アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

OF ONE BLOOD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「常に心を変化に向けて開いておこう。変化を歓迎しよう。もてなそう。自分の意見や考えを何度も検討し直して、初めて人間は成長できるのだ」

By デール・カーネギー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ルビコン川渡ったった

 2月になって、正式に【R35NISMO】が発売された→正式に売買が開始されたので、遂にハンコ押してしまったのである(^_^;)ユリウス・カエサルが船焼いて、ルビコン川渡って、賽を投げた時の気持ちってのは、丁度こんな感じだったんじゃなかろうかと思うのである(笑)確かに「やっちまったァ〜(;´Д`)」って気分は未だに残っているが(爆)でもコレが今ワタクシが下せるベストの選択だと思うのである。やっぱ何だかんだ言われても、ワタクシは自分が本気で好きになった事に妥協は出来んのである。あとNISMOについての追加情報はこんな感じである:

  • NISMO専用のカーボンパーツだけど、アレとんでもなく高い。分かり易く言うなら、クルマの前後に軽自動車ぶら下げてるようなモン。
  • タイヤは大体前9.5諭吉&後11.5諭吉ぐらいで、ノーマル(前8.8諭吉&後9.8諭吉)の約1割増し。どうやらNISMOじゃなくても買える模様。
  • キャンバーは素よりも寝かせられるようになってて、キャスター角も素よりも増やされてる。
  • なおショックだとかホイールとかも割増しになってる模様。あと【NISMO用スポーツリセッティング】は納車時に導入した方が工賃省けて安上がり。因みにワタクシもそうしてる。
  • ハブボルトは素の12mmから14mmにアップ。故に素のホイールはNISMOに使えず、その逆も然り。

ワタクシはこの「ハブボルトM14」ってトコに感動を覚えてしまった次第である(笑)何ちゅーか、ワタクシ等オーナーの声はちゃんと届いてたんだなと実感したからである。こうしてユーザー目線に立って作られてるんだったら、安心してクルマに身を任せられるってモンである。


 まぁ自分で言うのもアレであるが、実に身分不相応な買いモンである(笑)ムチャしたって自覚はワタクシにも断然ある(^_^;)が、今乗らなきゃ何時乗るんだって話である。今回見送って将来生産中止になってプレミアが付いて余計買い難くなったり、あるいは見送ってる間にワタクシの身に何かが起こって、乗れる目処が更に立たなくなってから「あん時NISMO乗ってればよかった〜。・゚・(ノД`)・゚・。」って後悔しても遅いのである。やらなかった後悔よりも、やった後悔。コレがワタクシのジャスティスである。何もしなけりゃ何も得られないけど、何かをやれば成功する可能性は必ずあるし、失敗したら反省して再チャレンジするか、あるいはブログのネタにすれば良いのである(爆)


*14年モデル乗ったった

 でもまぁ、素モデルは兎も角NISMO→プレミア価格が付く可能性は高いので、実は然程心配していなかったりする(笑)あと今のクルマももう6年乗ってるんで、壊さない乗り方も十分承知してるつもりである。さてサブタイにあるように、実はNHPCに14年モデルの試乗車が入ってきてたんで、当然ながら試乗してきたワケである。何せ次の愛車のベースモデルになるんだから、乗っていおいて損は無いであろう。先ず皆から言われてるように、足回りは相当柔らかくなってるのである。何せスプリングレートが半分ぐらいになってるんだから当然である。じゃあ乗り味が悪いのかと問われたら、ワタクシの答えは「ノー」である。


 ワタクシの14年モデルに対する感想を一言で言い表すと「コレはコレでアリ」といったトコである。足が柔らかいといっても常識的な速度域内なら十分仕事してくれるし、サーキット走らないのならコレで十分だというがワタクシの素直な感想である。タイヤのキャンバー角も以前よりも立ててある→内減りが減ってタイヤが長持ちするであろう事もワタクシの評価ポイントである。あとブレーキペダルもバネを強くしてある→ワタクシ的には踏力を調節し易くなってて良いと思うし、各種スイッチ類の使い勝手も良くなってるし、ミッションの繋がりも速くスムーズになってて良かったってのがワタクシの正直な感想である。余計な偏見を捨てネームバリューにさえ拘らなければ、R35は元々良いんだから14年モデルも良いクルマである。


 だから14年モデルをボロクソ言う人が多い理由が何処にあるのか、ワタクシにはサッパリ分からんのである┐(´-`)┌どーせサーキット行かないんだったら素で困る事なんか殆ど無いし、不満あるんだったら【ノルド青足】なり他の社外足なりを入れれば良いだけの話である。速くなきゃダメ?NISMO買ってどうぞである。因みにNISMOは【日産ビッグバリュークレジット】でも買える事をワタクシが直に確認したので、良くある「値段ガー」という言い訳は神が許してもワタクシが許さない(笑)まぁ確かに「俺のクルマは○×なんだゾ<( ̄^ ̄)>」って考えもあって、その○×の中には「日常とスポーツの両立」ってのがあるのも承知の上だが、生憎ワタクシはその類の自己顕示には興味ナッシングなんで。


グランドツーリングとレーシングを両立したった?

 皆さんもご存じ、GT-Rってのは”Grand Touring - Racing”の略である。じゃあR35でソレが完全に両立できてるかと問われたら、6年間乗ったワタクシの答えは「ノー」である。タイヤのキャンバー角が良い例であるが、GTとR、どっちかを立てようとすると、多かれ少なかれもう片方が引っ込むからである。実際ワタクシは今まで色んなR35オーナーに出会ってきたが、GTとRのピッタリ中間点に居るオーナーは見た事が無い。必ずと言って良い程GT側かR側、どちらかに偏るモンであり、ソレが正しい在り方だとワタクシも思うのである。だから従来の「GT=R」から方向性を変えて、素を「GT>R」に、NISMOを「GT