アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GIANTS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる」

By マルクス・トゥッリウス・キケロ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*物理書籍時代の終焉?

 今の世の中、本が売れてないんだそうである。一番売れる本であるマンガ単行本やマンガ雑誌ですら、全盛期の1/3以下にまで落ちてるらしいのである( ̄〜 ̄)曰く【原因はネットでの海賊版の横行】だとかなんとか。紙雑誌の時代を生きたワタクシとしてはちょっと寂しい限りであるが、コレばっかりは仕方ないのである。何故ならば、ネットは便利だからである。ワタクシが前々から言ってる事であるが、人間というナマモノの歴史は利便性追求の歴史であり、人間は便利でさえあればありとあらゆる犠牲を払ってでもソレを追い求めるのである。例えば移動手段が船や鉄道から飛行機に変わった時も、人々は「落ちたら大変な事になるッ!」って考えるよりも「こっちのが圧倒的に速いッ!」って考える方が強く、ソコから「ならば安全に飛ぶにはどうすればいいか」の技術を追求し、今に至ってるのである。



 だから人々に「読者の皆様、我々出版業界の利益と社員の生活のため、不便を我慢しておカネを払ってくださいッ!」って言ったとしても、そう簡単にハイそうですかと答えるワケが無いのである。何故ならばネットは便利であり、便利さは出版業界の未来よりも重要だからである(笑)こういう事言うと「そんな事言っても、我々出版業界が壊滅したら、活字文化にとっての大きな損失ですよ」という反論が来るであろうが、ソレに対する答えは「壊滅してどうぞ」である(爆)ネット以前のテレビとラジオと新聞と雑誌しか無かった時代なら兎も角、今はネットもスマホタブレットもある時代である。つまり物理書籍が無くなったとしても活字文化は問題なく続いていくのだから、やっぱ壊滅してどうぞなのである(核爆)


*ピースなコンバットづくりはここまで進化した

 だから今後も物理書籍は減っていくだろうし、ソレはもう誰にも止められないのである。ただワタクシの場合、未だ一部は物理書籍を購入してるのである。例えば電子書籍版の無い本だとか、最初の一冊を物理書籍で買った本とかである。あと家の中だけで読む雑誌ならば持ち運びの必要が無い&読み終わったら捨てちゃうから、物理でも別に構わんのである:

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やっぱ時期が時期だけに【筑波スーパーバトル】と【東京オートサロン2018】がメインの特集である。ワタクシはクルマいじりはあんま興味無いので大概読み飛ばしているが、ただジムカーナスーパー耐久とかでNDが高い競争力を持つようになったという事もあり、ND関連のパーツはドンドン増えてるみたいなので、ソレはソレで良い事である。まぁとは言っても、ホントに欲しいモンは殆どと言っていいほど無いのであるが。


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こっちは電子書籍版が無いので、仕方なく物理書籍版を買ってる次第である。特集でもチラリと紹介されてる&ワタクシも実際に撃ったから分かるのであるが、最近出たばかりの【東京マルイUSP】の評判がすこぶる良いのである。残念ながらワタクシは【M45A1】狙いなので買う予定はないが、このUSPに用いられた機構が取り入れられるとかられないとか。まぁ何れにせよ楽しみである事には間違いないのである。


*ポスト物理書籍

 まぁ雑誌についてワタクシが思う事は「専門家による分析が必要になる専門的なモンは兎も角、マンガ雑誌はひょっとしたら無くなるかも」って事である。専門誌はジックリ読む必要があるからまだ買われるが、マンガは一回読んだら終わりだからである。だから今後は【今のキン肉マン】がやってるような連載形態が主流になるんじゃないかと思うのである。もう雑誌の物理的な売り上げによる収入は捨てて、期間限定公開で基本無料にしてウェブ広告料で稼いでいって、期間が過ぎた分をコミックスって形でやっと物理出版(無論電子版と併売)するって感じにである。無料ならば態々海賊サイトに寄らずに直接公式HPに行くだろうし、物理コミックス買う人は抑々コレクション目的だから海賊サイトは関係ないからである。


 てゆーかソレ以上に、コレからのマンガ家は作品を公開するのにあたって、出版社や編集者を通す必要が無くなるのである。ウェブ限定ならば自分でサイト運営して公開できるし、コミックスも電子限定の自費出版にすれば費用的にも手間的にもかなり抑えられるからである。あとは法律的な云々のソレについては法律家と契約を結んでやれば良いし、何だったら同人誌でやってるような感じで物理的な出版も自分で出来てしまうのである。ただワタクシは、コレが悪い事だとは思わんのである。昔は石板や木版に彫ったりしたモンがパピルスの発見と共に紙に移行していって、そして紙から電脳空間に移行してるのが今なのである。形は時代と共に変わるだろうけど、文化そのものは無くならない。そう思う今日この頃であった。