ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「現実を現実として、あるがままに受け入れなさい。物事をそれが進みたいように、自然に前に流れさせてやりなさい」
By 老子
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
情報過多の今の時代、見たくない情報も勝手に目や耳から飛び込んでくるから、ある意味困ったモンである( ̄〜 ̄)その筆頭が某国民的アイドルとかやらの解散騒動である。一般社会じゃ通用しないような論理や常識が罷り通っていて、ネット全盛期の今においても地上波テレビとラジオとCDが主流で、中の人が違うだけでやってる事は何十年も前から同じ。そんなガラパゴスで起きたガラパゴス住人によるガラパゴスのクーデター未遂事件なんて、ガラパゴスの住人じゃないワタクシにとっては何がどう転ぼうが関係ないし知ったこっちゃない。コレがこの一連の騒動に関するワタクシの見解である。他に知るべき事、重要な事は山ほどあるのに、コレばっか延々と報道される。正直ウザいとしか言い様が無いのである┐(´д`)┌
まぁ多くのニッポン人がコレに注目する理由も分からんではない。このアイドルが物凄い人気を誇ってたというのもそうだけど、一番はやっぱり「ニッポン社会の悪いトコを濃縮したソレを見せつけられたから」だと思うのである。が、ソレすらもワタクシに言わせれば「ソレがイヤなら徹底抗戦するか、抗戦できないんだったら出て行けばいい」である。ニッポン人がニッポンに留まらなきゃいけない決まりなんてないし、ぶっちゃけニッポン外の方が選択肢も豊富で自由度も高い。こういうのを見て「老害ガーo(`ω´*)o」って怒るヤツは相当居るっぽいけど、怒るだけで行動しないから老害に舐められるのである。世の中、行動する人間が一番強いのである。
でもまぁ、今の若いヤツがニッポンを捨てられない理由はワタクシにも良く分かるのである。水と安全が実質タダで、治安もトップクラスで、仕事を選り好みしなければ食うに困る事は無いし、忠誠さえ誓えば国や会社や世間が老後まで面倒を見てくれる。多少の理不尽さえ我慢すれば得られるこんな素晴らしい環境を捨てるには、そりゃ相当な覚悟と勇気が必要だからである。だから若者の怒りは口だけのパフォーマンスで終わってしまい、ソレを見抜いてる老害に舐められ続ける。ワタクシは別に老害の味方でも何でもないけど、今の老害と呼ばれてる連中の多くは、戦後の貧困と理不尽を潜り抜けてきているのである。そりゃ若いヤツが覚悟と勇気を示さにゃ、老害にゃ勝てないって話である。
*ホントの事を言っちゃダメ?
そういえば先日、センター試験が実施されたとの事である。何つーか久しぶりに、浪坊時代、大坊時代を思い出してしまったのである(´-`)ワタクシが卒業してから十数年、研修は東京の病院でやったから、ソレ以来母校の大学病院とはご無沙汰だったのであるが、まさか【久しぶりに聞く母校のニュースがコレ】とは思わなかった次第である(´ヘ`;)一つ先に行っておくが、ワタクシは別に”先輩”を庇うつもりなど毛頭無い。上記にもあるように大学病院とはもうご無沙汰→庇う事でワタクシが得する事なんて何一つ無いからである(笑)ただワタクシが思うに、この”先輩”が言ってる事は確かに言い方は悪いのだろうけど、言ってる内容は強ち間違っちゃいないからである。
じゃあ現実的に考えて知的障害者の、しかも重度の人が彼氏作って結婚できる可能性はどんだけあるのかって話である。答えは「限りなくゼロに近い」である。知的障害に限った話ではなく、障害を持ってるってだけで、結婚へのハードルは劇的に上がるモンなのである。現にワタクシも結婚どころか彼女も出来ないし、今後も出来る見込みは無いのである(笑)ただワタクシはソレについて「差別ガー」って声を上げる気は毛頭無いのである。何故なら差別は無くす事は出来ても、違和感は無くせないからである。かくいうワタクシにも健常者に対する違和感はあるのだから、相手だってワタクシに対する違和感はあるであろうから、ワタクシはその違和感を尊重してるのである。
こう書くと「障害者の希望ガー」とかいう人もいるだろうけど、ワタクシは現実主義者である。物凄く小さな希望に縋って辛さをムリヤリ忘れようとする日々を過ごすよりも、辛さを受け入れて現実的かつ具体的に解決できる事を一つずつ解決していった方が良い。他人はどう考えているかは知らないが、ワタクシはそうするべきだと考えてる次第である。だから「社会の理解が進めば差別も無くなって、何時かは振り向いてくれる誰かと結婚できるかも知れない」って考え、ストレスを”理解しない”国や社会にぶつけるよりも、開き直って「一人でも楽しく過ごせればいいや(^▽^)」って考えた方が、余計なストレスをためないで済むのである。だからワタクシは「”先輩”の言ってる事は強ち間違っちゃいない」とするのである。
*戦わなくちゃ現実と
そう、ワタクシは現実主義者だから、所謂「優しい世界」なんてモンはハナッから信じていないのである。だから上記アイドルの一件で「芸能界は理不尽だッ!」って怒ってる人に対しても「芸能界だけじゃなく、世の中は基本的に理不尽だわな(-_-)」とワタクシは言い返す次第である。だから「誰かが正義を執行して芸能界を正してくれる」とか「私達で腐った芸能界を正していこう」なんて事はミジンコほども考えておらず、テレビ消して邦楽聴くの止めて、外国のソレを観聴きするだけの話であり、実際ワタクシはそうしてるのである。世界は広いのに対し人生は余りにも短いんだから、同じトコで留まってストレス貯めるなんてバカバカしいのである。
だから発達障害関係の講演とかでも「理想と希望に縋るのを止めて、現実を認め戦おう」的な事を言うのであるが、どうやらソレ故に嫌われてしまったようである(笑)こう言っちゃアレだけど、人は正しい事を聞きたいのではなく、自分に都合の良い事を聞きたいのである。でもって希望だとか理想だとかいうのは、聞く側にとって大変都合が良い。何故なら自分が傷つく事も無く、責任を負う事も無いからである。でもワタクシは某男気のピッチャーじゃないけど「苦しまずして栄光なし」がこの世の真理だと思うので、敢えて聞きたくない厳しい事を言う次第である。ムダな理想と希望を捨てて、現実を認めて具体的に戦えば、世の中は確実に良くなる。そう信じて止まない今日この頃であった。