アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CONQUERORS OF ARMAGEDDON

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「”顧客のために”ではなく”顧客の立場”で考える」

By 鈴木敏文


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*誰が為に本を売る

 本が売れてないんだそうである。曰く【5年間で1.25億諭吉の損失】が出たんだとか。この事について、ワタクシはこうなる事をずっと前から予想できていたので、コレについて全くと言って良いほど驚いてない次第である。何故こうなったかって、ニッポンの出版業が顧客ではなく、業界の都合の事しか考えていないからである。昔と比べ電子書籍化は大分進んだけど、ソレでも定価は紙本と変わらないし、配信が紙本よりも遅れる事がザラだし、電子書籍化されてない本も未だ相当数ある。何故そうなるかといったら、業界がテメェの利益を守る為である。製紙業、印刷業、運送業、実店舗等々、そういった既存のモンを守る為に敢えて電子書籍をジャマしてるとしか思えんのである。


 でもって出版業界に携わっているロンマニアの方には大変申し訳ないが、ワタクシ含むカスタマーってのは、業界がどうなろうと知ったこっちゃないのである(笑)こう書くと「出版業界がダメになったら本そのものが無くなっちゃうけど、ソレでも良いの( ; ゚Д゚)」とか言われちゃいそうなんだけど、ソレに対しワタクシは「本なんて無くてもおk( ´∀`)b」と答える次第である(爆)本でしか幅広い知識が得られなかった昔とは違って、今はネットの時代である。何故本が売れなくなったかって、つまりそういう事なのである。だからワタクシは【アマゾンの値引き中止を申し入れる】とか【出荷停止した出版社を支援する】とかいった顧客のためになっていないムダな事は止めとけと進言する次第である。


ヤンキースが斬る!

 念のために言っておくが、ワタクシは電子書籍至上主義者ではない。ワタクシは単に「どんな形であれ、顧客の事を考えろ」と言っているだけである。実店舗へ行って、アホみたいな数の本の中から探して、時間と労力を消耗して見つからなかったら「お取り寄せしますか?一週間後には届きますので、また当店へお越しください」である┐(´д`)┌そりゃ電子書籍やアマゾンに客取られるだけの理由があるのに、何もしないどころか足を引っ張る。コレを”愚か”以外の言葉で表す術をワタクシは持ってない次第である( ̄ヘ ̄)さて話は変わって、と:

今までも同じヤンキースのキャップを愛用してたのだが、いい加減ボロボロになってしまったので色違いに買い替えた次第である。ドジャースレッドソックスにしようとも思ったけど、結局ヤンキースが気に入ってるので再度コレにしたのである。ワタクシの頭はデカいから鉢周りは一番大きい8インチ(63.5cm)じゃないと入らず、ソレはフツーのスポーツショップじゃおいてなく、原宿のニューエラ本店まで出向かないと買えないのである。でもってワタクシのような時代遅れのオッサンは、原宿というナウいヤングの街じゃ視覚的公害以外の何でもないので(笑)アマゾン経由で買ったというワケである。正にこういうトコにアマゾンの利点があるのである。


電子書籍の何が便利かって、配信日になったら教えてくれる事である。だから一度買っておけば、後は向こうの方から勝手に案内してくれるのである。あとは「配信した」って連絡が来たら読書アプリを開けてダウンロードすれば完了。ネットが繋がる環境でさえあれば何時でも何処でも替えるし、在庫切れを一切気にする事も無いし、どんな表紙の本であろうともレジのお姉さんや周囲の客の視線を気にする事も無いのである(笑)故にワタクシは、電子書籍化の流れを猛烈歓迎する次第なのである(爆)


*実店舗の意義

 ただワタクシは、実店舗の存在がムダだとは決して言わず、寧ろ逆に実店舗はコレから先も重要な役割を果たすだろうと考えている次第である。アマゾンや電子書籍には無くて、実店舗に大いにあるのは何か?答えは「寄り道」である。実店舗じゃ目当ての本を探す過程で、無数の目当てじゃない本にも目を通す事になるからである。でもってその目当てじゃない本を色々と見ていくと、まるで砂金を見つけたかの如く、気になる本が稀に出てきたりするのである。ソレがキッカケで今まで興味無かった事に興味を示すようになったなんて良くある話であり、その機会を無くさないためにも実店舗は重要なのである。アマゾンや電子書籍は構造上寄り道が少ないから、どうしてもソレが生まれ難いのである。


 だから今後販売される全ての紙書籍が発売と同時に電子版も配信&電子版の方が安かったとしても、ワタクシは本屋通いを止める事は無いと断言できるのである。ラノベやマンガを表紙買いしたのがキッカケで大ファンになったなんてのもザラじゃないし、立ち読みから世の中の真理を見出した事なんて事も良くある事なのである(笑)だからアマゾンや電子書籍が普及しても実店舗が無くなるなんて事は無く、もし潰れる店舗があるとしたら、そりゃ店舗側の努力不足なのである。立ち読み自由化、書籍の専門家細分化など、今んトコ色んなアイディアがワタクシにはあるのだが、流石にコレ以上語るのはもう面倒くさいので(爆)さっさと寝るに限る今日この頃であった。