アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE DAILY GRIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「勘とは頭の働きではなく、不断の練習の結果生まれるものだ」

By 中村寅吉


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ルーツを辿ろう

 ワタクシ等オッサンには想像付かない事であるが、今の若い子はビートルズを知らない子もかなりいるらしいのである(^_^;)音楽に興味の無い子が知らんのなら、まだ理解の余地はある。ビートルズが解散して、もう45年経ってるからである。が、流石に【専門学校とはいえ、音楽を学んでる子が知らない】ってのは大いに問題アリだとワタクシは思うのである(-_-)簡単な話である、もしもビートルズが存在しなかったら、この専門学校の子たちが大好きなアニソンとか歌い手とかがやってる音楽は、今とは全く違うモンになってたからである。つまりこの子らが言ってる事ってのは「マンガやアニメは大好きだけど、手塚治虫は知らない」って言ってるのと同様なのである。


 ルーツを辿る。コレは何かを好きになったら、当たり前のようにやる事だとワタクシは考えているのである。例えば一人のアニソン歌手を好きになったら、そのアニソン歌手(及び作曲家)がどんな音楽を聴いてきて、どのように吸収したのかが気になる筈である。そうやってその人の音楽の原点を知る事で「何故この人はこの様な音楽を作るのか」が初めて分かるのである。そうやって好きになった色んなミュージシャンのルーツからルーツを辿っていくと、絶対に何処かでビートルズが引っかかるのである。そう、あの子たちの好きなアニソンの中には、多かれ少なかれビートルズの要素が入ってるのである。つまりビートルズを知らないって事は、この子たちは本気で音楽をやってないっていう証左なのである。


*練習練習アンド練習

 さて話は変わって、いよいよ我が愛車のスポーツ走行デビューがケテーイしたのである\(≧∀≦)/とは言ってもフルコース走るワケではなく、ノルドリンク主催のツインリンクもてぎ南サーキットでやるスラロームジムカーナもどきの練習会である。何せクルマ替えたばかりでまだ新愛車の挙動の特徴が掴めてないのと、この季節に30分窓を閉め切ってエアコンをオフにした車内は死ねるんで(笑)その2つを同時に解決できるこの練習会はうってつけなのである。南コースならクルマをぶつける心配も無いし、一石二鳥どころか三鳥なのである。ちゅーワケで、ちょっとした準備をしてきたのである:

BAL ( 大橋産業 ) トルクレンチ 2059

BAL ( 大橋産業 ) トルクレンチ 2059

今までサーキット走行は相当こなしてきたが、実は今までトルクレンチなるシロモノを所有した事も使った事も無かったのである(^_^;)何せ基本的にサーキット行ってもタイヤ交換をしない&豪雪地帯に住んでないから、タイヤ交換を自分でやる事が無いからである。でも今回、ちょっと思う事があったので、こうして購入したワケである。因みにコレ選んだ理由であるが、ワタクシん家の最寄りの超自動後退行って、R35NISMOの指定トルク(155Nm)締められるヤツ探したら、コレが見つかった。後にも先にもソレだけである(笑)


買って未だに出番の無かったコレであるが、漸く火を噴けるってモンである(笑)搭載位置は【整備手帳で決めた場所】にしてみるつもりである。丁度横Gがかかりまくる今回の練習会こそ、このカメラのシェイクダウンにも相応しいと思うのである。コレでシッカリ撮れれば、あとは何処で走ってもシッカリ撮れる事は間違いないからである。


言うまでも無いと思うが、今回の練習会とは何ら関係は無い次第である(笑)行きつけのガンショップでコレ握らせて貰って、握り心地が良かった&エアコッキングだから安かったので、部屋のインテリアとして買ってきた次第である(爆)弾は出さなくてもCQBの練習用には使えるので、コレはコレで便利なのである。


*専門学校の意義

 話を元に戻すとしよう。音楽に限らずマンガやアニメ、更に今では【プロゲーマー養成専門学校】なるモンまであるのだが、果たしてホントにそんなモンが(福祉や整備士といった生活に欠かせない専門は除く)必要なのかって話である。ワタクシは生業上の関係で、専門学校には時折仕事で行くのである。こう言っちゃ大変アレなのだが、専門学校の学生なんてのはロクなヤツが居ないのであるε-(ーдー)もう見た目だとかボキャブラリーだとかからして、もう何ちゅーか「大学行けない&就職するアテもないから、ココ通いました☆(ゝω・)vキャピ」ってヤツが少なくないのである(笑)つまり、上記のビートルズ知らん連中も「アニソン好きだからソレの仕事したい。音楽分かんないけど教えてもらえばいいや」ぐらいの軽い気持ちなんじゃないだろうかとワタクシは推測してるのである。


 音楽が好きならば、兎に角何でも良いから楽器を手に取って、只管鳴らせばいいだけの話である。練習して上手くなれば上手い人同士知り合う機会も増えるし、つるんでる内に色んな知識や技術が得られるし、その知識と技術があればプロとしての音楽関係の仕事が回ってくるようになる。そんな専門学校で習ったトコで、好きが高じてプロになった人の手伝いをやらされるだけが精一杯である。ワタクシも社会人になって分かった事であるが、ホントに素晴らしい仕事ってのはソレを選んだからできるのではなく、好きな事や得意な事を突き詰めた結果として回ってくるモンなのである。仕事を選ぶヤツは、もうその時点で2流なのである・・・という事を3流以下のワタクシが言うのもアレなので(笑)さっさと締めるに限る今日この頃であった。