アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SPEAK YOUR PEACE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「雑草という草はありません。草にはみんな名前があります」

By 昭和天皇


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ドリフトと外車アレルギー

 ワタクシにはドリフトに関し、不思議に思う事が1つあるのである。ソレは「何故D1グランプリ等じゃ外車を積極的に使わんのだろうか」という事である。アメリカのフォーミュラ・ドリフトがやってるみたいにカマロやマスタング使っても良いと思うし、何だったらコルベットでもバイパーでも良いし、更に言えば3シリーズやCクラスをベースにしたって良いワケである。何故未だに10年前、20年前のニッポン車に拘るのかが、ワタクシには全く理解できないのである( ̄〜 ̄;)肝心なのは中身だってのは承知の上だが、やっぱ毎年同じクルマばかりだと退屈なのである。しかもソレが10年以上前のクルマなら、古臭さも加わるから尚更である。今は良いが10〜20年後、運営はドリフトをどう維持してくつもりなのであろうか聞きたい次第である。


 でもまぁ、やっぱ外車だとダメなんだろうなぁって思うのである(^_^;)ドリフト大会のスポンサーや、ドリフト及びその関連の雑誌やHPとかを見れば、何となく想像はつくのである:

  • 主なファン層はDQN → 外車は中古でも高いから買えない
  • スポンサーにパーツ屋 → 外車じゃパーツが売れない
  • スポンサーに中古車屋 → 中古スポ車が売れない
  • スポンサーにチューニング屋 → 外車は弄れない

というのがワタクシの推測である。でもそんな問題も、実際やってみれば何とかなるとワタクシは思うのである。車体は中古を並行輸入すれば安くなるし、各種パーツだって海外のが豊富にあるし、チューニングのノウハウだって山ほどあるから問題無い。でもニッポンじゃ相変わらず「外車は高い」だの「外車は維持費がかかる」だの「外車は壊れやすい」だの「外車はデカい」だの、外車に恨みでもあるんかってぐらい外車アレルギーが酷いのである┐(´д`)┌何ちゅーかココまで酷いと、国内メーカーと結託した国交省の陰謀じゃないかと思ってしまうほどである(笑)


*名は体を表す・・・のか?

 話は変わって、名前は大事である。が、名前以上にもっと大事なモンがあるのである。ソレは「ロゴマーク」である。例えばロンマニアの皆様がHR/HMバンドの名前を聞いた時に真っ先に思い出すのは何か。ヒット曲?メンバーの顔?確かにソレもそうだが、一番思い浮かべやすいのが「バンドロゴ」であろう。メタルTシャツのバリエーションは数多くあるけど、どんなTシャツも必ずバンドロゴが付いてくるモンなのである。そんなバンドロゴを色々調べてみたら、コレが中々面白いのである。一発で分かって覚えやすいモンから、全く分からんモンまで千差万別。ではロンマニアの皆様の読解力がどれ程のモンか、このワタクシが検定してあげるとしよう(笑)


  1)超初級編:

先ずは小手調べである。コレは正解率100%が当たり前だとワタクシは考えている:




コレを読めないとしたら文盲か、あるいは視覚障害があるかのどちらかであろう。たとえそんな人であろうとも、ワタクシはロンマニアの一人として暖かく迎え入れるつもりなのでご安心あれ(笑)正解は言うまでもないと思うが、上から順に「METALLICA」「SLAYER」「MEGADETH」「ANTHRAX」である。所謂「スラッシュメタル四天王」として余りにも有名なので、細かい事は省略である。


  2)初級編:

さて、ココからちょっと難しくしていこうと思うのである。ロゴを作る上での常套手段の一つに「文字に凝ろう」というのがあるのである:




ちょっと難しくなってきたが、ソレでもまだ読める範囲ではある。正解は上から「DEATH」「SUICIDE SILENCE」「ATHEIST」「BATHORY」である。最後の2つだけ、ちょっと読み難かったのではないであろうか(^_^;)


  3)中級編:

さて準備体操はコレぐらいにしておいて、いよいよ本番である。別にコレが読めなくとも、ワタクシは決して貴方達を軽蔑しないのでご安心あれ(笑)




何ちゅーか、目を三角にして文字を読み取ろうとしている皆様の姿がありありと浮かんできたのである(笑)正解は上から順に「DEATHSPELL OMEGA」「MAYHEM」「DARK THRONE」「WATAIN」である。文字に拘るだけでなく、全体の絵に拘ろうとするあまり、こうなっちゃったのであろう(^_^;)


  4)上級編:

 が、悪夢はコレからである(笑)果たして皆様は、この試練に耐えられるであろうか(爆)




分かんない?ワタクシも分からんかったから、ソコは安心しておkである(笑)どうしても読み解きたいという方は、フォトショップ等のペイントツールを用いて、文字に色を付けてみるのが良いと思われる。答えは上から「WOLVES IN THE THRONE ROOM」「KORGONTHURUS」「AVERSE SEFIRA」「LEVIATHAN」である。ね、フォトショ必要でしょ(爆)


  5)超上級編:

 よーやくコレで最後である。コレに関しては、正解率0%が当たり前だとワタクシは考える。もし予備知識なしに全部分かる方がいらっしゃったら、ワタクシはその御方を一生崇拝しても良い程である(笑)




何だかモニター越しに「分かるかぁぁぁぁぁぁ!!」だとか「ざけんなテメェぇぇぇぇぇぇ!!」だとか「最後の2つは字ですらねーだろうがよぉぉぉぉぉ!!」とかいうロンマニアの皆様の怒号が聞こえてきそうな希ガスのであるが、そんなんワタクシの知ったこっちゃないので悪しからず(笑)因みに答えは「TRISTE」「AUTOPSY ON THE HORIZON」「XASTHUR」「PARACOCCIDIOIDOMICOSISPROCTITISSARCOMUCOSIS」である。ワタクシが「予備知識なしに全部分かったら一生崇拝する」といった意味、お分かり頂けたであろうか(爆)


*シンプルな相互関係

 難解な名前、難解なロゴは別にメタルだけに限った話ではないが、やはりメタルのソレは他のジャンルを遥かに逸脱してると思うのである。でもって、ワタクシはコレにこそメタルと言う音楽ジャンルの悪癖を垣間見るのである。ソレはズバリ「細かい事に拘り過ぎて、肝心な本質を見失う」って事である。演奏技術が云々、速さやヘヴィさが云々、芸術性や様式美が云々。そういう各論に拘り過ぎて、肝心の総論である「お前は誰に対してどんな事を伝えたいんだ?」ってのが抜けてしまってるのである。でもってワタクシの知る限り、難解なロゴを使うヤツ等ほど売れていない。そりゃ演奏を聴いてくれる人の事を考えてないんだから、当然っちゃ当然の話である。


 ウチの”師匠”曰く「音楽はセクロス」だそうである。自分が満足した上で、相手も満足させる。ソレが音楽のあるべき姿なんだそうである。自分の殻に籠ってもダメ。かと言って、相手に媚びるだけでもダメ。送り手と受け手が一つの同じモンを介して満足感を共有する。別に音楽に限らず、どんな分野だってそうなのである。何ちゅーか、ブログってのも良く良く見てみれば、この両極端に分かれてる希ガスのである。片方は中身らしい中身は全く無くて、皆でワイワイガヤガヤ語るだけのキッカケを作るソレ。もう片方は知識の偏ったオタク野郎が、一方的に理解者を求めて薀蓄を垂れ流すだけのソレ。双方が満足できるモンを書くのは実に難しいと再度認識した今日この頃であった。