アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ACROBATIC TENEMENT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「音楽はつまるところ、人間心理の根源を表現する芸術です」

By ヘルベルト・フォン・カラヤン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*変える事による不変

 今回は試乗ネタではないので、ソコんトコご安心頂きたいのである(笑)ワタクシが市場に現を抜かしてる間、世間では衆院選挙というビッグイベントが催される模様である。案の定、野党連中が「反安倍ガー」で盛り上がってるが、ソレで盛り上がるという事は結果はもう見えたも当然である┐(´∀`)┌例えばコレが「○○により××して△△する。その為に安倍政権を終わらせなきゃならない」ってのなら話を聞いてやらん事は無いが、ソレが無いんだから話にならんのである。何故「安倍政権打倒」が目的もナシにスローガンになるかって、答えは実に簡単である。ニッポン人は社会システムを変えたくないからである。以前ワタクシが言った「ニッポン人は新製品は好きだけど真に新しいモンは嫌い」という言葉が、こと政治にも当てはまるのである。



 よーするに「今まで上手くやって来たけど急に上手く行かなくなったのはリーダー及び運営者が悪いから、リーダー及び運営者を変えればまた上手く行くようになる」っていう考えがあるから「じゃあ安倍政権を終わらせれば、また景気が良くなるかも知れない」っていう国民の期待を揺さぶる事が目的なのであって、根幹的なモンを置き換えるという発想には至らないのである。音楽に例えると「どうすればCDをより買い易くなるか、より安くなるか」って事に対する期待は大きいけど、でも「もうCDは古い。コレからはダウンロード販売とストリーミングだッ!」って言われると「モノを買ったという充実感ガー、棚に並べて眺める楽しみガー」って言って難色を示したのと同じである(笑)


*やっぱ音楽はストリーミング

 話は変わって、当初は「ストリーミングで定額聴き放題ならスマホの容量が足らなくてヤバい」と思ってたApple Musicだけど、実は思ったより増えてなかったのである(笑)ちゅーのも曲が増えれば増える程、聴き込むための時間が少なくなるからである。ワタクシはどちらかというと聞き流すよりも聴き込む方なので、数が増え過ぎると聴き込みが追い付かなくなるからである(^_^;)とは言っても聴くモンはシッカリ聴いてるので、最近聴いたヤツをいくつか紹介したいと思うのである:

ザ・ディサチュレーティング・セヴン

ザ・ディサチュレーティング・セヴン

プライマスの新作である。CDで買っても良かったのであるが、やっぱストリーミングでゲットした方が圧倒的に便利なのである。コレは偶々ニッポン盤がCDで出てたけど、マイナーなモンやマニアックなモンは国内盤が無いだけなら兎も角、輸入盤ですらも手に入り難い事がザラだったりするのである。そんな時、やっぱストリーミングは便利なのである。


ヘヴン・アップサイド・ダウン

ヘヴン・アップサイド・ダウン

マリリン・マンソンの新作である。コレもCDで出てたんだけど、やっぱストリーミングでゲットした次第である。まぁ何ちゅーか「何時も通りのマンソンだった」ちゅーのが正直な感想である。流石に90年代後半のあの禍々しくダイナミックな音楽や演出を期待するのは、ロック全体が下火の今&48歳のマンソンに期待するのは酷ってモンである(笑)


SHIORI(通常盤)

SHIORI(通常盤)

百火撩乱

百火撩乱

ロックばっかじゃ頭が悪くなるので、時々こうやってフツーの音楽を聴く事も大事である(笑)流石にマニアックなモンまでは網羅してないが、意外とアニソン系もソレなりに充実してるから、ソレなりに楽しめちゃったりするのである。今まで聴いた事無かったジャンルのソレも、リスクを考える事無く気軽に楽しめる。だからストリーミングは面白いのである。


*その他雑音諸々

 まぁこういっちゃ何だけど、やっぱ基本的にニッポン人は音楽が好きじゃないんじゃないかなとワタクシは思うのである。確かに充実感や質感には乏しいかも知れないけど、定額でいくらでも聴き放題、何千曲何万曲とストックできる、費用を殆ど気にする事無く色々なジャンルを聴き込めるというメリットが圧倒的に上回ってるとワタクシは思うし、だからこそ今の音楽の主流になっているのである。でもニッポンで主流にならず、未だにCDが主流って事は、ソコから導き出される結論としては「CDの嵩張りや持ち運びの不便さが問題になるレベルで音楽を聴き込んでいない人の方が多いから」である。ワタクシの場合、アルバムだけでももう1000枚は超えているため、とてもじゃないがCDオンリーじゃ所有し切れないのである(^_^;)


 最新のメジャーなアルバムも勿論ゲットするのであるが、ワタクシが好んで聴くのが「カネ出すほどじゃないけど聴いてみたいアルバム」「古くてCDじゃ中々手に入らないようなレベルのアルバム」なのである(笑)例えばこんな感じにである:





ワタクシが「カネ出すほどじゃないけど聴いてみたい」って言った理由、十分お分かり頂けたと思うのである(笑)こういうジャンク音楽を聴き漁る楽しみも、またストリーミングの魅力でもあるのである。何はともあれ、やっぱ音楽は何時だって楽しい。その事を再認識した今日この頃であった。