ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「鳥はその鳴き声を真似した笛で捕らえられるが、人もまた、その人の意見に一番近い発言に捉われる」
By サミュエル・バトラー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
もうサブタイを読めば、察しの良いロンマニアの方ならば、ワタクシが何を言いたいのかがお分かり頂けると思うのである。そう、酒鬼薔薇君が書いたあの本の事である。ソレに対するワタクシの意見は「ニッポンには【サムの息子法】に相当する法律が無く、且つ誰の主権も犯してないのなら、違法でない限り手記を出版する権利を認める」である。気に入る気に入らないは別として、彼にはその権利があるのである。無論、出版した事により被る各種不利益は全部彼持ちであるが、ソレはワタクシの知ったこっちゃないのでパスである。あの本の是非は元少年と出版社とその遺族と読者が決める事であり、外野のワタクシがとやかく言う事じゃないからである。
だから気に入らないなら買わなきゃいいし、根拠の無い誹謗中傷でない限りは中身を批判する自由は誰にでもあるんだから、そうすれば良いだけの話である。だが【出版差し止め・回収を問い合わせを呼びかける】のはNGであり、決して許容できるモンではないのである( ̄ヘ ̄)何が問題かって、このブログ主は作者や出版社の主権を侵害してるからである。ワタクシは元少年の本が撒き散らす害悪よりも、このブログ主の「自分が正しいと信じて止まない正義の為ならば、相手の主権を奪ったって構わない」っていう思想の方が遥かに害悪だと思うのである。ヒトラー然り、毛沢東然り、ポル・ポト然り。こういうヤツが権力を握ると、概して”悪”に対する徹底した弾圧を行なうモンである。
*M4・ア・ライブ
たとえ一人を除いて全世界が賛成したとしても、反対した一人に意見を押し付ける事は出来ない。民主主義の父、ジョン・ステュアート・ミルの言葉であり、ワタクシの好きな言葉の1つでもあるのである。絶対的正義なんてシロモノはこの世の中に存在しないのだから、たとえどんな意見であろうとも(他人の主権を侵さない限り)尊重され保証される必要があるって事である。だから批判は幾らでもしておkであるが、言論封じは断じてNGなのである。まぁ堅苦しいのはワタクシのスタイルじゃないので、話を変えるとしようジャマイカ(笑)
PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.8 2015年 07月号
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: 雑誌
何だかんだ言って、サバゲー系の雑誌ではコレが結構気に入ってたりするのである。今ある雑誌の中で、多分コレが一番サバゲーマー目線で書かれてる雑誌なのではなかろうかと思うのである。トレポンオーナーになってからはその他メーカーのエアガンやカスタム記事には殆ど興味無くなったし、ワタクシはミリヲタやガンヲタじゃないので、実銃や兵器の記事も結構流しちゃうからである。ワタクシはミリヲタでもガンヲタでもなく、サバゲーマーなのである。
デート・ア・ライブ12 五河ディザスター (ファンタジア文庫)
- 作者:橘 公司
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: 文庫
上記ブログ主がココ見るかどうか定かではないが、もし見たら「いい年こいてこんなモン読んでるヤツに”お前のやってる事は主権の侵害だッ!”とか言われたくねぇ」って思う事必至であろう(笑)もし上記ブログ主とワタクシと立場が逆になったら、多分ワタクシも同じ事言うだろうから、ソコんトコは否定しない次第である(爆)
*誰が書いたかなんて考えるな、感じろ
で、話を戻すとしよう。上記ブログ主は【この本は元少年が書いたモンじゃないからダメ】って理由で出版差し止めと回収を正当化してるのであるが、ワタクシはコレについても否を唱える次第である。ちゅーのも、もし本人が書いたモン以外ダメなのならば、聖書やコーランやその他宗教教典諸々の出版を差し止めて回収しなきゃなんなくなるからである(笑)そうでなくても、この世の中にある書物で、実際本人が書いたモンである保証がある書物がどんだけあるんだって話である、タレント本やスポーツ選手の本なんか殆どがゴーストライターによるモンだし、学術論文だって名前は教授助教授だけど、実際は講師が書いたモンだってザラである。
じゃあ何故ソレが問題にならないのか。答えは「肝心なのは読者が中身を読んで何を感じるかだから」と「内容の是非については、直接読んだ読者が自分で考え決めるモンだから」である。聖書やコーランを正確には誰が書いたかが問題にならないのは、ソレが理由なのである。デスメタルやグラインドコアは10000人中9999人が「楽器のムダ使い」「世の中に必要ない雑音」って言われるような音楽だけど、ワタクシにとっちゃ弛んだ精神に喝を入れてくれる心のエナジードリンクなのである(笑)故にワタクシは「自由を侵害する事など誰にも出来ないッ!正義なんぞクソ喰らえだッ!!」と声高々に宣言する次第である(爆)さて、明日も早いので、さっさと寝ようと思う今日この頃であった。