アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ODIUM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「思想宣伝には秘訣がある。何よりもまず、宣伝の対象人物に、それが宣伝だと気づかせてはならない」

By ヨーゼフ・ゲッベルス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*正しい反対のやり方

 脱原発?大変結構である。反TPP?素晴らしいと思うのである。消費税増税反対?良いジャマイカ。ただし「ソレを実現するための具体的なプランや、現実的な代替案をハッキリ示せれば」の限りにおいて、であるが。間違っても某ミュージシャンみたいに【代替案なんか考えなくっていい。ソレを考えるのは行政の仕事】などとは口が裂けても言っちゃダメである。無責任だから?我儘だから?確かにソレもそうであるが、一番の問題は「その事について何も知らなければ、その事を知ってるヤツに主導権を握られるから」である。大臣になる前は一丁前の大層な理想論唱えていた政治家が、大臣になった途端何も言えない&何も出来ない理由がコレである。理念はあるけど知識が無いから、知識のある官僚に簡単に言いくるめられるのである。何も考えずに官僚に「命令だ、やれ!」って言ったって、ワタクシが官僚なら間違いなく「そんな事言われても出来ないモンは出来ません( ´_ゝ`)私たちをクビにする?出来るモンならやってみなさいな( ̄ー ̄)私達が仕事しなけりゃ、何も仕事は進みませんよ。そうなるとマスコミに叩かれるのは大臣なんじゃないですか〜(`∀´)」って答えるであろう(笑)


 そう官僚に言われた時「○○を××する事によって、△△を□□に出来るんだ。そうすれば時間はかかるけど、長い目で見れば結果は出る。異論反論があるなら聞いてやる、かかってこい!」って言い返せなきゃ、改革なんて出来っこないのである。だから目的を達成するための明確なビジョン、つまり代替案が必要なのである。田中角栄は大蔵大臣だった頃、知識の無さを官僚にバカにされた→その悔しさをバネに死ぬほど勉強した結果、生み出されたのがニッポン列島改造論である。良かったか悪かったかの評価は別として、政治家がちゃんと主導権を握れていたのは、政治家自身に明確なビジョンがあったからである。3年3ヶ月の民主党政権が何故上手く行かなかったかといえば、つまりそーゆー事である。だからもし「お前は誰に投票するんだ?」と問われたら、ワタクシは「何処の党の候補でもいいから、一番明確なビジョンを持ってる候補」と答える事にしてる次第である。


*サスペンションとロックと型月と

 よーするに、純粋さと無知は別モンだって話である。ワタクシは常々「理想主義者とは、究極の現実主義者の事」と考えているのである。本気の本気で理想を追い求めるんだったら、目の前にある現実を片付けていくっきゃないからである。そのためには妥協しなきゃならない事も出てくるし、辛くても受け入れなきゃならない事も出てくる。滅びの美学なんてクソ喰らえ、大事なのは結果であり、ソレが全てである・・・と熱くなると限が無いので(笑)ちょっと話題を変えるとしよう:

Motor Fan illustrated vol.75

Motor Fan illustrated vol.75

  • 発売日: 2012/12/15
  • メディア: ムック

丁度足回りを一新したばかりだったので、正にタイムリーな特集である。ココで言う評価とは「ハンドリングが良い、乗り心地が良い」といった乗り手側からのソレではなく、作り手側からの評価なのである。だから評価も細かくて多岐にわたってるし、サスのジオメトリーやシャシーの構造といった専門家的な評価をも含むのである。まぁある意味、この雑誌らしいっちゃらしい特集なのである。素人が乗って主観視点で感想を語るだけの記事なら、他の雑誌に腐るほどあるからである。


ワタクシはこのマンガ好きなんだけど、やっぱ中々ブレイクしないんだよなぁ〜(^_^;)まぁ何ちゅーか、ニッポンじゃロックが定着する土壌としては栄養が足らないからじゃないかなと思うのである。何だかんだ言って、ロックの魂を支えてるのはネガティブな要素なのである。貧困、差別、戦争、犯罪、社会格差、家庭崩壊、政治の歪みetc。外国のロックにエネルギーがあるのは、こうしたシリアスな問題が自身の問題として肩に重くのしかかってるからである。でもって、ニッポンにゃそんなん皆無である。水と安全がタダだわ、社会インフラは至れり尽くせりだわ、糖尿病になるより餓死する方が逆に難しいわ云々。そりゃそんな環境じゃロックが本格的にウケるはずが無く、チャートが上から下までアイドルだらけになるはずである┐(´д`)┌


ここら辺は省略して良いよね、ウン(笑)ただ「月姫」のリメイクが本格的に始まってたのは朗報・・・って言っても「魔法使いの夜」の時だってアレほど待たされたのだから、今回もすぐ出るとは考えない方が良いと思うのである(^_^;)まぁ過度な期待はせずにジックリ待たせてもらうとしよう。


*宣伝乙

 も一つだけ重要なニュースがあるのである。この度【ワタクシが共著者として執筆した本】がこの度よーやく出版される事になったので、その報告である。原稿書いたのは去年であるが、ソレが今年末になってよーやく完成したってワケである。熱狂的なロンマニアの皆様なら、AKBヲタが握手券付きの新作シングルを買うかの如くドカッと買ってくれるモンだとワタクシは信じて止まない次第である(笑)まぁ内容が内容だけに、ワンピースの最新単行本みたいな売れ方するとはワタクシ自身ミジンコ程も思っていないが(爆)ソレでもワタクシの親しい人が若干名共著者として名を連ねているんで、その人のためにも少しぐらいは売れて欲しいと思ってるのである。ベストセラーになればその共著者たちも喜ぶだろうし、その他大勢の当事者たちも喜ぶだろうし、ソレより何より「印税でフェラーリ乗る」という偉大なる夢にワタクシが更に一歩近づくのである(核爆)


 勿論その暁にはフェラーリについての等身大の薀蓄や各種ネタを、当ブログで随時公開していく事をこの場にて約束しよう。だからロンマニアの皆様、AKBヲタが握手券付きの新作シングルを買うかの如く、ワタクシをスターダムに押し上げて潤わせてほしいのである(笑)・・・とまぁ冗談はコレぐらいにしといて、こーゆー時にブログの便利さや、ネット社会の恩恵をしみじみ感じるのである。ネットが無かった時代だったら、大手新聞だとかじゃ宣伝を出せない→売りたきゃワタクシら自身が講演会なんかでドサ回りしなきゃならなかっただろうが、今じゃこうして自宅からネットで告知して、買う側もネットで調べてその場で購入できる。無論ソコにはステマだとかの各種問題があるだろうが、この便利さとスピードには変えられないのである。さて明日は休日とはいえいい加減遅くなり過ぎたので、さっさと撤収するに限る今日この頃であった。