アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「国家最大の損失は人心の田畠の荒れたる事也。其の次は田畠山林の荒れたる事也」

By 二宮尊徳


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*もてぎ本コース攻略法

 家に自走して帰るまでが走行会。コレは先日の終わりに言った事だけど、大事な事なので改めて言い返す次第である。コレがレースとかのガチ競技とかだったら話は別だけど、そうでないのならムチャしてまでタイムを叩き出したり、クルマにムリをさせてまで速く走らせる必要は無いとワタクシは考えているのである。Sオーナー曰く「5周でそのコースでのベストラップを出せなければプロとしてやっていけない」との事であるが、アマチュアならば焦る必要なんぞ何も無いのである。50周かかろうが500周かかろうが、余裕を以ってジックリ考えながらタイムを縮めていけばいいのである。焦る必要は全く無いけど、だからと言ってただ漫然と楽しんで走るだけってのもダメ。ココ重要である。


 さて話は戻って、早速今回走るコースのおさらいである:

もてぎ本コースのレイアウトはこんな感じになっていて、基本的にコーナーの多いコースなのである。最高速度はそんなに出ないけど、兎に角ストップ&ゴーが多いのでブレーキに対する負担が大きいのである。恐らく、ニッポンで一番ブレーキに厳しいコースなのではないであろうか。だからFSWならば5〜6周に一回入れてたクーリングラップも、ココじゃ3〜4周に一回と早めに入れるのである。

コレに書いてあったもてぎ本コースの攻略ポイントであるが、簡単に書くとこんな感じである:

  • 基本的に難しいコースじゃないので、ムチャしなければ大丈夫
  • コーナーも難しいトコは殆ど無い。定常円を意識して曲がればおk
  • 5コーナーからヘアピンにかけては立ち上がりでバックミラーの死角ができ易いので、十分に気を付けて
  • 要注意は1〜2コーナー、3〜4コーナー、S字の脱出。ココで膨らんで縁石踏むと、そのままイン巻きしてクラッシュする事故多
  • もてぎのグラベルは深いので、横方向に突っ込むと横転する可能性アリ。突入してしまう場合は正面から

といったトコである。よーするに「難しくはないけど、だからと言ってムチャは禁物」って事である。特に1〜2コーナー脱出はワタクシも痛い目見てるだけに、用心するに越した事はないのである(_ _|||)繰り返し言うが、家に自走して帰るまでが走行会である。


*荒れた一日

 さてロンマニアの皆様待望(?)の動画タイムである。何せもてぎ本コース自体が3年振り&このクルマでは初めてなんで、少しは緊張した次第である(^_^;)とは言っても筑波1000だって7年振り&MTでは8年振りだったにも関わらずソレなりに走れちゃったのだから、実は然程心配してなかったってのが本音である(笑)しかももてぎ本コースの場合はGT6使って同じコース&同じ車種でのシミュレーションが出来たから尚更である。では早速2本あった走行枠の内、最初の1本目である:

何と走行開始から5分で赤旗中断になってしまったのである(^_^;)一周回ってタイヤの熱入れを終えて「コレからブレーキングポイントを詰めていくぞ〜ヽ(`д´)ノ」って火がついた矢先、いきなり冷や水をぶっかけられたって話である( ´Д`)=3走行再開できたのは走行終了の7分前。当然詰めるモンも詰められず、タイムは2分20秒と自己ベストを下回る結果になってしまったワケである(´・ω・`)


 そう、ワタクシが「走行会ではムチャをするな」と言ってるのはこういう理由からなのである。ムチャしてクラッシュして赤旗が上がると、自分が被害をこうむるだけでなく、他の参加者にも迷惑をかけるからである。時間をカネに替える事は出来ても、その逆は無いのである。だからムリをしないというのは自分の為だけでなく、他人の為でもあるのである。さて話は変わって、今回は何時ものライセンス走行ではなく、走行会である。走行会とライセンス走行の最大の違いは何か?答えは「プロドライバーによる同乗走行がある」という事である:

ぶっちゃけた話、タイムとかラインだとかは余り気にしてなかったのである。だから親方が「もう一回走ろうか?」と聞いた時に、ワタクシは「1回で十分です」と答えたのである。ワタクシが知りたかったのは「プロはどうやってブレーキングして、どうやって荷重をコントロールしながらクルマを曲げるのか」であり、同乗してもらってる間、ワタクシはずっと全身でタイヤの感覚を拾っていたのである。この感覚こそ、コーナリングを極めるにおいて重要だからである。ソレに比べれば、タイムやラインなんてさほど重要じゃないのである。


 でもって車内で親方も言っていたように、今日は兎に角参加台数が多くて、その上もてぎが初めてっぽい人が結構見られたのである。ワタクシはタイムが推定2分25秒以上の速いクラスに居た筈なのであるが、実際に2分25秒以上で走れてたのはワタクシ含め4割ぐらいしか居なかったのである( ̄〜 ̄)台数が多い上に、遅いクルマも多い。だからクリアラップが思うように取れなかったのである。しかも当日は最高気温26℃とかなりの暑さだったので、そりゃタイムも出難いに決まってるのである( ´△`)

何とか頑張ってみたのであるが、タイムは2分17秒。3年前と殆ど変わらずである(-_-;)親方の予想だと「クリアラップと気温とタイヤの状態さえ良ければ12秒は狙えると」あった&コレが今シーズン最後だけに、誠に残念である(´・ω・`)因みにこの2本目にも赤旗が出てしまい、本来の30分の枠が25分に短縮。遅い方のクラスのソレも含め、何と全4本中3本で赤旗が出るという荒れに荒れた1日だったのである(´ヘ`;)


*シーズン最後の走り

 まぁ今日は走るのにピッタリの超快晴だった&コレが実質シーズンの最後って人が少なくなかった&もてぎ本コースが初めてって人が少なくなかったため、結果として荒れに荒れまくった1日になってしまったってワケである(^_^;)ワタクシが知る限りにおいても、一日の中でこんなにも色んな旗が振られる走行会なんて今まで無かったのである。ベスト更新はならなかったけど久々にもてぎを走れたし、課題だったブレーキングでも収穫はソレなりにあったので、まぁ今回は良しとしとく次第である。次にまたもてぎ本コースを走るとしたら、恐らく次のシーズン。つまり今年末ぐらいになるだろうから、ベスト更新は当分の間お預けって事である。ソレまでにドラテクをバッチリ磨き、今度こそベスト更新である(`・ω・´)


 さて、コレで今年のサーキットシーズンは終了・・・じゃないんだよな、コレが(笑)今回の【クラゴン部屋 もてぎフルコース稽古】は【K-1スポーツ走行会もてぎフルコース】の枠を一部借りる事で成り立っていて、その走行会の次回の予定が5月14日の日曜日に筑波2000で開催されるのである。でもってココの走行会は直々に確認した所「オープンカーでも屋根閉めればロールバー無しでもおk」との事で、ワタクシは以前から筑波2000で走りたがっていた。そう、コレが今シーズン最後の走行会になる予定である。筑波2000はホントに久しぶりなんで、今から楽しみである(^-^)まだシーズンはあと一回残ってるけど、今の時点でも今年のシーズンは大成功だったと確信できた今日この頃であった。