アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

A DEATH-GRIP ON YESTERDAY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「いいかい、君の感情や振り付けや曲への個人的な考えを押しつけないでくれ。音楽がどうしたがっているのか、音楽に語らせてくれ」

By マイケル・ジャクソン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*結婚式と著作権

 結婚式はご祝儀を払うモンであり、ご祝儀は入場料に相当するモンであり、故に結婚式で使う音楽(バンド演奏、動画や式場のBGMなど)は私的利用には該当せず、無断で使用すると10年以下の懲役or1000諭吉以下の罰金刑を処される著作権侵害となってしまう。冗談みたいな話だと思うかも知れないが、実は【結婚式での音楽利用に特化した著作権管理団体】が【マジで言ってる事】なのである( ̄ヘ ̄)この手の著作権マフィアのバカバカしさは以前から指摘してきた事なので、敢えて省略するとしよう。こんなのがエスカレートしてきたら、その内マジで「全ての人間は歌を歌う&楽器を演奏する可能性を生まれながら秘めてるから、人頭税を課すべきだ」とか言い出すんじゃないかと思うのである┐( -"-)┌


 コレの何が愚かかって、音楽をただのビジネス&楽曲をただの商売道具としか考えていないトコにあるのである。音楽ってのはビジネスである以前に、文化なのである。例えば全ニッポン剣道連盟が「ニッポンにおける剣道文化を守るため」とか称して剣道道場や部活とかで門下生から「剣道税」を徴収したり、あるいは門下生が余所で剣道を教えた時に「無断で教えるのは著作権(?)違反だから訴える」なんて言われたらどうなるであろうか。間違いなく「剣道をバカにするなヽ(`Д´)ノ」って大騒ぎになるであろう。何故かといえば、剣道は文化だからである。確かに音楽はビジネスが占める割合が大きいのもそうであるが、ソレ以上に好きだから歌う/聴く/演るのである。その気持ちをを汲まずに「カネ払え」じゃ誰も納得しないのである。


デスメタルのススメ

 まぁこんな時は、音楽聴いてスッキリするに限るのである。特に今日は上記のソレでイライラ&ムシャクシャしているので、デスメタルなんかが最高である(笑)嬉しい時はテンションの高いメロコア聴いて、落ち込んだ時にはダークなオルタナティブ聴いて、アンニュイな気分の時はサザンロック聴いて、そして怒りに満ち溢れてる時はデスメタルを聴く(爆)ワタクシの人生において、音楽は最早欠かせないのである。こういう事言うと「デスメタルってどんな音楽なの?」と問われるだろうから、例を一つ挙げてみるとしよう:

コレ聴いて「うえぇぇぇ何コレ(´Α`)演奏は五月蠅ぇしヴォーカル何言ってるか全然分かんねぇし(ill´Д`)ソレより何より聴けば聴くほどに気持ち悪くなる(;´ρ`)」って思うか、あるいは「スゲェのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!聴けば聴くほどに身体がエキサイトしてくるぞォォォォヽ(`д´)ノ」って思うか。もし後者ならば「邪悪音楽( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ!ようこそデスメタルの世界へ」とでも言っておくとしよう(笑)後者の方のために、ワタクシが(独断と偏見で)選んだデスメタルの名盤を紹介するとしよう:


デスメタルの帝王」と呼ばれるモービッド・エンジェルの1作目である。3作目か4作目が良いという人のが多いが、ワタクシはこの1作目が一番好きである。だから”ワタクシが(独断と偏見で)選んだ”なのである(笑)


ディーサイドの、コレまた1作目である。やっぱ何だかんだ言って、デスメタル系は1作目が一番好きである。演奏は粗削りで音質も悪いが、何ちゅーか「はち切れんばかりの憤怒と狂気」ってヤツが1作目にはタップリ詰まってるからである。アルバムを重ねると確かに音質も演奏も楽曲も良くなるが、何ちゅーか憤怒と狂気はマイルドになっちゃう希ガスのである。


リバプールの残虐王」ごとカーカスの3作目である。1作目のドロドログチャグチャ感も捨てがたいが(笑)トータルで行くとやっぱ3作目のコレである。


同じような音じゃつまらないので、変わり種としてシニックの1作目を出してみたのである。明らかに上記4つと比べると異質な音であるが、コレもまたデスメタルなのである。


 ワタクシがデスメタルだけに限らずメタルが好きなのは、ソレが無限の可能性を秘めているからである。メタルって音楽は世の中に生まれて以来、実に様々な音楽を取り込んで進化していってるのである。中には「ええっ( ̄□ ̄;)こんなんアリなの!?」って思うような音楽ですら、メタルは取り込んでしまい新しい音楽を生み出すのである。だから毎年のように新しい音楽が生まれるし、同じアーティストも色んな音楽を取り込んで毎年のように進化していってるのである。というのも、メタル演ってるミュージシャンってのは、大概自身も色んな音楽を嗜んでるし、色んな音楽を演奏できるからである。メタルしか聴かないヤツに、メタルは演奏できないのである。


*脱邦楽のススメ

 また話を戻すとしよう。だから厳しい事を言うが、こーゆー著作権マフィアがニッポンで幅を利かせてるって事は、ニッポンのリスナーの意識がその程度しかないって意味でもあるのである。アメリカでこんな真似しようモンなら、間違いなく全米中で大規模デモが勃発し、著名ミュージシャンたちが続々と反対声明を出し、ファンと共に業界の横暴へ毅然として立ち向かうであろう。ニッポンにおいてアーティストたちがソレをしない&リスナーも怒らないって事は、所詮ソイツ等にとって音楽とはその程度のモンでしかないのである。ソレが悪いとはワタクシは言わない。ただ音楽の無い生活は聴覚の半分以上を損してるってのがワタクシの考えだってだけの話である。


 まぁどちらにしろ邦楽はアニソンやゲーム音楽以外殆ど聴かないワタクシにとって、実はニッポンの著作権云々なんてどーでもよかったりするんで、怒る意義は殆ど無いのであるが(笑)著作権を厳格に守らなければ、ニッポンの音楽文化が滅んでしまう?ンなモン、滅んでしまえばいいのである。そんなモンで滅んじまう音楽ってのは所詮ソコまでの音楽だって話だし、たとえニッポンから音楽が無くなっても洋楽聴けばおkである。邦楽が滅んで困るのは誰か?答えは「音楽業界関係者だけ」である。ワタクシには実害が全く無いのなら、そりゃ声を大にして徹底的に反対するだけである(爆)さてアナーキーな事ばっか言ってるとツッコミが入りそうなんで(核爆)さっさと締めるに限る今日この頃であった。