アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THAT WITHIN BLOOD ILL-TEMPERED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「僕がこれまでどうやってきたかは教えられるけど、君がこれからどうするかは自分で考えなきゃ」

By ジョン・レノン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*Xデーから2ヶ月

 納車から早くも2ヶ月も経ったのである。同じ車種を乗り継いだんだから目立って新しい感動ってのは殆ど無いが、ソレでもワタクシ的には非常に満足してる次第である(^-^)てゆーか、元々R35の延長線のクルマが欲しかったからである。前のクルマ、つまり08年モデルに乗ってた頃から「コレをこうしたら更に良くなるだろうなぁ〜( ´△`)」って考えてた事が沢山あって、ソレを今のR35NISMOが殆ど全て満たしていたんだから、ソレで良いのである。あと前々から言ってきた事であるが、ワタクシはまだR35を乗り極めていないのである。その2つがあるから、敢えてマンネリも覚悟した上でR35を再度乗り継いだのである。取り敢えず今月半ばの練習会がデビューランとなるんで、今から非常に楽しみであるo(^∇^)o


 思う事が色々あって、中々シンプルにワタクシの心情を表現するのは難しいが、強いて言うとこんな感じである:

ロンマニアの諸君、ワタクシはR35が好きだ
ロンマニアの諸君、ワタクシはR35が好きだ
ロンマニアの諸君、ワタクシはR35が大好きだ


スーパーGTが好きだ
スーパー耐久が好きだ
ニュルブルクリンク24耐が好きだ
ブランパン耐久シリーズが好きだ
バサースト12耐が好きだ
タルガ・タスマニアラリーが好きだ
ピレリ・ワールドチャレンジが好きだ
GT-Rプレステージカップが好きだ
GTアカデミーが好きだ


一般道で、アウトバーン
富士スピードウェイで、鈴鹿サーキット
ツインリンクもてぎで、仙台ハイランド
ニュルブルクリンクで、シルバーストンで
スパ・フランコルシャンで、マウント・パノラマで


この地上を爆走するありとあらゆるR35GT-Rが大好きだ


追い越し車線を後ろから猛スピード出してくるクルマに車線を譲るのが好きだ
遅いクルマが必死になって自己主張してるのを余裕以って眺める時など心がおどる

                
クリッピングポイントで500馬力オーバーのパワーを全開にするのが好きだ
FSWの長いホームストレートで他車を何台も一気に追い越す時など胸がすくような気持ちだった


走行会やサーキットやオフ会で周囲の人々の注目を集めるのが好きだ
他の参加者やスタッフ達にに羨望の目で見られ質問攻めにされる時など感動すら覚える


夜の湾岸でスカした欧州スーパーカー共をブチ抜いてく様などはもうたまらない
連中が口を揃えて「クルマは速さだけじゃない、官能性やデザインも大事だ」などと必死に言い訳するのを聞くのも最高だ

                                   
哀れなアンチ共がR35の粗探しをしながら、安物国産スポ車にしか乗れない自分を慰める様など絶頂すら覚える


時間の経過とともに時代遅れになっていくのを実感するのが好きだ
かつて圧倒的だった速さがライバル達の進化によって追い付かれ追い越されるのは、とてもとても悲しいものだ


国外どころか国内からも追撃されるのが好きだ
国産他メーカーのクルマにあらゆる記録を更新されるのは屈辱の極みだ


諸君、ワタクシはR35を、地獄の様なR35を望んでいる
諸君、ワタクシに付き従うロンマニア諸君
君達は一体何を望んでいる?


更なるR35を望むか?
情け容赦のない糞の様なR35を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし、三千世界を駆け抜ける嵐の様なR35を望むか?


NISMO! NISMO! NISMO!』
        

よろしい ならばR35NISMOだ


我々は渾身の力をこめて、今まさにアクセルを踏み抜かんとする右足だ
だがこのクルマ界の片隅で8年間もの間堪え続けてきた我々に、ただのR35ではもはや足りない!!


R35NISMOを!!
一心不乱のR35NISMOを!!


我らは僅かに全R35オーナーの一部、300人に満たぬクルマバカに過ぎない
だが彼等/彼女らは一騎当千の古強者だとワタクシは信仰している
ならば彼等/彼女らとワタクシで、総力30万と1人の走り屋集団となる


我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
怒涛の速さでインを差し、コーナー脱出でブチ抜いてさせ思い出させよう
連中にオーバーテイクされる恐怖味を思い出させてやる
連中に我々のエキゾースト音を思い出させてやる


天と地のはざまには、奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
300人の筋金入りのクルマバカ集団が
世界を走り尽くしてやる


VR38DETT、発動開始。旗艦NISSAN GT-R NISMO始動


点火!!全エンジン、全リミッター、解除
「最後のワークスチューン、オーテックより、全GT-Rオーナーへ」
目標、地球全土、神奈川県厚木市上空!!


