ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ゴシップ好きな人は他人の話をする。退屈な人は自分の話をする。優れた話し上手は、あなたに向かってあなたのことを話してくれる」
By ウィリアム・キング(アメリカ合衆国第13代副大統領)
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*所有物自慢好きの退屈な人
クルマでも、サバゲーでも、あるいは他のどんな趣味の分野でも、矢鱈滅多に所有物自慢をしてくるヤツってのは、とある一つの共通点があるっちゅーのがワタクシの考えである。その共通点とはズバリ「話が面白いヤツは一人もいなかった」という事である。自慢のブツをどうやって手に入れたのか、ソレが如何に凄いのか、ソレにまつわる薀蓄話なら出来るのだが、ソコから面白く話を膨らます事が出来ないのである。この手のヤツが第三者の間で話題になる時、ソレは決まって「アイツは如何にカネを使っているか」の話ばかりであり、その後必ずと言って良い程「カネ使いまくってるけど、使いこなせているかと言えば、ねぇ〜('〜`;)」という二言目が続くのである。
何が滑稽かって、一つ目は「センスはカネで買えない」って事である。どんなに高級品ばかり集めて揃えても、価値が分かって無いヤツは必ずどこかでセンスの悪さを表すモンであり、本人は気付かなくても周りは容易に気付くモンなのである。二つ目は「凄いのはパーツやショップであり、決してお前ではない」って事。どんなに良いモンを揃えたって、ソレを使いこなせなきゃカッコ悪い事この上ないからである。でもって三つ目は「お前がカネを使わなくなったら、お前の価値はその時点で無くなる」って事である。注目され続けるためには浪費を続けるしか無く、その閾値はカネを使えば使うほどに上がっていく。正に無間地獄である。だからワタクシは「人の関心を”買いたい”んだったら、可能な限り”安く”買え」と言いたいのである。
ウチの”師匠”曰く「モノ自慢するヤツに、カッコ良いヤツが1人でも居たか?つまりそういう事だ。ヤツらはカッコ悪いからこそ、モノに頼るんだ」だそうである。でも「カッコ良くなる」ってのが実に難しいんだよねコレが(^_^;)人間の性格なんてよっぽどの事が無い限り変わらないし、センスを磨くのって非常に難しい。だから皆、モノに頼っちゃうんだと思うのである。ソレはさて置き、本命のゲームが来るまで相当時間かかりそうなので、繋ぎのソレを買ってきちゃったのである。前々からやりたいと思ってはいたが、やり損ねていたモンがあったのである:
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: Video Game
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ゲームオタクとして有名なメジャーリーガーのカート・シリングが、引退後「自分の理想のゲームを作る」と言って全財産注ぎ込んで立ち上げたゲーム会社の記念すべき処女作である。少しプレイしてみた感想は「”オブリビオン”のシステムをシンプルにして、ソコに”ドラゴンズドグマ”っぽいアクション要素を上手く融合させた」って感じである。先程少しばかりプレイしてみたが、ホントにバランス良く美味しいトコ取りが出来てたのである。こりゃ相当楽しめそうだし、何よりこのメーカーの作る続編が楽しみ(^-^)・・・というワケには行かないんだよなぁコレが(´・ω・`)
シリング氏、最高のゲームを作るため、糸目を付けずカネを注ぎ込む
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その結果、開発費が5000万ワシントン(約490000諭吉)と膨大に膨れ上がる
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その開発費を回収するためには、最低でも約300万本という途方もない数売れなきゃならない
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無名なゲーム会社の処女作がソコまで売れるはずも無く、健闘はしたが120万本と撃沈
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当然だけど会社は倒産。シリング氏は無一文に
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(´;ω;`)
何ちゅーか、ゲーム好きが考える「ぼくがかんがえたさいこうのゲーム」を妥協ナシで作ろうとすると、こうなるんだなっていう壮大な実験結果だったワケである。理想と商売を両立させるってのは、ホントのホントに難しい事なんだなと思い知らされるのである(-_-;)何ちゅーか、こーゆー話聞くと無暗矢鱈に「○×はクソゲーだ!」って言えなくなってしまうのである(笑)
- 出版社/メーカー: ユービーアイ ソフト
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- メディア: Video Game
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コレは上記のオマケとして買ってきたモンである。ただ上記の「キングダムズ・オブ・アマラー」が相当楽しめそうなので、手を付けるのは相当後になるかと。でも結局何だかんだんだで、ワタクシがプレーするのは洋ゲーばかりである(^_^;)ぶっちゃけた話、一部のタイトルを除けば、和ゲーはギャルゲーとエロゲーだけで十分なんじゃないかって希ガスのである(笑)
*永遠って何ですか?
どうせなるんだったら、創作する側のオタクになりたい。ワタクシはどうやらオタクである事からは逃れられそうにないんで(笑)だったら創作する側になっちゃえって話である。何故創作する側なのかと言うと:
- カネをあまり使わずに目立てる
- 作品への評価は、そのまま自分への評価だから
- 上手く行けば自分でカネを使う以上に、カネを稼ぐことが出来るようになる
- 自分がいなくなっても、作品だけはずっと残る
というワケである。つまり上記の所有物自慢ニキとは対極の存在なのである。ワタクシはコレこそが、オタクが目指すべき究極のゴールだと思うのである。特にワタクシが一番重要視しているのは、最後の「自分がいなくなっても、作品だけはずっと残る」ってである。ワタクシが思うに、永遠ってこういう事なのである。カネとモノは何時かは無くなる→ソレと同時に持ち主もいずれ忘れられるが、良い作品は何時までも残るモンであり、作品が残ってる限り名前も永遠に残る。さてこういう話になると更に長くなるんで(笑)さっさと撤収するに限る今日この頃であった。