ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「理で訴えられてその気になれるのは、少数派にすぎない。多数派とは常に、胸を熱くする何かがないと動かないものなのだ」
Ｂｙ 塩野七生
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか
＊はじめてのこくせいせんきょ
投票日である来週は野暮用にて投票に行けないので、期日前投票を済ませてきた次第である。ニッポン国籍を取得して以来初めての国政選挙であるが、実にアッサリしたモンである。誰＆何処に投票したのかは残念ながら言えないが、ヒントを出すとすると「小選挙区は現実主義的な政策を言ってる人に」「比例区は票を投じた候補の党じゃなく、今後対抗馬として育って欲しいと思うトコ」に投じたという事だけである。もうこの時点でバカ共闘してるアホ４党＆N国はアウトオブ眼中である事はお分かり頂けると思うのである（笑）
今のニッポンの政治に重要なモンは何かって、ワタクシは「自公の対抗馬」だと考えてるのである。４割前後の票を得てる二大政党と、２割前後の票を得てる第三極政党。その３つがバランスを取り合う形が健全だとワタクシは思うのである。二大政党制だと極端同士でパックリ分かれて、選挙の度に政策が右へ左へ極端に動く事になるからである。特に格差社会で社会の分裂が起こってる今、その振り幅の大きさは危険だと思うのである。だからキャスティングボードを握る第三極を交える事で、ソコんトコのバランスを取るのである。
＊科学の発展は弱者の為にある
カネは人を幸せにはしないが、不幸を避ける事は出来る。カネに関する諺の中で、ワタクシが最も好きな言葉の一つである。何故ニッポンの医療インフラや保険制度が充実してるかって、ニッポンが豊かで医療に多額の税金が回せるからである。病気や怪我を治せば幸せになるとは限らんけど、少なくとも死の恐怖や家族の不幸は減らせるのである。警察や消防だって基本は同じである。そう、人はカネが無いと不幸になるのである。だからウィリアム王子の【宇宙旅行より地球を守れ】は２割正しくて８割間違ってるのである。
何処が間違ってるかって、宇宙開発は科学技術を進歩させるからである。でもって開発や研究には少なからずカネが掛かるモンであり、ソレを捻出するには富豪のポケットマネーを利用するのも有効な手段だからである。宇宙技術そのものが直接役に立たなくても、ソコで培った技術や素材が回り回って生活の役に立つ事は非常に良くある話である。缶詰もトレンチコートも人工衛星もジャンボジェットもインターネットも電子レンジも携帯電話も抗生物質も、全部軍事由来の技術であるが、ソレは回り回って人を豊かにしていて、特に貧しい人達の生活向上に大いに役立っているのである。
どんなに優れた医師であろうとも、乳鉢と乳棒だけじゃ抗生剤もワクチンも作れないのである。工場と電力があって、大量生産の為の機械とノウハウがあって、そして完成品を速やかに送り届けるための輸送手段や物流ルートがあるからこそ、世界中の多くの人が病気による不幸から救われてるのである。そう、科学技術の進歩ってのは、長い目で見れば弱い人や地球環境を救っているのである。技術が無ければどうなったかって、１００年前のスペイン風邪（感染者５億人、死者５０００万人）に対する新コロ（感染者２４００万人、死者４９０万人）がソレである。
＊貧しく幸せになんてなれない
だからワタクシは野党連中やサヨク文化人などが言う「皆貧しくとも精神的に豊かになりましょう」なんてのは選挙目的の戯言以外の何でもないと考えてる次第である。確かに競争社会や格差社会は問題が諸々あるけど、ソレでも皆が貧しい社会よりもずっとマシなのである。古今東西、貧しく幸せな国があったであろうか？ワタクシの知る限りでは「皆無」である。カネが無い故に防げなかった不幸のせいで社会が荒んで、僅かなカネを巡って争うトコばかりである。宗教家みたいに「不幸も神のお召ぼし云々」って言うのは簡単だけど、ソレを受け止められるほど人間は賢くないのである。
だからワタクシが政治に対して求めるモンは後にも先にも「経済と安全保障と科学技術振興」であり、ソレを提示しない政治家や政党はクソ以外の何でもないのである。何故世界中で奪い合いが起こるかって、奪い合ってるモンを安く大量に作る技術が無いからである。だから国のカネを増やして社会インフラに回したり、科学技術を進歩させるために使う事は、ソレ即ち弱くて貧しい人々を長期に渡って救うために必要なのである。野党やサヨク共がやってるようにただ単に配るだけじゃ、使われてその場でお終いなのである。さて政治ネタはウケが悪いと相場が決まってるので（笑）さっさと寝るに限る今日この頃であった。
