アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「夢が語れる、それが政治家の資質です。夢が語れない?だったら役人になりなさい」

By 永六輔


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*朝のカンファレンスは結石で欠席

 オヤジギャグのようなサブタイでアレなのだが(笑)思いっきり実話だったりする(^_^;)朝のカンファの前に腹痛がしたんで「まぁ、カンファ前にウ○コしてくれば良くなるさ〜(ノ・∀・)ノ=●」と思っていたのがケチの付き始め。出すモン出した後にソレまで以上に強烈な腹痛がして、全身から冷や汗が止まらなくなってマトモに立ってられず、とてもじゃないがカンファに出れる状態じゃなくなってたのである。でもってCTスキャンでKUB(腎臓、尿路、膀胱の略)撮ってみたら、尿路に小さい石が見つかったっちゅー話である。その後血液と尿調べてみたら尿酸値が高くて血尿反応が出た→尿酸結石でFAってワケである(;^_^A)幸い石も小さい&痛みも治まったんで「入院不要、内服でおk」と泌尿器科のセンセからの通達貰ったんで、今はこうしてブログ書いていられるっちゅー事である(爆)まぁ入院したらしたで「ワタクシの人生で初めての入院生活である」ってネタにするだろうから、どう転んでもネタ的には美味しかったのであるが(核爆)


 しかし尿路結石はマジでシャレにならないぐらい痛い。立ってても痛い、座っても痛い、寝てても痛い、身体動かしても痛い。もうどないせぇっちゅ〜ねん┌(`Д´)ノ☆って感じである(笑)その時のワタクシの心境はズバリ「神様、仏様、ボルタレン座薬様」といったトコであろうか(爆)尿酸結石とは言ってもワタクシは酒は全然飲まないし、動物の内臓や鱗の無い魚介類はあんま食べない。絶対的でないとすると、やはり相対的なソレが原因→今んトコ脱水ではないかというのがワタクシの推測である。何せこの炎天下で片道数キロを歩いて通勤したり、週2回ぐらいはプールで2キロ近く泳いだりしていたのだから、知らず知らずの内に脱水入っていたかも知れないって話である(^_^;)ちゅーワケで、今は麦茶のペットボトルをPCの傍に置いてブログを書いてる次第である。ロンマニアの皆様、脱水にはご注意を。


*独裁者による選挙改革案

 今に始まった事ではないが、ニッポンの政治のお粗末さには呆れ果ててモノが言えないのである┐( ̄ヘ ̄)┌ 今はニッポン人特有の一般人レベルまで浸透した世界的にも高いレベルの礼儀正しさと民度によって辛うじて維持されてるが、ソレが無くなったらどーするんだって話である。政治家がアホでもコレまで上手くやっていけたのは、ニッポンがデファクト上の単一民族&単一文化だったからだとワタクシは思うのである。みんな同じだから支配するのもコントロールすのも簡単だし、ソレに加え「みんな同じ単一民族→ソコから外れたらこの国じゃアウト」って危機感を民族全員が持つから、自律的な規律が社会に生じるワケである。でも今は様々な価値観を持った人たちが外国から簡単にやってくる時代だし、同じ民族の中でも価値観が分かれる時代になって来たし、少数派の人々の声もドンドン大きくなっている。その様々な声をまとめる仕事は、政治家にしかできないんだって話なのである。


 じゃあ今の政治家に必要なモンは何か?ワタクシは「学」だと思っている。何らかんら言ってニッポンや欧州が経済ガタガタでも先進国として成り立っているのは、官僚システムがソレなりにシッカリしてるからである。色々問題はあるといっても、官僚は基本一流大学を卒業したエリートだからである。一流大学出で優秀なヤツと、三流大学出だけど優秀なヤツ。絶対数はどっちが多いのかと問われたら、当然答えは前者である。でも官僚の優秀さは「パブリック・サーヴァント(公的な下僕)としての優秀さ」であり、決してパブリック・マスターとしての優秀さではないのである。つまり政治家に必要な素質とは、マスターとしての素質なのである。ソコでワタクシが独裁者になったとして、優れたマスターを排出するシステムを作ってみる事にしたのである(笑)

独裁者ロンによる選挙改革案:

