”と一緒に走る機会を得たのである。因みに残念ながら予選６位だったので決勝はＣグループより。ロンマニアの皆様の関心は「何時ワタクシがＳオーナーに抜かれるか」だと思われるが（笑）その答えは実に呆気なかったと言っておこう。スタートした直後、第１コーナーに差し掛かる前に既に抜かれていたのである（爆）何せスタンディングスタートだったんで、コレまた重量がスタートダッシュの妨げになってたって話である(^_^;)その後更に周回遅れでもう一周抜かれた事を付け加えておこう。しかもワタクシにとっての鬼門であるあの坂で、である（核爆）今までカートレースは何回か経験したが、この時ほどウェイトハンデに泣かされた日は無いといっても過言ではない(ToT)因みにこの後Ｓオーナーにアドバイスを貰いに行ったのだが・・・
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: : : : : : : ｀i /: : : : : : : : :{ / ', 私から言う事は何もない
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＼,,ゝ--t ＼ ヽ込zｸ n ' nLzｸ. ,ﾘ. / 逆に言えばそれだけで
,,, -.....￣:::::::::::::::＼ ＼ゝ￣ ﾉ,￣ ､___/ノ. / ロンさんのタイムは
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／::::::::::::::::::;;....-...一'´｀ ー ､＼|ヽ､ - .イ / ｿ
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・・・とまぁ、至極最もな単純明確にして酷く残酷な答えが返ってきたりする（笑）因みに決勝全３レースに最後尾から特別枠として出走したＳオーナーであるが、賞与対象外なのでガチンコの走りはしていない。最後尾からスタートして、たった３周（決勝は１２周）で既にトップのケツを押さえて、そのまんまゴールまでトップを煽り倒す（爆＆実話）抜こうと思えば何時でも抜けるけど、敢えて抜かないでトップにゴールするまで延々とプレッシャーを与え続ける（核爆）曰く「（本気出せば）２３秒台はいける」との事であるから、どんだけ速いんだよって話である(；´Д｀)
＊やっぱカートは(・∀・)イイ！！
ワタクシの最終順位は２１人中１９位。まぁ初めてのコースという事もあるが、やっぱワタクシ的には今一つ不完全燃焼なのである(￣〜￣;)確かに遅かったことは否めないが、レースの駆け引きやミスを減らせばもう少しだけ何とかなった、そんな余地が少なからずワタクシも感じていたからである。次があるなら必ず出るし、今度こそリベンジである(｀･ω･´)でもって終わった後は集合写真。Ｓオーナーを中心に、参加者であるR35オーナー達が取り囲む形でのソレである：
ワタクシは何処かって？写真の中に一人だけ別次元のイケメンがいるが、ソレがワタクシである（笑）やっぱ何らかんら言ってカートは(・∀・)イイ！！のである。特にレースの楽しさは別格である。よく走行会なんかで「タイムや順位を気にせずに、走る楽しさを追求する」ってのがあるが、ワタクシはソレだけじゃ足らないと思うのである。楽しさってのは単純に爽快感を求める旧皮質的なソレもそうであるが、考えて悩んで自分の限界に挑むといった人間ならではの新皮質的な楽しさ。この２つが噛み合ってこそだと思うのである。さて大分長文になってしまったので、限が良いトコで締めるに限る今日この頃であった。
