アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNDER THE SIGN OF HELL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「改革は悪弊の是正であり、革命は権力の譲渡である」

By エドワード・ジョージ・ブルワー・リットン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


電動ガン革命前夜

 ワタクシが「サバイバルゲーム三大革命」と呼ぶシロモノがあるのである。ソレは「電動ガン」「ホップアップシステム」「バイオBB弾」の3つである。電動ガンはパワーソースを手軽で入手容易にしただけでなく、コードの煩わしさやリアルさの向上に一役買った事。ホップアップは危険なパワーを用いずに弾を飛ばせる事を可能にしたため、ソレがサバゲーの普及に大きな役目を果たした事。バイオBB弾は環境問題にうるさい昨今の情勢において「サバゲーは環境を破壊しない」という認識を広めた事が革命的なのである。3つが3つとも、今やサバゲーを語る上で絶対に欠かせない要素である。当面の間、コレを上回る革命的なアイテムは出ないであろう・・・と思っていたのだが、ひょっとしたら第四の革命になるかも知れないモンが現れたのである:


詳しくは【公式HP(英語)】にあるのだが、要するに今までの電動ガンではモーターとギアとスプリングを用いてピストンを動かし圧縮空気を作っていたのを、電磁石を用いてピストンを動かし圧縮空気を作るようにしたって事である。


 メーカー曰く「耐久性と省電力に優れ、トリガーレスポンスや連射速度も大幅にアップする」んだそうである。まぁ言わんとしてる事は分かる。理論上モーターやギアやスプリングによるメカニカルロスが無くなるんだから、その分だけ省エネやトリガーレスポンス向上に回るという事になるのである。もしコレが全てホントの話だったらどうなるのか。答えは「今までの電動ガンが全て過去のモノになる」であり、エアガン界のパラダイムシフトなのである。が、懸念が無いワケではないのである:

  • 耐久性は兎も角、機械の信頼性はどうなのか
  • ニッポンで合法的に所持できる初速(0.989ジュール以下)を安定して出せるのか
  • カスタマイズの自由度はどのぐらいあるのか

取り敢えずこの3点である。東京マルイのエアガンが大正義になり得たのは、ただ単に射撃性能が高いからだけではないのである。サバゲーで一日通して故障せず使えて、故障しても修理が簡単&パーツも豊富にあって、カスタマイズの幅が非常に広いからである。エアガンに限らずクルマでもスマホでも機械なら何でもそうであるが、安心して使える事が幅広い普及には欠かせないのである。だからコレに関しては、ワタクシも暫くは様子見である。でもこの3つをクリアしたその時、ワタクシ等は電動ガンの革命を目にする事になるであろう。


*ゲーム新時代の到来?

 さてゲーム好きとしては、否が応にでもこの日最大のゲームネタをネタにしないワケにはいかないのである(笑)そう、あの世界中を騒がせた【ポケモンGOがようやくニッポンに上陸した】のである。ワタクシは基本的に引きこもり&ぼっち野郎なんで未だダウンロードはしてないのだが(爆)ワタクシの周囲のロンマニアの方々の何名かは既に虜になってるようなのである(^_^;)SNSを開くと「我が家の近くにポケモン居たぞ」とか「こんなトコにまでポケモン居る」とか、早速そんな話がドンドン舞い込んでくるのである。まぁワタクシも実際にやってみるのが一番良いんだろうけど、上記にもあるようにワタクシは引きこもりでぼっちなんで、仕事でない限り外へは出たくないのである(核爆)




 ただ何つーか、ワタクシ今んトコはコレやってみる予定は当面無い次第である。引きこもりのぼっちである事もそうだけど(笑)一番の理由は「ワタクシにはポケモン属性が無い」なのである。何せスーパーファミコン以来任天堂のハードは据え置き携帯機共に所有した事が無い→つまりポケモンから遠いトコに居たのである。過去にも度々「任天堂のハード買ってマリオやゼルダポケモンやりたいな」とは思ったのであるが、ソレ以外にやりたいゲームが無かったため、結局今の今まで買わずじまいなのである(^_^;)あとココ数年のワタクシの志向は洋ゲーに移行してしまったため、益々以って殆ど和ゲーしかない任天堂ハードには興味を失ってしまってるのである。


 だから何ちゅーか、ハードをスマホに移行させた任天堂の決断は、ある意味大英断だったとワタクシは思うのである。拡張現実(以後AR)を用いた初めての本格的なゲームの登場に加え、スマホが普及した事によるハードの制限を超えたソフトの普及。ワタクシはコレが、今後のゲーム業界の変化のカギになると考えてる次第である。つまり分かり易く言えば、今がゲームのパラダイムシフトなのかも知れないのである。以前に何処かで「未来のゲームはハードが存在せず、クラウドでソフトを楽しむようになる」という事を書いた記事を見たのだが、コレが正にソレなのである。クラウド化とAR、和洋問わずこの2つを制するトコが今後のゲーム業界の覇権を握る、そんな希ガスのである。


*新世界へようこそ

 だから何ちゅーか、このポケモンGOというゲームの魅力が何となく分かった希ガスのである、1つ目は「ARによる新世界の体験」である。2次元と3次元の壁が曖昧になる、未だかつて体験した事無いソレが、人々の心を奪ってるのである。良い悪いは別として、ホントに新しいモンは人々の関心を呼ぶモンであり、ソレが基本無料で手に入るのなら尚更である。2つめは「想像力を掻き立てる」である。どうやって目的のポケモンをゲットするか、ゲットするためには何処へ行けばいいか、ソコへ行くには何をどうすれば良いか等々。クルマだって納車される前にカスタマイズプランを考えるのが楽しいのと同様に(笑)そうやってポケモンをゲットする過程が楽しい事は想像に難くないのである。


 あともう一つあるとしたら「ARによる新たなビジネスチャンスの創造」である。頭の良い人ならば、コレがヒットした時点で「どうやってカネを儲けるか」の算段を立ててるんじゃないかと思うし、実際そうしてる例も既に見られてるのである。このゲームに関連したビジネスをするも良し、新たにARを活用したゲームを開発するも良し、ゲームじゃない別の何かを開発するも良し。多分世界中の色んな人達が、この新たなビジネスチャンスに想像が果てしなく広がっている事であろうし、今後間違いなくその手のビジネスがタケノコめいて生えてくる筈である。でもビジネスセンスの「ビ」の字も無いワタクシにゃ関係無い事なので(笑)さっさと寝るに限る今日この頃であった。