アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

YOUNG MODERN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「およそ人間ほど非社交的かつ社交的なものはない。その不徳によりて相集まり、その天性によりて相知る」

By シャルル・ピエール・ボードレール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*オタクと一般人の壁

 あのガルパン劇場版が何時の間にか【1年で興収21000諭吉】を稼ぎ出したのにも驚いたが、ソレ以上に驚いた事は【君の名は。が3週間足らずで興収62000諭吉】を稼ぎ出したんだそうである。何故後者が前者の3倍を容易に叩き出したかって、ワタクシにはその理由が分かった希ガスのである。後者の最大の強さは「非オタの一般人に受け入れらるから」である。よーするにジブリ作品と同じである。ワタクシは結構なオタクだと自分でも思うのであるが、そんなワタクシでも前者を映画館に観に行くのは結構抵抗があった記憶があったんだから、非オタな方々は言うまでもないであろう(笑)オタクは声がデカいから大勢居るように見えるけど、実際の数は大した事無いのであり、この興収がその証左である。


 要するにオタク相手の商売って儲かるように見えて、実は儲からないって事なのである。オタクってのはある意味被差別人種だから、同族同士の繋がりってのが強いのである。音楽で言うとヒップホップやパンクロックのソレみたいなモンである。だからオタク受けする作品を作ると、中身の良さ以外にも「この作者は我々の仲間だッ!」っていう同族意識が働き、同族を守らんがために相互扶助めいて買い支えるようになる。だからオタク相手の商売は大して儲からないけど、上手く行けば安定した収入が得られる。コレがオタク相手の商売の利点でもあり、欠点でもあるのである。確かに安定はするけど、その代わりダイナミズムが失われてしまうってワケである。


*ニッポンの秋、GT−Rの秋

 自動車メーカーがファンの望む「300諭吉前後で弄り甲斐のあるクルマ」「余計なハイテク無しの高回転エンジンと3ペダルMT」とかを殆ど作らなくなったのは、つまりそういう事だと思うのである(笑)分かり易く言ってしまえば、第二世代GT-RBNR32BCNR33BNR34)辺りをありがたるのは、一部の声がデカいだけのオタクなんじゃないかという話である(爆)まぁソレはさて置き、先日も述べたように、ワタクシは【R's Meeting2016】に参加してきたワケである:





毎年の事だけど、駐車場は何処観てもGT-Rだらけである。フツーに街走ってたら月に1〜2回見る程度のGT-Rが、ココに来れば飽きるほどに見られるのである。曇りだけど雨は然程降っていない→そのせいで気温も低くて涼しかったせいか、今回は前回と比べて随分と賑わってるのであある。あと中古車両が安く出回るようになった事もあるのか、R35での参加者も増えた希ガスのである。


メイン会場でのトークショーである


左からBNR32商品主管の伊藤氏、BCNR33商品主管の田口氏、BNR34商品主管の渡邉氏、ンでもってR35現CPSの田村氏である。こうやって歴代モデル開発者が4人集まって、当時の話に花を咲かすのである。


田村氏はこの後も登壇し、17年モデルについての話もしていたのである。




そのメイン会場の傍らには、こうして日産の誇るNISMOモデル各種(GT-R、マーチ、ノート、Z34、ジューク)に加え、17年モデルR35が展示してあったのである。



やっぱR35は素もNISMOも一番の注目モデルで、常に写真を撮りたい人やコクピットに座りたい人でごった返していたのである。



ソレに比べ、見よ!この存在そのものを無視されてる、その他NISMOモデルの悲劇を(笑)


因みに素17年の内装はこんな感じである。


座ってみたらこんな感じである。内装は大分変ったけど座ったら「あぁ、何時ものR35だ」って感じられるのである。あとシートの皮とクッションが大分良くなってて、初期型のシートよりも断然良くなってたのである。


NISMOは製造数そのものが少ないせいか、今回やってきたのは海外でも使った左ハンドル仕様のソレである。


左ハンドルのR35に座るのは初めてなのだが、思った以上にコクピット的には違和感が殆ど無いのである。ステアリングがズレてる感じも無いし、ペダルも違和感が無い。やっぱニッポン限定発売だった先代モデルとは違い、R35はグローバルモデルだから、ソコを考慮した内装になってるのであろうか。


そうそう、17年モデルからパドルシフトがコラム固定ではなくステアリング固定になったのだが、感覚は何気に悪くないのである。指を伸ばすと自然な位置にあるし、パドル引いた時のクリック感も悪くない。ポルシェもマクラーレンもステアリング固定式に移行してるし、多分コレがトレンドなのであろう。


その反対側の傍らには、第二世代の中古車両販売もやってたのである。


BNR34のVスペックIINurモデル、しかも限定色のミレニアムジェイドである。GT-R属性のあるロンマニアの方ならば、コレがどんだけ希少なモデルかお分かりだと思うのである。でもってフロントウィンドーにある「1734」の文字は何かと言えば・・・

・・・勿論、値段である。因みに販売当時の価格が610諭吉なのだから、どんだけとんでもないのかが良く分かるってモンである(^_^;)因みにBNR34は状態さえ良ければ、当たり前の様に新車価格よりも高く売れるのである。



初期型で素モデルの5万キロ走ったBNR32ですらこの値段なんだから、GT-R人気がどんだけ根強いかが分かるってモンである。そりゃ錆取りやレストアの記事だけで雑誌が売れるワケである(笑)





ドキッ!GT-Rだらけの走行会。(エアロパーツの)ポロリもあるよ!である(笑)


別に目を三角にして走らなくても、こーやってパレードランに参加するってのもアリなのである。


 とまぁ、こんな感じである。このままショップなどの展示も紹介していきたいと思うのであるが、流石にもう今日はいっぱいいっぱいなので、また次回にである。今回は出展企業が例年以上に多かったので、とてもじゃないが1回で紹介し切れないのである(^_^;)果たして前回ワタクシが言ったように、チューニング業界は「21世紀に向けたチューニング業界の新たな展開」を見せる事が出来るのか否か、ソレをメインテーマにして話していこうと思うのである。でも今回は出展も多かったし、色んな人とも会えて話が出来たから、充実した1日だった事は間違いないのである(^-^)さて今日はもう遅いので、お暇しようと思う今日この頃であった。