アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANTICHRIST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「他人は目的として遇し、決して手段と考えてはならない」

By ダグ・ハマーショルド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*2周目突入

 社会人ゲーマーにとってのネックは何か。時間?確かにそうであろう。特にバリバリ働いてる人ほど、ゲームできる時間は少なくなるモンである。だがやっぱ一番は「体力が無い&回復が遅い」だと思うのである。時間があっても、肉体的&精神的にヘロヘロになってる場合が少なくないし、回復も時間がかかる。だからゲームに集中できる時間は、実際に得られる時間よりも更に短いってワケである(^_^;)だからやりたいゲームは山ほどあっても、厳選して順序良く手際よくやらないと、後々積みゲーと化してしまうのである。例えばコレである:

CHAOS;CHILD - PS4

CHAOS;CHILD - PS4

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: MAGES.
  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: Video Game

コレ買って以来、先月でめでたく積みゲー1周年を迎えた次第である(笑)でも当面はやりたいソフトも特に無いし、さぁプレイするぞー(* ̄0 ̄*)ノ・・・と思ったのであるが:


ウィッチャー3 ワイルドハント - PS4

ウィッチャー3 ワイルドハント - PS4

気が付いたらコレの2周目をプレイしていたって話である(笑)直前までやってた【最新DLC】の出来があまりにも良かったので、ついつい1周目で未回収だったイベントやアイテムを収集したくなってきたので、ニューゲーム+モード(所謂”強くてニューゲーム”と呼ばれるソレ)を利用して2周目に突入したってワケである。多分11月の【グランツーリスモSPORT】までやりたいモンは出てこないだろうから、2周目が終わり次第、上段のヤツを開始できる・・・と思うが、保証は出来ない次第である(爆)


*手段vs目的

 選挙に勝つとはどういうことか?他の方々はどう考えてるか知らんが、ワタクシの答えは「何かの目的を達成するための手段であり、そのためのスタート地点に立つための儀式である」といったトコである。つまり選挙ってのは「誰を勝たせたいか」ではなく「勝たせた相手に何をさせたいか」なのであり、時と場合によっては自分とは信条が異なる政党からの候補者であっても、やって欲しい事が合うのなら投票する事は大いにアリだとワタクシは考えているのである。そう、今回の東京都知事選の野党統一候補の何が異様かって、この大前提が覆されている事にあるのである:


ワタクシは今まで「コイツ何したいから都知事選に立候補したんだ(´・_・`)」と思ってたのだが、その前提が間違ってたのである。コイツは何かしたいから都知事になるのではなく、都知事選に勝つために立候補したのである。でもって支持するヤツ等も、何かやって欲しい事があるから投票してるんじゃなく、野党を勝たせたいから投票してるのである。つまりコイツと支持者と野党連中にとっては、選挙に勝つその事が目的であり、ゴールなのである。


 だから公約を語る必要もないし、議論をする必要も無いのである。兎に角感じ良く爽やかに勤め、相手にレッテルを貼って議論を封じ込め、サヨクいマスコミを利用してイメージ操作し、野党オールスターで応援して、ネットに疎い未だテレビと新聞しか見ないようなジジババ中心に支持を訴えてるのである。何故なら選挙に勝ちさえすればソレでお終いなんだから、ソコから先は考える必要が無いからである。ソレが何の為って、こういう事である:

都知事選に野党が勝つ

国民が「偉い連中に一泡吹かせられるチャンスかも」って思い始める

勢いに乗って他の選挙でも徐々に勝てるようになる

勝てば更に勢いが強まる

ひょっとしたら衆院解散に追い込めるか、次の国政選挙で勝てるかも知れない

(゚д゚)ウマー

という事だと思うのである。某SNSで支持者と思われるヤツが「安倍政権打倒が東京にとって一番良い政策」と語ってて、野党の連中も「都知事選の焦点は改憲」などと言ってたから、やっぱ連中は国政の為に都政を捨て石にする気マンマンなのである┐( ̄ヘ ̄)┌ワタクシがこの件について憤慨してるのも、正にこの点なのである。


 てゆーか、安倍政権を打倒すれば何がどう良くなるのか、ワタクシにゃサッパリ分からんのである( ̄〜 ̄)例えば「○○して××すればニッポンは良くなる。でもソレを安倍政権がジャマしてるから打倒する」ってのなら分かるのだが。今の野党連中がやってる事って「兎に角あの手この手で揚げ足撮って、安倍政権を打倒する」から先が無いのである。分厚い中間層を復活させる?そのためのマクロ経済政策だとか、世界に通用するような企業や人材を育てるにはどうするんだって話である。ただ単純に円高にしてモノを安くして内需を増やそうとしたって、輸入品も安くなるんだから経済は余計にダメになる。次に政権任せてほしければ、さっさと具体的な対案を出せって話であるo(`ω´*)o


*バック・トゥ・ザ・高度成長期

 ただ安倍総理を辞めさせたい人の気持ちって、何となくだけど分かった希ガスのである。ソレは「昔のやり方に戻せば景気も元に戻るかも」っていう淡い期待である。よーするに辞めさせたい連中は「今までずっと上手く行ってたのに、安倍が余計な事して色々変えたら更に悪くなる」って漫然と思っていて、如何にもニッポン人的な「何も変えなければ何も変わらない筈」って考え方の元「安倍総理を辞めさせて全てをリセットすれば何とかなるかも」って考えてるのである。そう、ようするに、高度成長期〜バブル期の頃のニッポンに戻したいのである。あの時代は色々と問題はあったけど、ソレでも仕事は山ほどあったし、正社員なら老後も安心だったから、何の取り得も無いヤツはソレを期待して時間を巻き戻そうとしてるのである。


 でもソレがムリな話だって事は、以前からワタクシが度々述べた通りである。昔はネットが無かったからこそ100の町で100店の本屋が各々繁盛できてたけど、大型書店とアマゾンと電子書籍が普及した今、どうやって書店100店分の雇用や市場を確保するんだって話である。上記の「何も変えなければ何も変わらない筈」ってのは、世界との距離が未だ大きかったからこそなのである。でも今は世界の方が(相対的に)小さくなっているのである。自分は変わらなくても、周りがドンドン変わっていくから、結局は同じでいられないのである。だから昔に戻りたいんだったら、逆に未来へと目を向けなきゃならんのである。さてコレ以上話すと憤慨が更に酷くなるので(笑)さっさと撤収しようと思う今日この頃であった。