第二次ゴジラ(海外でのR35の愛称)作戦、状況を開始せよ


征くぞ、ロンマニアの諸君

・・・と言うのは勿論冗談である(笑)ヒマがおありだったら「諸君、私は戦争が好きだ」でググって頂ければ、上記の元ネタが分かると思うのである。流石に3ヶ月目でまたネタをやるほどワタクシはワンパターンではないので、ソコんトコはご安心あれ(爆)


*タイヤにまつわる今後の事

 さてR35を乗り継いでいく上で、非常に大事な問題が一つだけあるのである。タイヤである。水野和敏氏が退任するまでのタイヤ(以後水野タイヤ)は基本的に街乗りとサーキット走行を1種類のタイヤで兼用してたのであるが、14年モデルになって田村宏志氏が後任となった後は【街乗り用タイヤ(以後乙タイヤ)】と【スポーツ走行用タイヤ(以後甲タイヤ)】の2種類に分かれたのであるが、コレがまた不評だったりするのである(^_^;)甲タイヤのグリップは凄いけど、その分消耗が早くなり、溝が浅いから雨に弱く、乙タイヤよりも値が張るのである。かと言って乙タイヤだと寿命が長くなって雨には強くなったけど、サーキット走行でのグリップは低下してしまってる。つまりどっちつかずになってしまったのである( ̄〜 ̄)


 そう、水野タイヤの良いトコは、その両立のバランスが巧みだった事である。ワタクシみたいに”街乗り9割以上、サーキットが少々”なオーナーからすれば、その設定がありがたかったのである。が、今のタイヤになってしまったら、途端に不便になるのである。ワタクシも実際に大雨の中を新品甲タイヤで走ってみたのであるが、まるで摩耗した水野タイヤの時みたいなグリップになるのである(^_^;)新品でコレだから、もし摩耗した甲タイヤで雨の中を走ると・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブルって話なのである。だから一部では水野タイヤの駆け込み購入が相次いでるし、人によっちゃ相当古い水野タイヤや中古の水野タイヤまで探し出して購入する人も居る程である。


*ソレでも地球は回り続ける

 そのタイヤ問題に対するワタクシの回答は「たとえそうだとしても、ワタクシのカーライフは続いていく」である。確かに水野タイヤは優れてて、無いのを嘆く気持ちは分かる。が、何をどう頑張ったって、水野タイヤは何時かは無くなってしまうのである。じゃあ完全に無くなったら、貴方はR35降りるのかって話である。ソレが原因で降りるのならソレはその人の勝手であるが、ワタクシは降りる気は毛頭無い。ワタクシのカーライフはワタクシのモンである。こう言っちゃアレだが、水野とかいうジジイ一人に振り回されたくはないのである。そんな下らん呪縛に捉われタイヤで四苦八苦するぐらいなら、甲タイヤと乙タイヤを上手く使う事を考えた方が遥かに前向きだし、何より自由である。


 そう、自由である。ワタクシが14年モデル以降の不満を承知の上で敢えてNISMOにしたのは、こうした水野氏の呪縛に対するワタクシのアンチテーゼである。例えそっちの方が良いと分かっていても、ワタクシのカーライフを後ろ向きに束縛されるなんて真っ平御免だからである。たとえ少しぐらい不利だと分かっていても、ワタクシは束縛の無い自由なカーライフを望む、ソレがワタクシのジャスティスである・・・とは言ったものの、やっぱタイヤが高いのはイヤである(笑)というワケで今現在、上記3種以外でR35に履かせられそうなタイヤを列挙してみたのである:

  1. ピレリP-ZERO
  2. ハンコックVENTUS R-S3
  3. ヨコハマADVAN Sport
  4. ヨコハマADVAN A08B

とまぁ、あるにはあるのであるが、一つ問題がある。ソレは「上記の社外タイヤに関して良い話を聞いた事が無い」という事である(^_^;)まぁ如何に純正タイヤが優れているかって話なのであるが、やっぱタイヤ代は抑えられるのなら抑えたいってのが本音である。甲タイヤ1セットが39諭吉(因みに乙タイヤ1セットが34諭吉)で、当然工賃は別。トレポン1本組める価格である(笑)まぁタイヤの消耗は個人差があって、ワタクシの場合はどうなるかまだ未知数なので、実際減ってから悩もうと思う今日この頃であった。