アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

JAM ROOM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「軽さを出すためには、“セリフを身に着けた”程度じゃまだまだ鎧を着けたように重い。ロレったり、不明瞭だったり、自由自在にはほど遠い。覚えることで、1枚1枚脱いで軽くしていく。鎧をブルゾンに替え、Tシャツにし、上半身裸に、最後にはふんどし一丁。いや血、肉を通して内臓に叩き込まないと、セリフは軽く出てこない」

By 津川雅彦


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*誰が買うんだ?

 この前新型シビックTypeRに試乗した時に感じた疑問が、ようやく形になったのである。ソレは「誰がコレを好んで買うんだ?」である。乗り味が昔とは大幅に変わったから古いファンは好まないだろうし、街乗りで使うにはデザインが攻撃的過ぎるし、面白半分やロマンで買うには450諭吉と高額な上に納期も半年かかる。様々な方面から見てもハードルが高いのである。ワタクシが知る限り、コレを好んで買うのは熱狂的なホンダファンか、或いは珍しいクルマを好む一部のカーマニアぐらいである。まぁ何ちゅーか、新型NSX同様ホンダも本気でコレを推していく気はハナッから無く、単にブランドイメージとして作ったってトコであろう。ソレと同じ事が最近発表された【スバルS208】にもワタクシは感じられるのである。


 もしも先代以前のSシリーズのオーナーがコレを見たら、果たして速攻買い替えたいと思うか否か。スバル車以外に乗ってる人がコレを見て「コイツはヤバいッ!コレなら所有してみたいッ!」って思うか否か。答えはどっちも「否」である。確かに先代と比べると更に色んなトコで改良が加えられていて、乗り味はすんごく良いんだという事はワタクシにも容易に想像付くのである。が、クルマ好きが限定車に求めてるモンは、そんなモンじゃないのである:

ぶっちゃけた話、ワタクシ的にはこのクルマの価値は「数量限定であるという事」以外に見いだせないのである。まぁ前にも言った事があると思うが、GDBから今のVABに至るまでずっとキャリーオーバーされてきたエンジンや駆動系が保証できる出力の限界が330馬力らしいから、もう進化の限界に辿り着いてしまったって事であろう。ワタクシはパワーが全てだとは思わんが、でもスポーツカーにおいてパワーは非常に重要である事に変わりはないのである。


*秋だ!食欲だ!メタルTシャツだ!

 話は変わって、やっぱワタクシはHR/HMが好きである。初めて聞いたHR/HMのアルバムはボン・ジョヴィの”New Jersey”であり、ソレまで音楽に殆ど興味無かったワタクシが音楽の楽しさに目覚め、トーチャンが買い替えたステレオコンポのお古をワタクシの部屋に運び込んで設置したのが全ての始まりなのである。ソレから今に至るまで色んな音楽を聴いてきたけど、やっぱ根幹にあるのはHR/HMなのである。そしてその事はワタクシのファッションにも少なからず影響を及ぼしていて、いい年こいたオッサンであるにも関わらず、未だメタルTシャツが大好きなのである(笑)でもって今着てるヤツがボロくなった&新しいのが到着したので、早速晒そうと思うのである:

初っ端から悪趣味過ぎてアレなのであるが(笑)以前着てたトランプTシャツのウケが非常に良かったので、今回もまたトランプネタを挟んでみたのである。


一部放送禁止用語が混じっているが、まぁ細かい事は気にしないに限るのである(笑)


因みにTシャツ選ぶ時の基準は「何となく」である(笑)そのバンドが好きな場合もあるが、何故か知らんが好きどころか音源を聴いた事が無いモンの方が多いのである(^_^;)


因みに値段は一着3〜4英世ほどなので、そんなに高いモンじゃないのである。ただ取り寄せになる場合が多いので、注文から2ヶ月ぐらいはかかってしまうのである。


趣味の良い柄のTシャツは多数あるのであるが、何故か知らないけど悪趣味なモンばかりをワタクシは好んでしまうのである(笑)因みに拘りの一つが「背中にもプリントがある事」であり、コレに関して特に意味は無い次第である。


*音楽は自身の鏡

 今までなぜワタクシがHR/HMに傾倒してしまうか疑問に思っていたのであるが、最近何となくその答えが出たのである。ソレは「HR/HMミュージシャンの性格と、ワタクシの性格が同じだから」である。ロックを好むヤツってのは、大体相場が決まってるのである。ソレは「内向的な人間」「自己評価の低い人間」「個性の強い人間」「寂しがり屋な人間」「気さくな人間」といったトコである。例えばロック系アーティストの歌詞ってのは兎に角「俺」が多く、自分の中を曝け出すような曲が多いのに対し、ヒップホップは逆に「俺達」が多く、他人との関わり合いを曲の題材にしてる場合が多いって感じにである。歌詞に出てくるのもそうだけど、ソレと同じように音楽にもソレが表れてるんじゃないかと思うのである。


 そうワタクシらリスナーはそういうミュージシャンの心情を歌詞なり音楽なりで感じ取って、そんで「この人は私と同じだッ!仲間なんだッ!」って共感して、ソコで好きになるってワケである。何故ロックミュージシャンのファンにイタいヤツが多いかって、上記相場の人間の性格を見れば実に分り易いのである(笑)だから「〇×聴いてるようなヤツは好きになれない」っていうのは偏見ではなく、その音楽が持つ性格から推測した故のソレなのである。だからワタクシはHR/HMは好きだけど、HR/HMが好き過ぎるヤツとは深く関わりたくないのである(爆)他の音楽に耳を傾けて理解できるって事は、自分以外の価値観を認められるって事。だから根本は変わらずとも、可能な限り音楽の幅は広げていきたいと思う今日この頃であった。