  • 被選挙権を行使した被選挙人は「代議士検定テスト」を受ける資格を与えられる
  • 被選挙権があればテストは受験可能。年齢制限や受験回数制限は無く、選挙の度に受験する事も可能
  • テストの内容は政治学社会学歴史学といった基本的なモンから、一般教養、哲学、文学、芸術、倫理学など多種多様に広く深く渡っている。難易度は非常に高く、一流大卒でも3割解ければ御の字レベル
  • このテストの結果は被選挙権の行使を妨げるものではなく、あくまで参考資料としての用途にとどまる。検定テストを受験した被選挙人は被選挙人(甲種)と認定される
  • 検定テストは義務ではなく、受けずに被選挙権を行使する事も可能。その場合は被選挙人(乙種)と認定される
  • テストの結果は被選挙人の氏名付きで公表される。またテスト終了後にテスト問題は公表され、透明性や公平性を保つために出題者も公表される。また被選挙権を行使しなくても、被選挙権を持つ全ての国民にこのテストを受験する権利はある。

とまぁ、こんな感じである。分かりやすく言えば、センター試験の政治家版である。コレまでは選挙演説だけじゃ被選挙人が優秀かどうかの判断がつかなかったが、このテストの成績を以って自らの優秀さを客観的にアピールできるようになるワケである。敢えてテストを義務付けしなかったのは、義務付けするとテストの価値が下がるからである。ソレに政治家は優秀さだけでなく人柄も重要になるから、敢えて義務化しないで価値を相対的なモンとしたのである。


 こうすれば「私は確かに無愛想で、無口だから何考えているか分からないと言われます。でも平均3割の検定テストを(1000点満点中)754点を獲得したこの私の実力を皆様買ってください!」ってアピールも出来るし、反対に「テストが何ですか。学問が支配する世の中なんて、正にディストピアそのものです。だから私は敢えてテストを受けず、全ての人に優しい社会を作るという私の夢を買ってほしい」というアピールも可能である。どっちが正しいのか決めるのは、勿論被選挙人を選ぶ権利を持つ国民全員である。学問的に優秀なエリート軍団を形成するも良し。従来通りの同業、同窓、同郷で選んでも良し。またはそのハイブリッドを目指しても良し。全ては国民の意志次第である。でもってワタクシの予測では、もしもこの手のテストを開催できたのなら、受験する政治家候補は増えるんじゃないかと睨んでいるのである:

支持基盤の弱い候補や泡沫政党から立候補した候補が、無党派層を取り込むためにテストの結果を前に押し出す

野党がコレを上手く利用して、学力的に優秀な候補を立てて選挙に挑むようになる

与党も負けじとテスト成績の優秀な候補を出して対抗するようになる

ソレを繰り返す内に、政治家の基礎能力が自ずと高くなる

(゚д゚)ウマー

というのがワタクシの目論見である。よーするにセンター試験のソレと同じで、デファクト上の義務と化してしまってるってワケである(笑)こうやって政治家の優秀さを客観的に白黒つけるシステムが出来れば、政治家だけじゃなく国民も客観的に判断できるようになるのである。そのためにテスト終了後にテスト問題は公表されるのであり、政治家にならなくても被選挙権があればテストを受けられるようにしたワケである。そうすれば政治論議もより具体的になり白熱する、ワタクシはそう思うのである。


 でもまぁ、実際にやろうと思うと色々問題があり過ぎるから、民主主義という概念が生まれてから今まで誰もやらなかったんだと思うのである。ホントは先進諸外国の様にアタマの悪いヤツはハナっから篩い落とされる&ナマの討論番組や演説の機会が数多くある&国民が選挙に関心を持っていて政治家をシッカリ見定めてるのならば、こーゆーテストをやらんでも良いんじゃないかなと思うのである。が、プロレスラーやお笑い芸人が簡単に当選するニッポンにおいては、どうもソレは期待できそうにない(笑)こう言うとエリート主義だの優生学だの言われるかも知れないが、ワタクシはやっぱ政治家は実力と学力だと思うのである。チャーチルはマザコンで人種差別主義者。ケネディはプレイボーイでセクロス依存症。人格は素晴らしいけど無能な政治家とチャーチルケネディ。選ぶならどっちだって話である。さて、コレ以上喋ると政治に疎い事がバレるので(爆)撤収するに限る今日この頃であった。